◎地域が子どもを守ります!!〜2月は「日野市あいさつ強化月間」です〜  子どもを取り巻く社会環境は急速に悪化し、子どもが巻き込まれる凶悪な犯罪が多発しています。そのような中で、日野市青少年問題協議会では、「地域が取り組む青少年の安全確保」について、提言をまとめました。子どもの安全をどのようなかたちで守っていけるのか、人と人とのつながりのある地域社会を作っていく中で、地域で温かく子どもを見守っていくにはどうしたらよいかについて協議を重ね、親しみやすい具体的な活動を検討しました。 |||まずはできることから  昔は自然に行われていたご近所づきあいが減り、地域の連帯意識が薄れてきたことで、近所の人の顔がわからないという家庭も少なくありません。今こそ地域の大人たちが外に出て、子どもに積極的に声をかけていくことで、大人も子どもも顔見知りになり、つながりのある地域を作っていくことが必要ではないでしょうか。  子どもたちは緊急時でも、知らない人には助けを求めにくいものです。地域の大人も子どもも顔見知りになり、犯罪者のつけ入るすきのないまちづくりをして地域の子ども達の安全を守りましょう。 あいさつ・声かけ運動の推進 → 地域の人間的なつながりの促進 → 安全確保の実現 |||声かけが地域をつなぐ第一歩!  市では、「安全・安心のまちづくり」を重点施策に挙げ、さまざまな取り組みを行っています。また地域では、行政が行うパトロールとは別に、自治会や地区育成会、PTAなどの市民グループで防犯パトロールを行うなど、地域コミュニティーを作るための行事も活発に行われています。  子ども達の安全を守るには、さまざまな方法を考えていくことが必要です。大切なのは、子ども達が地域の大人に守られているという安心感が持てる、つながりのある地域づくりではないでしょうか。そのような地域を目指して、私たち大人が地域の子どもに関心を持ち、まずはできることから、外に出て「あいさつ・声かけ」を行いましょう。 「強化月間中の具体的な取り組み」にご協力ください ・登下校時に家の外に出て、子どもを見守ろう!  普段行っている庭木の手入れをする、犬の散歩や買い物のルートを変更するなどして、日常生活の中で地域の子ども達を見守る機会を作ります ・大人も子どもあいさつを交わし、顔見知りになろう!  ご近所同士顔見知りになり、地域であいさつによるコミュニケーションを図ります [問合せ先]子育て課