◎日野の1年、平成17年(2005)を振り返る  平成17年(2005)も残すところあとわずか。皆さんにとって今年は、どのような1年でしたか。  日野市は、市民参画を基本に、環境にやさしい、経営感覚をもった市政を進めてきました。そんな1年を写真と年表で振り返ってみました。 ※写真についてはPDF版をご覧下さい。 ==1月 15日:電話による24時間365日の医療・健康相談を開始 20日:広報ひのが平成16年度東京都広報コンクールで二席を受賞 ==2月 1日:昨年に引き続き、中高年嘱託職員を募集 8日:旭が丘小が「全日本学校関係緑化コンクール」で農林水産大臣賞・日本放送協会会長賞を受賞 ==3月 25日:ひのっ子すくすくプラン(日野市次世代育成支援行動計画)まとまる 26日:「南平西部地区センター」、「みなみだいら児童館ぷらねっと」がオープン 26日:次世代育成型子育てひろば「あかいやね」がオープン 29日:障害者保健福祉ひの5か年プラン(日野市障害者計画)まとまる 31日:健康日野人(ひのびと)スポーツプラン(日野市スポーツ振興計画)まとまる ==4月 1日:市ホームページをリニューアル 2日:「万願寺交流センター」、「ひの児童館万願寺分館」がオープン 2日、3日:スプリングフェスタひのを開催 3日:「日野宿本陣」、「日野図書館」がリニューアルオープン 8日:平日準夜こども応急診療開始 10日:さくらの集いを開催 17日:市長選挙で馬場弘融氏が当選 20日:子育て「みんなのはらっぱ」万願寺がオープン 24日:多摩川・浅川クリーン作戦を実施 29日:日野市郷土資料館がオープン ==5月 7、8日:ひの新選組まつりを開催 7日〜:ひの市民大学はじまる 21日、22日:公民館まつりを開催 23日:子どもの虐待防止対応マニュアルがまとまる 24日:ごみ・資源物の分け方ガイドを発行 28日:合同水防訓練を実施 29日:春の一斉清掃を実施 ==6月 1日:シルバー日野人安心いきいきプラン(高齢者保健福祉計画)まとまる 1日〜:環境月間はじまる 15日:携帯電話版ホームページを開設 ==7月 1日:ミニバス新規路線(平山循環路線)が開通 1日:環境情報センター「かわせみ館」がオープン 19日:戸籍事務を電算化 23日〜30日:平山季重(すえしげ)フェスタを開催 30日、31日:ひのよさこい祭を開催 ==8月 1日:市民行動計画プロジェクト報告書がまとまる 1日〜:平和月間はじまる 4日:「しごとサポートひの」(高年齢者無料職業紹介所)がオープン 20日、21日:ひのアートフェスティバルを開催 28日:日野市総合防災訓練を実施 ==9月 1日:交通バリアフリー基本構想公表 1日:民間建築物に関するアスベストの相談窓口を開設 2日:敬老大会を開催 23日〜:巽聖歌(たつみせいか)生誕百年記念展を開催 24日〜:日野市民文化祭はじまる ==10月 1日:ドッグランがオープン 1日:乳幼児医療費が就学前まで無料に 1日〜:環境月間はじまる 3日:市民窓口課で資産税証明書・国民健康保険証(転入時など)、七生支所で保険証の発行を開始 5日:市民会館開館20周年記念事業ひの薪(たきぎ)能〜鞍馬天狗を開催 10日:日野市民スポーツ・レクリエーションフェスティバルを開催 14日:「くらしと行政」総合市民相談を実施 16日:日野市こどもまつり2005を開催 28日:多摩平の森(旧多摩平団地)が財団法人都市緑化基金主催の「緑の都市賞」を受賞 30日:健康フェア&くらしのフェスタを開催 30日:手をつなごうin万願寺を開催 ==11月 1日:日野市の人口が17万人を超える 3日:日野市表彰式を実施 4日:暮らしに役立つパソコンサロン(民・学・公連携IT推進拠点事業)はじまる 12日・13日:産業まつりを開催 27日:秋の一斉清掃を実施 30日:ともに支え合うまちプラン(日野市地域福祉総合計画)まとまる ==12月 10日〜:新選組のふるさと歴史館開館記念特別展を開催 [問い合せ]市長公室広報担当 ◎環境にやさしい市政を目指して-ISO14001の取り組み-(環境マネジメントシステム)  緑と清流のまち日野市では環境に関する意識が高く、市民参加によって「環境基本条例」(平成7年)や「環境基本計画」(平成11年策定、16年見直し)を作り、その計画に求められている「ISO14001(注1)」を平成12年に認証取得しました。  5年目を迎えた今年、取得施設(本庁舎、生活・保健センター、水道事務所、防災・情報センター、建築指導課)に、7月に開設した環境情報センターも入りました。平成16年度には施設の環境負荷削減についてほぼ目標を達成し、維持管理の段階に入り、「ESCO事業(注2)」導入のため省エネ診断を実施しました。これからは行政の本来業務での環境マネジメントを推進する段階へとステップアップしています。 (注)環境マネジメントシステム…地球規模の環境問題を背景に、企業や自治体などの活動から発生する環境への影響を改善していく経営手法のひとつ (注1)ISO14001…写真感度でおなじみのISO(国際標準化機構)が発行する環境マネジメントシステムの国際基準。日本ではJISが翻訳している (注2)ESCO事業…民間事業者がビル・工場・公共施設などの省エネルギー改善・推進を包括的に請け負い、コスト削減と環境負荷低減を支援する事業 |||環境に配慮した行政サービスに取り組んでいます ・ポイ捨てのないまちづくり(喫煙マナーアップキャンペーン) ・環境学習の実施(冬鳥観察会) ・イベント(くらしのフェスタなど)での容器使用を環境に配慮する ・生け垣の助成(生け垣講習会) ・地域生活環境の向上を図る(道路パトロールの安全チェック) ・緑地の公有地化の推進 ・庁用車の低公害車を増加 |||今年度から取り組んでいるプログラム ・買い物時のレジ袋を断るマイバッグの普及 ・建築リサイクル法の啓発 ・ジュニアリーダー講習会での環境学習 |||「チーム・マイナス6%」とは  2月の京都議定書発効により、日本は2008年〜2012年の間に温室効果ガス排出量を1990年比で6%削減することが義務付けられました。これを受け、政府が呼びかけて組織した地球温暖化防止のための国民運動が「チーム・マイナス6%」です。具体的には、6つの行動(温度調節・水道の使い方・自動車の使い方・商品の選び方・買い物とごみ・電気の使い方)で温室効果ガスの大部分を占める二酸化炭素の排出量削減を実践するとともに、同じ目標を目指す個人・団体でネットワークを構築します。 |||日野市の取り組み  「日野市環境基本計画・重点対策と推進体制」の中で、二酸化炭素排出量削減の目標値を1990年比で6%としています。また公共施設では、既に「日野市地球温暖化対策実行計画」(平成13年策定)の推進により二酸化炭素排出量削減に取り組んでいます。  例えば、夏期にはネクタイや上着の着用を控え、空調設定温度を28℃とする「クールビズ」を推進してきました。今後は逆に「寒い時は着る」「過度に暖房機器には頼らない」を実践し、空調設定温度を19℃にする「ウオームビズ」を推進します。 |||次の世代に美しい環境を残すために  冷暖房兼用エアコンでは、暖房温度を下げる方が冷房温度を上げるよりも数倍の削減効果があると言われています。「ウオームビズ」を含めた6つの行動を事業所や家庭においても取り組んでください。  次世代へより良い環境を残すため、「チーム・マイナス6%」の一員となって共に地球温暖化防止を推進しましょう。 ※「チーム・マイナス6%」への参加はホームページ(http://www.team-6.jp)からできます [問合せ先]環境保全課