◎11月10日(土)・11日(日)日野中央公園ほかで開催 第41回日野市産業まつり  収穫の秋、恒例の産業まつりが行われます。地元でとれた新鮮な農産物の即売や商工業製品の展示・販売、多彩な模擬店など楽しい催しがいっぱいです。 ▽日時=11月10日(土)午前10時~午後3時30分、11日(日)午前9時30分~午後3時30分 ▽会場=日野中央公園ほか ▽問合せ先=日野市産業まつり実行委員会事務局(産業振興課内) ▽内容 10日(土)・11日(日)両日の主な催し 市内農産物の即売10:00 から売り切れまで※ 11日は9:30 から 都立多摩動物公園による移動動物園10:00~15:00 ミニSL(1 回100 円) 10:00~15:00 工業展10:00~15:30 日野自動車車両展示10:00~15:00 包丁とぎ(1 本300 円) 10:00~15:00 両日とも先着300 本 市内産ブルーベリー発泡酒 販売10:00 から売り切れまで 野菜の宝船展示10:00~15:00 とん汁販売(1 杯100 円) 11:00 から売り切れまで 10日(土)のみ 開会式9:30~10:00 農産物品評会表彰式10:00~10:30 都立南平高校吹奏楽部演奏10:30~11:00 パトカー展示・白バイと記念撮影10:00~11:00 ポニーとふれあい体験10:00~12:00 13:00~15:00 煙体験10:30~11:30 12:30~13:30 キャラクターショー 「ふたりはプリキュア Max Heart」11:30~12:00 13:30~14:00 よさこい踊り14:00~15:00 11日(日)のみ 煙体験10:00~11:00 12:00~13:00 リトルホース乗馬体験10:00~12:00 13:00~15:00 白バイと記念撮影10:30~先着100 人 騎馬隊と記念撮影11:00~先着150 人 キャラクターショー 「ウルトラマンゼアス」10:00~10:30 12:30~13:00 ものづくり体験教室( わら細工) 10:30~11:30 13:30~14:30 とり人間コンテスト出場機体展示10:00~15:00 農産物品評会の出品物即売13:00 から売り切れまで 東京ヴェルディ1969 選手によるトークショー13:30~14:00 民謡流し14:00~14:30 インドネシア民族舞踊14:30 ~ 15:00 ※白バイ・騎馬隊との記念撮影を希望の方はカメラをご持参ください ※天候等により催しの内容・時間が変更になる場合があります スタンプラリー実施  10日・11日とも午前10時から会場内3カ所に設置のスタンプを集めると抽選で豪華商品が当たります(両日先着1500人)。 ▽受付=商工展本部テント(当日、会場マップで確認を)  臨時駐車場を設置 周辺道路の混雑が予想されますので、なるべく公共交通機関を利用してください。また、今年から臨時駐車場を設置し、臨時駐車場と会場を結ぶシャトルバス(10日・11日とも午前10時~午後4時に20分間隔)を運行します。  主なバス路線 ◎日野駅~高幡不動駅(実践女子短大経由)…「実践女子短大」下車 ◎日野駅~万願寺~モノレール北(高幡不動駅)…「日野市役所入口」下車 ◎ミニバスの平山城址公園駅~桜ヶ丘車庫(高幡不動駅経由)…臨時バス停「日野市役所」下車 ◎ミニバスの高幡不動駅~豊田駅…「神明野鳥の森公園」下車 ◎ミニバスの日野駅~高幡不動駅…臨時バス停「日野市役所」下車  通行止めとバス停移動  開催当日の午前9時~午後5時は、一部道路が車両通行止めになります。これに伴い、開催中はミニバスのバス停4カ所(日野市役所、神明一丁目、新選組のふるさと歴史館前、実践女子短大)が「臨時バス停」に移動します。 ※当日は買い物袋の持参とごみの分別をお願いします ◎手の国 日野市長 馬場弘融(ひろみち)  実りの秋は勤労に感謝する季節でもある。まもなく産業まつりが開催されます。  市民の皆様には、工業都市として素晴らしい実績を上げている日野市内の企業を再認識してほしい。特に、先端企業でもきちんと位置づけられている手仕事を見てほしいのです。  日本人は手先が器用です。手仕事の平均レベルが高いし正確で丁寧です。一部エリートだけでなく、ほとんど全員が細かい仕事に対応できる。誇って良い日本人の長所でしょう。  身近な工芸品や朝鮮の民具などを高く評価し民藝という言葉を広めた柳宗悦が「民藝四十年」の中で言っています。わが国を「手の国」と呼んでも良いくらいだと。例えば、上手、手柄、手腕など手にちなむ文字が非常に多いこと。手漉き紙から、焼き物や彫刻まで、手仕事の良い品物が沢山あること。  機械に頼りすぎず人の手を大切にしよう。日本固有な美しさを守るため、手仕事の歴史をさらに育てるべきだ。手はただ動くのではない。いつも奥に心が控えていて、働きに悦びを与え道徳を守らせる。手より神秘な機械があるだろうかと。  でも、最近の世界の企業動向を見ると、日本人の手仕事はこれからも大丈夫か、やや不安を感じます。勤労意欲の衰えか、教育や訓練のまずさなのか。 「手の国」日本として手仕事の伝統に思いを致し、ものづくり教育を原点から捉え直す必要がありそうです。