◎広域連携サミット「多摩地域9市の100万市民がスクラム」マイバッグでごみ減量! ==日野市の「マイバッグ運動」==  市では、これまでマイバッグを持参することでレジ袋を断る「マイバッグ運動」を推進してきました。これは、使い捨ての象徴であるレジ袋の削減と、ごみになるものを家庭に持ち込まない発生抑制へのきっかけとすることを目的としています。  市と市民で構成する「ごみ減量推進市民会議」が中心となって、毎月5日を市内一斉の「マイバッグデー」と定め、スーパー13店舗の店頭でマイバッグ持参を呼びかけるキャンペーンを平成15年7月から2年間にわたって行ってきました。  この活動には、100人を越える市民ボランティアの皆さんのご協力をいただきました。この間、マイバッグ持参率は上昇しましたが、次第に頭打ちの傾向となっています。市で行ったアンケートの結果では、買い物にマイバッグを持って行こうと思っている人は9割に達していますが、実際に持参している人はその半分以下です。  そのため、次のステップとして、事業者に対してレジ袋の有料化を視野に入れた話し合いをもち、協議を重ねてきました。  また、マイバッグ運動の活動2年間の締めくくりとして、去る7月30日に「レジ袋有料化に向けて」と題したシンポジウムを開催し、諸外国のレジ袋の状況についての講演と国内での有料化実例の報告を中心に、レジ袋の今後についての有意義な意見交換を行いました。  今年度、国もレジ袋有料化の方針を打ち出しましたが、「ごみ減量推進市民会議」では方法・内容等について実効性のあるものにとの要請を行うとともに、有料化の先行実施を検討中です。  また、10月5日(水)にはマイバッグ持参キャンペーンを実施します。これからも引き続き、買い物時のマイバッグ持参にご協力をお願いします。 ┌─────────────────────────────────┐ |┌───────────────────────────────┐| || マ イ バ ッ グ 持 参 に ご 協 力 く だ さ い || |└───────────────────────────────┘| └─────────────────────────────────┘ ==「広域連携サミット」とは==  多摩地域9市(日野、立川、昭島、小平、国分寺、国立、福生、東大和、武蔵村山)の市長が参加する「広域連携サミット」では、今年度、環境問題への統一的なテーマのもと各市が連携して取り組み、行動するため、「多摩地域9市の100万市民がスクラム、マイバッグでごみ減量!」運動を実施します。  年間約400億枚、風呂おけ約320万杯(石油約6・4億リットル)分の石油を使った計算になるほど大量に作られている「レジ袋」の多くが、「ごみ」として出されている実態を踏まえ、その減量を目指して行います。  サミット第1回は平成16年11月、「広域連携サミットin立川」として開催されました。これは、市民の皆さんの生活圏の多様化や地域経済圏の拡大に伴い、市域を超えた広域的な視点から各市の抱える行政課題に対応することが、市民サービスの向上はもとより、効率的な行政運営に結びつくものとして行ったものです。  このサミットでは、複雑化・多様化する行政課題を解決するため、新たな広域連携の必要性を確認するとともに、今後、環境問題などへの具体的な取り組みや平成17年度に第2回目を立川市で開催することが決定しました。 [問合せ先]企画調整課、ごみゼロ推進課(電話:581・0444)