◎文化・芸術・スポーツができるクラブを設立中 体や頭を使って健康づくりを行い、クラブで新しい仲間や交流の場を見つけてみませんか。 クラブの魅力 ○いろいろな種目に参加可能 ○市民の皆さんによる企画・運営 ○気軽にいつでも立ち寄れる健康づくりの場 ○多世代にわたる幅広い方との交流 □総合型地域スポーツクラブとは  公共施設などを活用し、地域住民が気軽にスポーツや文化活動ができる場を提供します。  わずかな会費で、多世代にわたる方が多種目にわたって参加することができます。  運営にあたっても、参加者が自ら企画を行うなど、主体的に活動できます。 自治会・体育協会・体育指導委員・学校・各サークル ↓連帯・支援 総合型地域         ←協力・支援  市・教育委員会 スポーツクラブ  参加 ↑会費 市民(会員) □設立に向けたこれまでの経過  市では、平成18年2月15日号の広報から3号連続で、総合型地域スポーツクラブについてお知らせしました。  その中でクラブ作りの参加者を募集し、市民の方と設立に向けての取り組みをしています。 活動経過 平成18年4月 クラブづくり参加者募集 ↓ 平成18年10月から クラブマネジャー養成講座 ↓ 平成18年12月 先進クラブ視察 □これからの計画  平成20年度のクラブ本活動開始を目標に、平成19年には活動拠点の決定や、地域ニーズの調査を行っていく予定です。  活動にあたっては、今後も広報などでお知らせしていきます。 平成19年度 設立準備委員会立ち上げ ↓ 平成19年度 アンケート方法検討・実施 ↓ 平成20年度 クラブ設立・プレ活動開始 ↓ 平成20年度 クラブ本活動開始 [問合せ先]文化スポーツ課 ◎「ことば」の力 日野市長 馬場弘融(ひろみち)  オリンピックで連続メダルを獲得した有森裕子さん。NHKで彼女のドキュメンタリー番組を見ました。有森さんは赤ちゃんのころ股関節脱臼(だっきゅう)があって、ランニングに向いていない体型でした。どちらかといえば弱い子で、将来スポーツ選手になるなど考えられなかった。  きっかけは小学校の運動会。800メートル競走に出て優勝し、初めて勝利の味を覚えます。長距離ランナーへの夢を持った有森さん。学生時代は目立たなかったけれど、強い意志と持久力が実業団に入り花開きます。バルセロナ大会でマラソン出場が決まり、あの小出監督の指導を受け、高地トレーニングなど厳しい練習を受けます。  でも彼女の持ちタイムは出場選手で10位ぐらい。小出監督の助言も「うまくいって入賞くらいかな。でもがんばろうな」。彼女自身も優勝など考えなかったそうです。  さてレース当日。一度離されたのに盛り返し、ロシアのエゴロア選手と最後まで優勝争いを演じ、結果は銀メダル。  番組の結びで有森さんは言います。あの時、監督が「お前は優勝できる」と言っていたら、ひょっとして結果は違っていたかも。小出監督も学びました。だから次の教え子の高橋尚子選手に彼は徹底して言い続けました。「必ず優勝できる。いいぞ、君が一番強い」と。  今、彼女は若い選手を指導するさい「ことば」の力を重く考えるそうです。私たちも心すべきだと思います。