6面・7面[ごみを出さない暮らしを目指しましょう!] ◎目指せごみゼロ 市民のページ知恵袋 Part40 ごみ減量推進市民会議が企画・編集したコーナーです。 ごみ減量推進市民会議とは、「日野市ごみゼロプラン」を実行に移していく会議で、市民で構成されています。 ごみを出さない暮らしを目指しましょう! ■世界共通の目標に向けて、さらなるごみ減量に努めましょう! ▼地球温暖化の防止 地球温暖化により異常気象が激化し、大規模な森林火災や干ばつ、水害などが頻発しています。 焼却するごみを減らし、地球温暖化を進行させる二酸化炭素(CO2)の発生を抑えましょう。 ▼海のプラスチック汚染防止 世界中の海がプラスチックごみによって汚染され、海洋生物の生存を脅かしています。 プラスチックごみそのものを減らすとともに、陸地の散乱ごみをなくし、プラスチックごみの海への流出を防止しましょう。 ▼食品ロスの削減 世界では食糧不足のため9人に1人が栄養不足の状態にある一方で、生産された食品の3分の1が廃棄されています。 日本では、本来食べられるのに捨てられている食品ロスとして1人1日当たり132g(お茶わん1杯分のご飯に相当)を捨てています。 もったいないにこだわり、食品ロスを減らしましょう。 ▼資源の有効活用 有限な天然資源の持続的な利用を可能とするため、 使用済みの資源はごみにしないで再利用(循環利用)することにより資源を最大限に活用しましょう。 ■焼却ごみの削減は必須です! 日野市クリーンセンターにある新可燃ごみ処理施設は、周辺の方々のご理解とご協力により運営をしています。 SDGs未来都市として持続可能な循環型社会を形成していくために、焼却ごみをゼロに近づけていく必要があります。 今から焼却ごみをこまめに減らしていかなければなりません。 ■ごみ減量は5つのRで (1)ごみになるものを持ち込まない(発生回避)リフューズRefuse ・マイバッグを持参し、レジ袋は断る ・ペットボトル入り飲料はなるべく買わない ・使い捨てプラスチック製品(食器、スプーン、ストローなど)は使わない (2)出るごみを減らす(発生抑制)リデュースReduce ・「3切り」(使い切り、食べ切り、水切り)を実行し、生ごみをなるべく出さない ・生ごみを庭や畑に深く埋める ・生ごみをダンボールコンポストなどでたい肥にし、そのたい肥で野菜や花を栽培する ・ばら売りや簡易包装、詰め替え用パックを選ぶ ・長く使い続ける (3)何度も使う(再使用)リユースReuse ・リユースショップやフリーマーケット、ネットオークションなどを利用する ・イベントではリユース食器やマイ食器を使用する (4)販売店へ返す「容器包装お返し大作戦」(返却)リターンReturn ・ペットボトル、トレー、紙パック、飲料缶などはお店の回収ボックスに返す ・新聞、折込チラシは新聞販売店の回収に出す (5)資源物はごみにしないで、有効活用する(再生利用)リサイクルRecycle 新聞・折込チラシ→再生…新聞用紙、印刷・情報用紙、板紙(ボール紙) 雑誌・雑紙→再生…板紙(ボール紙)、段ボール、印刷・情報用紙 段ボール→再生…段ボール、紙筒 紙パック→再生…トイレットペーパー、ティッシュペーパー、板紙(ボール紙) 古着・古布類→再生…中古衣料(輸出)、反毛、ウエス(工業用雑巾) ペットボトル→再生…繊維製品、ペットボトル、プラスチック製品 プラスチック類→再生…プラスチック製品、高炉・コークス炉原料、ガス化(化学工業原料) かん→再生…アルミ:かん、自動車部品/スチール:かん、鉄筋・鉄骨 びん→再生…びん、舗装材、グラスウール断熱材 小型家電・金属類→再生…各種金属材料 可燃ごみや不燃ごみを出す前に、資源物が混入していないか点検しましょう!