◎世代を超えてごみ減量を!!−ごみゼロ社会を目指す環境学習−  平成12年の「ごみ改革」で大幅に減った日野市のごみ。その後、少しずつ増加傾向でしたが、平成16年度はごみ・資源物ともに減少し、13年度よりも少なくなりました(右図参照)。ごみ・資源物両方の発生を抑える取り組みが、市民の皆さんに広がってきたようです。市では、こうした皆さんのごみ減量への取り組みについて次世代を担うお子さんが引き継いでほしいという願いを持って、小・中学生などを対象とした環境学習に力を入れています。  広報今号では、環境学習についての取り組みを紹介します。 ==平成16年度ごみが減りました ==ごみ情報誌「エコー(15号)」のデザインを実践女子短大の学生がボランティアで  昨年末に発行したごみ情報誌「エコー15号」は、出版印刷と情報について学んでいる学生31人が、ごみについて勉強しながらボランティアでデザインしてくれたものです。今年度の「エコー」編集にもすでに携わり、「マイバッグ運動」にも参加、啓発に若い世代の感覚を取り込んでいきます。  このほか、文化スポーツ課で実施している「ひの21世紀みらい塾」への講師派遣や、日の出町にある最終処分場への見学案内等を通して、幅広い世代への環境学習を行っています。お気軽にお申し込みください。 ==ごみ・資源物の分け方ガイド」作成しました  ごみの分別に困ったときのための「辞書」となる「ごみ・資源物の分け方ガイド」を、日野市消費者運動連絡会の協力のもと作成しました。市役所1階市民窓口課・市民相談窓口、七生支所、豊田駅連絡所、生活・保健センター、クリーンセンター、各図書館で配布しています。自治会などでまとまった数が必要な場合は、ごみゼロ推進課にご連絡ください。 ==「マイバッグ運動」成果を発表〜7月30日(土)にシンポジウム  平成15年から2年間にわたって、市民の皆さんと行ってきたマイバッグ運動の成果を発表するシンポジウムを7月30日(土)に開催します。会場などの詳細は、後日お知らせします。 ==「あと9年ぐらいでうめたて場はいっぱいになる」  夢が丘小の4年生が製作した手作りの新聞。現状のままごみを埋め立て続けるとあと9年で最終処分場が満杯になってしまうことや、ペットボトルの正しい出し方など、クリーンセンター見学で学んだことを読者に伝えようとしています。ごみ処理施設内内部のイラストもよく描けています。 ==クリーンセンター見学と出前授業で理解度アップ!−夢が丘小−  毎年春と秋、クリーンセンターには市内の小学4年生を中心に、たくさんのお子さんが見学に訪れます。ごみ収集からその最終処分までを紹介したビデオを見たあと、可燃ごみが焼却されるまで貯めている場所を見学して、ごみの多さを体感するほか、ペットボトル処理施設での手作業を目の当たりにして出し方のルールの遵守を学んでいます。また、見学から数週間後には市職員が学校を訪問し、復習の機会を設けています。  4月28日に見学に訪れた夢が丘小4年生は、学んだ成果を手作りの新聞やポスター製作で表現しました。資源物の正しい出し方や最終処分場の現状をよく理解してくれました。 ==「拾うこと自体が呼びかけになります」学校周辺をごみ拾い−一中と三沢中−  3月7日、一中の生徒会・美化委員会の呼び掛けで、生徒が学校周辺や多摩川河川敷の清掃活動を行いました。参加した生徒は、たばこの吸い殻の多さや、河川敷に捨てられた粗大ごみにあぜんとしたり驚いたり。拾ったペットボトルを学校に持ち帰って、、ゆすいで資源物として出すなど、活発に活動していました。  三沢中の2年生(現3年生)は、昨年の1年間を通して「三沢の町をきれいにしよう」というテーマに取り組み、ごみ拾いやごみに対する意識調査を地域住民に実施するなど、熱心な活動を展開。3月に発行したごみ情報誌「エコー16号」で市民の皆さんにご紹介しました。参加した生徒の「拾うこと自体が呼びかけになります」という言葉に勇気づけられる思いです。同校では、今年度もごみ拾いを継続しています。 【問合せ先】ごみゼロ推進課(電話:581・0444) ◎ご存じですか?日野市シルバー人材センター 1千600人の経験・知識をご活用ください!  日野市シルバー人材センターは、現役を退いたけれど、元気で就業できる方で組織しています。会員は、いままでの人生で培ったさまざまな資格や技能、経験、知識と働く意欲を兼ね備えています。ご家庭や企業、地域社会のために、ぜひご活用ください。  仕事のご依頼やお問い合わせはまずはお電話で。現場に伺いお見積もりします。掲載していない仕事も多数ありますので、ご相談ください。 [事務分野]  経理事務、伝票書類整理、一般事務、パソコン入力、ホームページ作成・運用など [技術・技能分野]  植木手入れ、襖・障子張り替え、網戸張り替え、営繕工事、毛筆賞状書き、車による送迎など [作業分野]  アパート・マンション清掃、草取り・草刈り、袋詰め・包装、ラベル張りなど [管理分野]  施設管理、倉庫管理・検品、駐車(輪)場管理、マンション管理など [教室事業]  パソコン教室、絵画教室、コーラス教室、着付け教室、山野草・盆栽講座 [販売・サービス事業]  手芸品販売、出張着付けサービス、和洋服直し、リサイクル家具引き取り・販売、ミニ盆栽・山野草販売、刃物とぎ、家事援助など [会員募集中]  市内在住の60歳以上(女性は55歳)の方で働く意欲のある方が入会できます。ご自分の持っている経験や知識を地域社会のために役立てたいと考えている方の入会をお待ちしていますので、入会説明会にお越しください。日程は、「広報ひの」毎月1日号でご案内しています。 【申込み・問合せ先】日野市シルバー人材センター(日野本町2の4の7電話:581・8171) ◎市からのお知らせ〜リサイクル〜 ■「生ごみ堆肥(たいひ)化容器」購入希望者に補助金  市では、ごみ減量とリサイクルを進めるため、生ごみ処理器の購入に補助をしています。金額は処理器の種類により2〜3千円で、購入前に申請が必要です。  容器を地中に埋めるものなど、いくつかの種類があり、パンフレットが市役所1階ロビー、七生支所、豊田駅連絡所、クリーンセンターに置いてあります。申込方法等、詳細はパンフレットをご覧になるか、問い合わせを。 【問合せ先】ごみゼロ推進課(電話:581・0444) ■中身の残っているスプレー缶・使い捨てライターは出さないで  最近、ごみ収集車やクリーンセンター内の不燃ごみ破砕処理施設で、使い切っていないヘアスプレーやガスボンベ、使い捨てライター等が原因と思われる爆発事故が頻繁に起きています。大変危険ですので、必ず中身を使い切ってから不燃ごみとして出してください。 【問合せ先】ごみゼロ推進課(電話:581・0444) ■剪定(せんてい)枝の拠点収集(7月)  剪定枝は左表の拠点へ持ち込むことが出来ます。収集拠点は多くの方が利用する場所です。前日や早すぎる時間の持ち込みは迷惑となりますので、必ず時間内にお持ちください。拠点収集は1束の長さ2メートル以内、1本の枝の太さは5センチ以内です。事業所で出たものは受け付けません。  なお、クリーンセンターに直接持ち込む場合は有料です。 ※収集拠点の地図等、詳細は「ごみ・資源分別カレンダー」の22ページを、戸別収集については15ページをご覧ください |午前9時〜11時|     |午後1時30分〜3時30分 ============================= |四ツ谷下東公園 |07日(木)|多摩平第1公園 |御嶽上公園   |08日(金)|高幡不動駅北第4駐輪場入口 |旭が丘中央公園 |13日(水)|リサイクル事務所 |てっぺん山公園 |14日(木)|さかい公園 |日野中央公園  |19日(火)|ハケ下公園 |駒形公園    |20日(水)|鳥と緑の国際センター |落川公園    |21日(木)|日野台公園 |新坂下公園   |25日(月)|黒川地域広場 |通称:たぬき公園|26日(火)|沢田公園 |さいかちぜき公園|27日(水)|まつばやし地区広場 【問合せ先】ごみゼロ推進課(電話:581・0444)