◎2月3日〜5月20日 日野市立新撰組のふるさと歴史館 第二回特別展 新撰組 京都の日々  今回の特別展では、天然理心流を身につけ、京都へ渡った近藤勇、土方歳三、井上源三郎らの京都での活動や戸惑いの日々を初公開史料も用いて展示します。 [問合せ先]新選組のふるさと歴史館(電話:042-583-5100) ▽開催期間=2月3日(土)〜5月20日(日) ▽開館時間=午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)※ただし2月3日は午前10時から ▽休館日=月曜日(月曜日が祝日の場合は翌火曜日) ▽入館料=大人200円、小人(小・中学生)50円※日野宿本陣との共通入場券もあり ▽ホームページ=http://www.city.hino.tokyo.jp/shinsenr/ ○主な展示内容 一、京都の日々 ・「京都」でのとまどい ・新選組の超法規的武装集団化 ・新選組の戦い ・新選組の幕臣化と資金調達 ・新選組の粛正・分裂 ・新選組の評判 ・長州征討から大政奉還へ 二、江戸の新徴組  「もう一つの浪士組」 ・本所三笠町から黐木(もちのき)坂へ ・庄内藩士化と市中巡邏 ・侠客祐天仙之助 三、武装する日野宿 ・日野農兵隊の結成 ・農兵隊の調練・出動   ・兵賦と幕府歩兵 ・宿の治安対策 ○展示史料  京都国立博物館、京都大学附属図書館、京都府立総合資料館、京都市歴史資料館、壬生寺、実相院、和歌山市立博物館、滋賀大学経済学部附属史料館等関西地方から多くの史料が集結。  そのほか、中津川市苗木遠山史料館所蔵苗木藩文書、伊東甲子太郎・鈴木三樹三郎関係史料、多摩地区所在の各資料館等所蔵史料を展示。 ※初めて展示される史料を始め、所蔵する施設やその地元以外で初めて展示される史料を多く含む ○その他のコーナー ▽天然理心流演武=2月3日(土)午前11時から ▽天然理心流の木刀を握ってみよう ▽「新選組隊服」及び箱館時代の「土方歳三着用の洋装軍服」試着コーナー※隊服、軍服はレプリカです ◎藝術文化の薫るまち 日野市長 馬場弘融(ひろみち)  早いもので市長として11年目。今年は丁亥(ひのとい)年です。十二支では最後の干支(えと)。私の年回りを見ても、長年の懸案を片付ける年になりそうです。4月には国道20号日野バイパスが開通しますし、高幡不動の橋上駅も完成します。車の流れ人の流れに、大きな変化が現れるでしょう。  これらまちづくりの成果を踏まえ、ソフト面の充実を図る年にしたい。まちづくりにも中身が大切。仏作って魂入れずでは画竜点睛(がりょうてんせい)を欠きます。  そこで今年は、大きなテーマとして『藝術文化の薫るまち』を掲げました。  昨年はまちに品格ということで、各種の文化的催しを企画しました。加えて市長会が実施した「多摩島しょ子ども体験塾」もありました。子どもたちに本物の藝術をぶつけ、なまの迫力による感動を与える。そんな集いを開催したところです。  今年は歴史のまち日野らしさを生かし、独自の文化を発信するような企画を、教育・福祉・環境・まちづくりなど行政の枠を越え実施してみたい。  新選組、平山季重(すえしげ)や真慈悲寺の活用はもとよりです。クラシック音楽が流れる路地裏、薪能(たきぎのう)の幽玄を楽しむ公園、横笛や鼓により江戸文化に触れる本陣など。市内の芸術家はもとより文化協会のパワーもお借りして、地域ごとに固有の雰囲気を醸し出したいと思います。  藝術文化の薫り馥郁(ふくいく)たるまちを目指しましょう。