◎ウクライナのクリスマス ID:1013112 [お問い合わせ]市長公室広報担当(電話番号042・514・8092) 市は6月にウクライナのホストタウンに登録され、 東京2020オリンピック競技大会に向けたウクライナ空手競技チームの2019年事前キャンプの受け入れや文化交流を実施してきました。 広報今号では、ウクライナのクリスマスの過ごし方を紹介します。 日本ではクリスマスといえば12月25日で、 大切な人とディナーに出かけたり、イルミネーションを見たりして過ごされる方も多いかと思います。 今号で紹介するウクライナのクリスマスは、12月25日と1月7日の2回あり、どちらも国民の祝日です。 12月25日はカトリック教会など、1月7日は正教会などのクリスマスとなっていて、 なぜ2週間の差があるのかというと、カトリック教会は日本でも用いられているグレゴリオ暦、正教会はユリウス暦を用いており、 暦の違いがあるため、ウクライナでは2回クリスマスがあります。 ウクライナのクリスマスは、ケーキもプレゼントもありません。 クリスマスは家族で祝う大切な祭りで、 キリストが生まれたサインとされる一番星を見てからみんなで食卓を囲み、ディナーを楽しみます。 クリスマスイブのディナーのメニューは、12人の使徒を代表した12種類の魚料理と野菜を使った料理となっており、 断食の時期と重なるため、肉料理は一切食べません。 肉を使用しないボルシチやキャベツロール、 マッシュポテトやチーズなどを入れたウクライナの餃子と呼ばれるバレニキ、ビーツサラダなどが食卓に並びます。 また、クリスマスだけの特別なデザートには、小麦やドライフルーツ、ポピーシード、蜂蜜などを使ったクチャを食べます。 さらにウズバールというドライフルーツを水に入れて沸かした飲み物を必ず飲み、アルコールは飲みません。 ウクライナでは、ウクライナ語でコリャドカと呼ばれるクリスマスキャロルを歌う習慣があります。 クリスマスの前日に、伝統衣装や動物の格好をした子どもたちが近所の家を回ってクリスマスキャロルを歌い、クリスマスを祝います。 また、ウクライナの人々にはゴッドファーザー、ゴッドマザーがいて、 子どもたちは毎年クリスマスの前日にクチャと、ろうそくを立てたカラーチというパンを持って会いに行く習慣があります。 ゴッドファーザー、ゴッドマザーには友人か親戚が選ばれ、両親に何かあったとき、両親の役割を担う特別な存在となっています。 ウクライナのクリスマスは、みんなで祝い、家族の絆を深める大切な行事の一つとなっています。 《写真》 写真左:クリスマスキャロルを歌う子どもたち 写真右上:クリスマスイブのディナー 写真右下:クチャ(いずれもウクライナ大使館提供) 《写真》 ▲ウクライナの首都キエフのクリスマスツリー(写真提供:ウクライナ大使館) ●ウクライナ語のあいさつを紹介 Добрий день!(ドーブルィ・デーニ)こんにちは! Дякую(ヂャークユ)ありがとう Ласкаво просимо!(ラスカーヴォ・プロースィモ)ようこそ! ◎日野市の人口 令和元年11月1日現在 ID:1004620 人口…186,356人(+71) 男…93,399人(+26) 女…92,957人(+45) 世帯…89,616世帯(+87) ※()内は前月比 人口増減の内訳(10月) 出生…117人 死亡…143人 自然増減…-26人 転入…746人 転出…642人 その他…-7人 社会増減…+97 ◎広報ひの第1461号 令和元年 2019年12月15日 ■毎月1日・15日発行 ■発行/日野市/法人番号1000020132128 ■編集/企画部市長公室 郵便番号191の8686東京都日野市神明1丁目12番地の1/(代表電話番号042・585・1111)/FAX042・581・2516 ホームページhttp://www.city.hino.lg.jp//メールsoudan@city.hino.lg.jp ■配布/日野市新聞組合(電話番号042・514・8171※10時0分~17時0分/FAX042・514・8099)