◎あなたの住む身近な街で地域ぐるみの支えあいの仕組みづくりが行われています 高齢者見守り支援ネットワーク  「高齢者見守り支援ネットワーク」とは、地域に住む方々、店舗や事業所、在宅介護支援センターが連携して、高齢者の様子の変化を早めに見つけ、速やかに対応するための取り組みです。  この取り組みには、地域に住む方々の理解のもと連携・協力して地域の高齢者を支えていこうという体制が不可欠です。  「日野市型見守り」のキーワードである「さりげない見守り」「お互いが心地よい関係づくり」のもと、高齢者がいつまでも安心して暮らせる地域づくりを進めます。 [問合せ先]高齢福祉課 ○支援ネットワークの仕組み [異変発見] 新聞がポストにたまったままだし、昼間になっても雨戸が開かないし...心配だわ [連絡・相談] 異変を発見した場合、または心配な方がいた場合には、地域の在宅介護支援センターまでご連絡ください。 [協力依頼] 高齢者ご本人と相談し、健康状態に少し不安を抱えている方などについては、地域の方(ふれあい見守り推進員)に協力を依頼します。 [見守り支援] 「ふれあい見守り推進員」を中心に地域のふれあいの中で『見守り』『声掛け』などの見守り支援(安否確認)が行われます。 [対応] 在宅介護支援センターの相談員が状況を確認し、必要なサービス・制度の調整や支援策の検討を行います。 ・在宅介護支援センターフラワー(電話042-581-7611) ・在宅介護支援センター多摩川苑(電話042-582-1707) ・在宅介護支援センターすずらん(電話042-599-5531) ・在宅介護支援センターふれんど(電話042-599-0306) ・在宅介護支援センター高幡(電話042-591-1294) ・在宅介護支援センターかわきた(電話042-589-1710) ・在宅介護支援センター豊田(電話042-582-7623) ・在宅介護支援センターあいりん(電話042-586-9141)  平成19年1月現在、市内の65歳以上の人口は3万2千55人、高齢化率は18・67%です。地域の高齢者の8割はいわゆる元気高齢者ですが、虚弱や要援護等の高齢者は今後増加すると予想されます。また、1人暮らし世帯や高齢者のみ世帯数は増え続けています。そこで市では、在宅生活の不安感を軽減するため次の取り組みを関係機関と進めています。 見守り支援ネットワークの3つの取り組み (1)ふれあい見守り推進員さんの見守り  ふれあい見守り推進員さん(市に登録している地元の協力者)が玄関先であいさつ(声かけ、およそ月1回)や、さりげない様子見(見守り、およそ週1回)を行います。 (2)公共公益機関の見守り  協力体制にある公共公益機関(警察、消防、郵便局、ごみゼロ推進課)がそれぞれの業務の中で様子を気にかけ(見守り)ます。 (3)地域の連携  地域の212事業所の方々と、高齢者の異変発見について連携体制を築いています。 見守り支援ネットワークの活動  すでに市内の概ね半分の地域で活動が始まっています。現在117人の高齢者に対し、132人のふれあい見守り推進員さんによる見守り活動が行われています。今年度末には全市にネットワークの活動が広がる予定です。 戸別訪問をしています  市職員と在宅介護支援センター相談員が地域の高齢者、自治会、老人クラブを訪問しています。  興味のある方、お気づきの点がありましたらご連絡ください。   ふれあい訪問調査結果報告  平成18年10月から概ね3カ月の間、民生委員の協力で「ふれあい訪問調査」を実施しました。この調査により、住民基本台帳ではわからない実際の暮らしぶりを知ることができました。ここでは、調査結果の概要を紹介します。  75歳以上の1万2千246人の方を訪問しました。うち85%を超える1万438人から回答がありました。  調査に協力いただいた皆さんから様々な意見をいただきました。これらの貴重な結果や意見、ニーズを今後の高齢福祉行政に生かしていきます。 設問と回答 世帯の状況…ひとり暮らし(17.9%)、高齢世帯(34.7%)、日中ひとり暮らし・日中高齢世帯等(10.3%)、その他の世帯(33.1%)、普段自分で健康だと思うか…はい(46.6%)、いいえ(26.5%)、どちらともいえない(24.3%)、高齢者誕生月検診を受けているか…はい(72.5%)、いいえ(24.2%)、日常の移動能力の自己評価…支障はない(51.3%)、時々支障(不安)を感じる(24.2%)、支障がある(22.6%)、地域で交流のある友人・知人の有無…いる(71.5%)、いない(24.9%)、日ごろの声かけなど、ひとり暮らし等の不安解消に対する希望…ぜひお願いしたい(7.0%)、方法・内容によってはお願いしたい(30.1%)、興味ない(36.5%)※各問に無回答があるため合計は100%になりません  約半数の方が「健康面」の不安をあげています。反面、「特に不安なことはない」という元気な方も同じくらいいることがわかります。 在宅介護支援センターとは  市が高齢者に関する相談窓口として委託している機関です。見守り支援ネットワークの中では、地域の協力者や高齢者の間を取り持つ中心的な役割を担っています。「地域で気になる高齢者を見かけた」時は、近所の在宅介護支援センターまでご連絡ください(緊急の場合には110番、119番を優先してください)。 ◎広報ひの市民記者募集  「広報ひの」で市内にあるウオーキングコースの特集を予定しています。職員と同行し、写真を撮り、記事を書く市民記者を募集します。  健脚の方対象/5人※申込多数の場合は抽選。謝礼なし/6月29日(金)までに市長公室広報担当へ ◎今月の納期 市民税・都民税(第1期) 納付には便利な口座振替やコンビニのご利用を 納税課