3面のつづき ▼公共施設等総合管理計画の具体化に向けた個別計画案検討 ▼国民健康保険赤字解消計画の実行 ▼市立病院経営健全化の推進 ■平成31年度予算の基本的考え方 本年1月の内閣府月例経済報告によると、景気は緩やかに回復しているとされております。 本市の平成31年度の市税収入も、個人市民税を中心に増収を見込んでおりますが、 今後、法人市民税については税制改正による減収も見込まれるなど、楽観できる状況ではないと受け止めております。 一方、歳出面では、保育園の定員拡大や高齢化の進展に伴う社会保障関連経費の増加に加えて、 老朽化した大規模公共施設の整備に引き続き取り組む必要があります。 このため、平成31年度予算は、新規経費の重点化および平準化と経常経費の見直しを進め、 「第5次基本構想・基本計画(2020プラン)後期基本計画」と「まち・ひと・しごと創生総合戦略」による施策・事業を中心に、 限られた財源を重点的かつ効果的に配分することを基本に編成いたしました。 ◆平成31年度予算の概要 ID:1011333・1011334 [お問い合わせ]財政課(電話番号042・514・8076) ■一般会計:688億円(前年度比5.8%増) 【歳出】 ・扶助費は保育所の定員拡大や高齢化の進展などから増加 ・普通建設事業費は本庁舎の免震改修工事やプラスチック類資源化施設建設工事の進捗、 その他老朽化した大規模公共施設の整備などから増加 《円グラフ》 一般会計 歳出 688億円 扶助費 社会保障に要する費用 203億4,392万円 29.6% 物件費 臨時職員の賃金や委託料など 105億9,399万円 15.4% 人件費 職員給与や市長、市議会議員の報酬など 104億1,664万円 15.1% 繰出金 特別会計に渡すお金 90億3,620万円 13.1% 普通建設事業費 道路、公共施設整備のための経費など 73億4,216万円 10.7% 補助費など 各種団体への補助金など 71億4,817万円 10.4% 公債費 借金の返済と利子の支払い 29億1,021万円 4.2% その他 維持補修費・予備費など 10億871万円 1.5% 【歳入】 ・市税は個人市民税を中心に増収の見込み ・前年度に引き続き、普通交付税の交付団体となる見通し ・普通建設事業費や扶助費の増加に伴い国都支出金や繰入金、市債が増加 《円グラフ》 一般会計 歳入 688億円 市税 308億1,868万円 44.8% 国庫支出金 113億4,158万円 16.5% 都支出金 93億7,602万円 13.6% 市債 45億5,790万円 6.6% 繰入金 41億3,378万円 6.0% 地方消費税交付金 31億2,900万円 4.6% 使用料および手数料 13億5,623万円 2.0% 諸収入 12億5,772万円 1.8% 地方交付税 8億円 1.2% ■特別会計:531億4,375万円(前年度比0.0%) 【介護保険特別会計】 特別養護老人ホームの開設や高齢化の進展による保険給付費の増加などから、前年度比6億2,720万円の増 【国民健康保険特別会計】 被保険者の減少などから、前年度比4億3,537万円の減