◎合理的配慮を考えてみよう! 障害のある人が生活の中で感じる不自由は、社会に存在するさまざまなバリアー(障壁)に直面した際に起こるものです。 合理的配慮とは、障害のある人の権利や利益を侵害することとならないよう、個々の状況に応じて解決するための調整を行うことです。 対等な立場で話し合いを通じて、柔軟な対応をすることが大切です。 困っている人がいたら声を掛けましょう ●建物の出入口で つえや車いすを使用していて、手動の扉を開けられない人に対して扉の開閉を手伝ったり、 本人の希望を聞いて目的地まで案内しましょう。 ●受付・窓口で 障害の特性に応じ、書類にルビをふる、分かりやすい言葉に置きかえて説明するなどの対応をしましょう。 ●コミュニケーションで 聴覚障害の人と筆談や手話でコミュニケーションをとるなど、障害の特性に応じて意思疎通をはかりましょう。 ●お店や図書館で 高い所に置かれた本や品物を取って渡したり、障害のある人が取りやすいよう配慮しましょう。 ※あくまで事例であり、合理的配慮の内容は個々の場面で変わり得るものです