日野に熱い夏が帰ってくる ◎第6回ひのよさこい祭 7月29日(土) 7月30日(日)  戦後の商店街復興のお祭として高知で始まった「よさこい祭」。派手な衣装や楽しい曲に合わせて躍動的に踊ります。「ひのよさこい祭」は、4つの会場で2日間にわたり熱い演舞が繰り広げられ、フィナーレには1千200人近い踊り子さんが総出演し乱舞する総踊りがあり、まさに圧巻です。 ●7月29日(土)前夜祭 日野中央公園 13:00〜16:00 ちびっこよさこいコンテスト、学生選手権ほか 高幡演舞場 17:00〜20:00 ●7月30日(日)本祭 日野本町演舞場 14:30〜17:00 多摩平競演場 13:00〜17:30 [問合せ先]ひのよさこい新選組事業実行委員会 ▽電話番号=042-581−3666(日野市商工会内) ▽ホームページ=http://www.hino-yosakoi.net ※車での来場はご遠慮を。日野本町・多摩平・高幡の各会場では交通規制が行われます。ご理解とご協力をお願いします ■はだしの思い出  日野市長 馬場弘融(ひろみち)  今年は雨が多い。長雨の5月に始まり梅雨がだらだらと続くうちに、もう7月。そろそろ強烈な太陽を拝みたいし、土のにおいが懐かしくなります。  まもなく夏休み。子どもたちは山登り、海水浴やキャンプなどたくさんの予定が詰まっていることでしょう。  夏休みといえば、私の子ども時代にはもっと「はだし」の遊びがありました。  多摩川に毎日行きました。短い釣ざおを握って浅瀬を下りながらの「あんま釣り」。素足の下は川藻でぬるぬるする玉石です。滑りやすくて注意しながらの釣りですが、慣れてくると冷たい水と砂利と玉石の感触がとても心地よい。  庭や空き地でも、やや湿った黒土の上では、わざわざ「はだし」になって走り回りました。 足の裏が地面にぴたっと張りつく感触を今でも覚えています。時たま尖(とが)った小石や瀬戸物のかけらを踏んで、けがもするけれど、冷んやりした黒土の感じがいいのです。  学校に作られた土俵の赤土も忘れがたい。踏ん張ると指先が土に食い込んで、親指から小指まで存在を確かめるようです。  はだし保育の例もありますが、家庭でもたまにはお子さんを「はだし」にしてみませんか。新しい発見がありますよ。  夏めくや素足の裏に庭の土  渋亭