SDGsシリーズ(1) SDGs(エス・ディー・ジーズ)って何だろう? 持続できる社会の実現と日野市での取り組み ID:1012038 [お問い合わせ]企画経営課(電話番号042・514・8038) 最近、「SDGs(エス・ディー・ジーズ)」という言葉を耳にしませんか。 ビジネスや学校教育現場では、SDGsが盛んに取り上げられるようになっています。 その理由として、気温の上昇や食料の大量廃棄といった身近で複雑な問題への対応が私たちに求められていることが挙げられます。 将来世代にバトンを渡すために、私たちは何ができるのでしょうか。 広報ひの今号から、SDGsの解説を不定期で連載していきます。 持続可能な開発目標(SDGs)とは SDGs(Sustainable Development Goals:エス・ディー・ジーズ)とは、 「2030年までに私たちの社会をより良いものにしていくための行動計画」として、 2015年9月の国連サミットで採択された17の国際目標(右図)です。 《図あり》 ◆私たちとどう関わるの? SDGsは、発展途上国の支援や援助だけを目的としたものではなく、私たちの身近な地域とつながっています。 例えば… 目標2に取り組むことが、目標11、目標12のような複数の目標とも関わります 目標2…飢餓をゼロに 地域の農業の持続可能性、地域での健康な食の生産、地域食料自給率 《イラスト》 「食料を生産する農地にも関係」 目標11…住み続けられるまちづくりを 防災拠点、緑のまちづくり、空き地・空き家の活用 《イラスト》 「農地や緑地があることによる住みやすさ」 目標12…つくる責任、つかう責任 有機栽培食材の購入、野菜の作られる過程への関心 《イラスト》 「自分や家族が食べる野菜がどのように作られているのか」 ◆最も重要な目標「パートナーシップで目標を達成しよう」 大きな目標を実現していくためには、私たち一人ひとりが普段からどのような行動をするかが重要です。 近年、極小サイズのプラスチックが河川・海の水生生物に影響を与える問題が注目されていますが、 市においても「第二次ごみ改革」として、プラスチックを含むごみをできるだけ排出しないための取り組みを強化していきます。 SDGsの17の目標の実現には、一つの目標だけを見るのではなく、それ以外の目標への影響や互いのバランスを考えることが重要です。 市は、多くの分野や関係者(ステークホルダー)との連携が重要と考え、 今後も市民・企業・教育機関など、さまざまな方と連携する機会を増やしていきます。 市内で始まっているさまざまな取り組みをご紹介します 《写真》 SDGsとビジネスの関係を考える「SDGsビジネス入門セミナー」が行われました 《写真》 SDGsビジネス入門セミナーをきっかけに、市内の都立日野台高校では、SDGsをテーマとした「探求学習」が行われています