◎1人1日当たりのごみ量が最小値に!! ご協力ありがとうございます めざせ多摩地区ベスト1 さらにごみ減量の推進・不燃ごみの分別徹底を! 平成18年度のごみ量が確定しました。1人1日当たりの排出量がごみ改革後最小値の良い結果になりました。しかし、一方で「不燃ごみ」と「有害(危険)ごみ」にルール違反が目立ちます。日野市民は「ごみ減量の達人!」と呼ばれるように、大きな目標に向かって引きつづき皆さんで努力していきましょう。 [問合せ先] ごみゼロ推進課(電話042-581-0444) ○報告 平成18年度のごみ量が確定 1人1日当たりの排出量が最小値に~大きな目標の通過点  平成18年度のごみ・資源物の総量は、平成17年度に比べて若干増加しましたが、1人1日当たりの排出量は809グラムとなり、ごみ改革後最小値の良い結果になりました。市民の皆さんの高いごみ減量意識と、努力が実を結んだ結果です。  ただし、市民参画で策定した「環境基本計画」では、平成24年に1人1日当たりの排出量が多摩地域で一番少ない自治体になろうという目標を掲げていますが、依然第1位との差は55グラムもあります。  1人1日あと100グラムのごみ減量にご協力ください。 ▼目下の課題(1) 「不燃ごみの分別」  びん・かん・ペットボトルなどの資源物混入が原因で、不燃ごみが増加しています。また、有害(危険)ごみが混在して、支障をきたしています。(別掲記事参照)もう一度、分別の徹底をお願いします。  一方、不燃ごみの中には、プラスチック製容器包装が多く含まれています。市では、資源化対象を拡大しようと現在準備を進めていますが、リサイクルには多くのエネルギーと費用を必要とします。  そこで、レジ袋を断り、過剰包装の商品を買い控えるなど、ごみや資源物になるものを家庭に持ち込まない工夫をお願いします。 ▼目下の課題(2)  「生ごみの減量」  可燃ごみの半分は「生ごみ」です。「食べ残しをしない」「生ごみは水分をよくしぼること」を実践してください。  また、市では生ごみ堆肥化容器の購入に補助をしています。ご活用ください。 ○これだけかかるごみ処理経費 (平成18年度決算から) 清掃費 28億7,800万円 (1)ごみ減量・リサイクルを進める費用 1億9,100万円(全体の6.6%)(対前年比+1.6%) (2)資源物等の回収・中間処理費用 5億8,200万円(全体の20.0%)(対前年比+1.6%) (3)剪定枝収集チップ化・生ごみリサイクル等の新しい事業費用 1,600万円(全体の0.6%)(対前年比+-0%) (4)クリーンセンターを運営する費用 5億6,800万円(全体の19.8%)(対前年比+0.6%) (5)ごみ等の収集運搬費用 6億4,700万円(全体の22.5%)(対前年比+0.6%) (6)し尿処理に係る費用 1億円(全体の3.5%)(対前年比-13.8%) (7)クリーンセンターを運営する費用 3億7,400万円(全体の13.0%)(対前年比+2.5%) (8)ごみの最終処分場にかかる費用 4億円(全体の14.0%)(対前年比+9.9%) ※ごみ処理手数料(指定収集袋)の歳入は、4億2,500万円。 清掃費の約15%で主に(1)~(3)の一部に使われています。 ○市民1人当たりのごみ処理経費 [平成11年度(改革前)] 12,488 円 [平成13年度(改革1年後)] 16,318 円 [平成14年度(改革2年後)] 15,632 円 [平成15年度(改革3年後)] 14,850 円 [平成16年度(改革4年後)] 14,632 円 [平成17年度(改革5年後)] 14,497 円 [平成18年度(改革6年後)] 14,622 円 ○ごみ量の推移 平成11年度 [ごみ資源物量]62,808t [1人1日当たりのごみ・資源物量(g)]1,042g [10月1日現在人口]164,635人 平成12年度 [ごみ資源物量]59,842t [1人1日当たりのごみ・資源物量(g)]994g [10月1日現在人口]164,948人 平成13年度 [ごみ資源物量]50,941t [1人1日当たりのごみ・資源物量(g)]841g [10月1日現在人口]166,016人 平成14年度 [ごみ資源物量]52,081t [1人1日当たりのごみ・資源物量(g)]854g [10月1日現在人口]167,176人 平成15年度 [ごみ資源物量]52,729t [1人1日当たりのごみ・資源物量(g)]848g [10月1日現在人口]169,887人 平成16年度 [ごみ資源物量]50,680t [1人1日当たりのごみ・資源物量(g)]811g [10月1日現在人口]171,114人 平成17年度 [ごみ資源物量]51,210t [1人1日当たりのごみ・資源物量(g)]815g [10月1日現在人口]172,131人 平成18年度 [ごみ資源物量]51,272t [1人1日当たりのごみ・資源物量(g)]809g [10月1日現在人口]173,624人 平成19年度※ごみ量は9月末現在 [ごみ資源物量]25,301t [1人1日当たりのごみ・資源物量(g)]795g [10月1日現在人口]174,834人 ○多摩地区30市町村中、日野市は? 1人1日当たりのごみ量※数字・順位は東京都市町村自治調査会調べ(平成18 年度) 可燃ごみ 460.2g ベスト2 前年度ベスト1位  残念1位を譲る 不燃ごみ 99.3g 22位 前年度21位 1ランクダウン 総ごみ量 809.1g 7位 前年度7位 去年と同じ リサイクル率36.3% 10位 前年度13位 3ランクアップ 不燃ごみは前年より1.4g増えてしまい、順位も1ランクダウン。可燃ごみや総ごみ(ごみ+資源物)は昨年よりも量が減りましたが、多摩地区全体でごみ減量に努力しているため、順位が振るいませんでした。リサイクル率の3ランクアップは、焼却灰のエコセメント化によるものです。 ○課題 不燃・有害(危険)ごみの出し方 ルール違反が招く、爆発事故や火災  別記を参考に、ルールの再確認をお願いします。 (1)ライター、スプレー缶・カセットボンベは中身を使い切ってから乾電池・水銀体温計と一緒に  中身の残っているカセットボンベやスプレー缶・ライターなどが原因で、クリーンセンター不燃ごみ処理施設での爆発事故が後を絶ちません。また収集車両火災を招くと、ご近所の方にも大変危険を及ぼします。くれぐれも、中身を使い切ってから排出してください。 (2)蛍光管は割れないように箱などに入れて  取り替え時に、新品の入っていた箱に廃棄する蛍光管を入れて出すと割れずに収集できます。 (3)テープ類は中身の見える袋に入れて  テープ類は、指定袋とは別の中身の見える袋に入れて出してください。不燃ごみと一緒に指定袋内に入れてしまうと、クリーンセンターの回転式選別機に絡みついてしまいます。 ▼(1)(2)(3)はひとまとめにしない~それぞれ別の処理をしている  これらのごみは、クリーンセンターでそれぞれ別の処理をしています。最近、123を混在させた出し方が多く、支障をきたしています。ご注意ください。 ▼刃物やガラス等の破片は「不燃ごみ」です  刃物や割れたガラス、瀬戸物の破片などは、紙や布に包んで「不燃ごみ」の袋の中に入れ「割れ物あり」などと表示するよう、お願いします。 ○有害(危険)ごみの出し方 無料です 不燃ごみ収集日に併せて収集します すべて、不燃ごみの隣に並べて出す (1)乾電池、水銀体温計、ライター、スプレー缶・カセットボンベ 中身を使い切ってから ※ライター・スプレー缶・カセットボンベは、使い切ってから 中身の見える袋に入れて (2)蛍光管 ※白熱電球、グロー球は不燃ごみへ 割れないように箱などに入れて (3)テープ類すべて ビデオテープ、カセットテープ、プリンタインクリボンなど ※1回に出せる量は、市指定袋の小袋(10リットル)相当量(ビデオテープは10本程度、カセットテープは40本程度) 中身の見える袋に入れて (1)(2)(3)はひとまとめにしない! クリーンセンターに収集後、それぞれ別な処理をしますので、(1)(2)(3)をひとまとめにしないようにお願いします。 ○環境にやさしいマイバッグ 「いなげや」市内2店舗でレジ袋有料化実験中 成功させて、市内全域に広げましょう!  市と「日野市ごみ減量推進市民会議」の要請に応じ、スーパーマーケットの「いなげや」が、レジ袋の有料化実験を引き続き行います。  いなげや日野駅前店・日野栄町店ではレジ袋を1枚5円で販売し、買い物袋(マイバッグ)の持参を呼びかけます。収益は、地域の環境教育に還元される予定です。 ▼レジ袋の弊害  市では、1世帯当たり年間約600枚ものレジ袋が使われています。しかも、レジ袋の大半はそのままごみとして捨てられており、「レジ袋は使い捨ての象徴」になっています。 ▼マイバッグ持参の「きっかけ」にレジ袋有料化  レジ袋が無料で配られている限り、マイバッグを持参しようという気持ちはなかなか起きません。マイバッグを持参する「きっかけ」としては、レジ袋有料化しか考えられないのです。 ▼有料化実験2店のマイバッグ持参率  有料化実験を行っているいなげや2店のマイバッグ持参率は下のグラフのとおりです。  2店とも持参率は上昇していて、趣旨にご理解いただけた市民の皆さんの広がりがうかがえます。  一方、曜日別の持参率では、週末の買い物客の持参率が低いことがわかります。マイバッグ持参を習慣化されるようお願いします。  また、労働組合の全国中央組織「日本労働組合総連合会」(連合)では、市内在住の組合員を対象に、「レジ袋削減~マイエコバッグ運動」を行っています。お勤め帰りの皆さんも、マイバッグを持ってお出かけください。 ○いなげやマイバッグ持参率 8月[日野駅前店]77.8%[日野栄町店]82.0% 9月[日野駅前店]79.9%[日野栄町店]83.8% 10月[日野駅前店]80.4%[日野栄町店]85.0% ○マイバッグ曜日別持参率 月[日野駅前店]80%[日野栄町店]84% 火[日野駅前店]81%[日野栄町店]85% 水[日野駅前店]83%[日野栄町店]78% 木[日野駅前店]84%[日野栄町店]80% 金[日野駅前店]84%[日野栄町店]80% 土[日野駅前店]82%[日野栄町店]79% 日[日野駅前店]81%[日野栄町店]75% ●年末年始に向けて ■年末の大掃除はお早めに  年末の大掃除などで出る粗大ごみの収集を年内に希望される方は、早めにお申し込みください。収集までに2週間以上かかることもあります。  また、年内の通常のごみ収集・資源物回収は、「ごみ・資源分別カレンダー」に記載されているとおり、12月28日(金)の品目で最終です。 【粗大ごみ申込先】(有)日野環境保全(電話042-581-4331) ■一部地域で、新年1月3日に可燃ごみの臨時収集  年末年始は、ごみ量が多くなります。このため、週に1回の可燃ごみ収集を確保するため、次の地域で1月3日(木)に可燃ごみ臨時収集を行います。  なお、それ以外の地域では1月4日(金)から通常どおり収集を開始します。 【対象地域】多摩平、日野台、大坂上、新町、栄町、豊田、東豊田、川辺堀之内、神明、日野本町、日野、上田、宮、万願寺、石田、新井 ■平成20年版「ごみ・資源分別カレンダー」を配布  平成20年の「ごみ・資源分別カレンダー」を12月21日(金)までに各家庭に順次戸別配布します。2世帯以上の住宅で2部以上必要な場合は、12月3日(月)以降、市役所1階市民相談窓口、七生支所、豊田駅連絡所、生活・保健センター内地域協働課、クリーンセンターでお受け取りください。  なお、戸別配布には十分注意を払っていますが、万一配布もれの場合はごみゼロ推進課へご連絡ください。