◎日野市まちづくりマスタープランの改訂について ID:1011708 [お問い合わせ]都市計画課(電話番号042・514・8354) 新しいまちづくりの羅針盤ができました 平成15年策定の日野市まちづくりマスタープラン(以下、マスタープラン)をもとに着実にまちづくりを進めてきました。 その良い面を継承し、顕在化してきた人口減少や少子高齢化などの課題に対応する新たな視点を加えるため、 平成31年4月にマスタープランを改訂しました。 今後20年間における日野市のまちづくりは、まちづくりの羅針盤となるこのマスタープランに基づいて進められていきます。 ■マスタープランの内容 ▼序章 日野市の現状、これまでのまちづくりの成果、今後の社会情勢などの変化、 これからのまちづくりにおける課題と改訂方針について記述しています。 ▼第一部…日野のグランドデザイン ここでは、少なくとも5年、10年では変わらない日野のまちづくりの基本理念と、日野市の将来のまちのイメージを描いています。 ▼第二部…都市計画マスタープラン ●全体構想 日野市全体の土地・建物利用のルールとして「土地利用構想」と、 分野別にまちづくりの施策を提案する「まちづくり基本計画」などを定めています。 ●地域別構想 日野市を8つの地域に区分し、地域の暮らし方の目標を定め、 その暮らしを実現するためのまちづくりの方針とその取り組みを示しています。 ▼第三部…今後の課題 第一部、第二部で示したマスタープランの実現に向けて、諸制度の整理、他の計画との関係、 推進体制やまちづくりの進め方などを示しています。 ■マスタープランの改訂方針 社会経済情勢や都市を取り巻く環境の変化によって生じる新たな課題に対応するために、 以下のようなまちづくりの方針を加え、あるいは強化し、必要とされる新たなまちづくりの施策や仕組みなどを重点的に検討しました。 ●高齢者 高齢者が元気に暮らせる地域を作る 高齢者が元気に、自分らしい暮らしができるよう、地域の包括的な支援やサービスを提供できる体制を整えます。 [具体例]地域包括ケアシステムとの連携 ●子ども子育て 子ども・子育て世代の多様性のある生活環境を整える 多様な年齢層が、多様な働き方やライフステージに合わせた暮らし方を選択できるような、地域づくりを目指します。 [具体例]多世代居住や新しい居住環境の推進の検討 ●防災 地域を知り地域の防災力を向上する 都市基盤の整備を進めるとともに、自助・互助による各地域での自主的な防災体制の確立を進めていきます。 [具体例]災害に警戒を要する区域の周知 ●水と緑 価値を再確認しまちづくりに活かす 新たな制度を適切に活用しながら、水と緑、農地に関わる多様な主体と、保全・維持管理・利活用などについて検討します。 [具体例]特定生産緑地の指定 ●交通 地域のニーズに応じて新しい交通網を作る 公共交通網の充実を図り、新たな交通システムの検討を行い、誰もが無理なく外出し移動できる環境を整えます。 [具体例]新たな交通システムの導入検討 ●産業 市の活力となる産業を活かす 事業者や大学、民間団体、地域住民など多様な主体による連携を深め、日野の活力向上に共に取り組んでいきます。 [具体例]多様な主体が連携する共創の場づくり ■お知らせ これらの考え方を盛り込んだ 日野市まちづくりマスタープランに関する説明会を実施します ID:1012073 今回改訂したマスタープランに関する説明会を、7月から8月にかけて中学校区域ごとに実施します。 日時や場所などの詳細は、広報ひの7月15日号に掲載しますので、参加を希望する方は、内容を確認の上、お申し込みください。 本文は市ホームページからダウンロードまたは図書館で見ることができます。