講習・学習会 ■クレマチス写真展 6月21日(日)までの午前9時から午後5時※15日(月)は除く/環境情報センター/21日(日)の午後2時に撮影者・三池田修氏による解説あり /同センター(電話 042・581・1164) ■絵本読み聞かせ入門講座 7月3日(金)…高幡図書館(電話 042・591・7322)、7月7日(火)…多摩平図書館(電話 042・583・2561)/午前9時30分から11時30分 /小学校などで読み聞かせをする保護者(成人市民)対象/各回先着15人/詳細は各図書館へ問い合わせを ■日野宿楽市楽座文化講座 ▼七夕祭 7月1日(水)から10日(金)午前9時30分から午後5時※入館は午後4時30分まで。月曜休館/日野宿本陣/大人200円、小人50円 ▼七夕の話と七夕飾りを作る会 7月4日(土)午前10時から正午/日野宿交流館/講師・枝川寿子氏(室礼三千専任講師)/先着20人/500円(材料費)/ハサミ持参 /6月27日(土)までに新選組のふるさと歴史館(電話 042・583・5100)へ 公民館の催し ■高齢者市民企画(概ね60歳以上の方対象・事前申込) ▼うたごえひろば…6月27日(土)午後2時から4時/中央福祉センター/先着40人/100円(茶菓子代)/マイポット持参 /中央公民館(電話 042・581・7580) ▼木曜談話室かららくらく俳句の会…7月2日(木)午後2時から4時/中央公民館高幡台分室/兼題・万(ばん)緑(りょく)/案内人・川島正 雄氏・石田欣峯氏(高齢者市民企画者)/先着20人/上履き、筆記用具持参/同分室(電話 042・592・0864) ■ひの市民大学・実践女子大学連携講座「初期浮世絵の世界から師宣、政信、春信」 6月20日(土)、7月25日(土)、9月5日(土)午後3時から5時/市役所5階505会議室※直接会場へ/講師・佐藤悟氏(実践女子大学教授) /先着70人/中央公民館(電話 042・581・7580) 子ども・保護者向けイベント ■6月の保育園 ▼誕生日会 19日(金)午前10時から11時/未就学児と保護者対象※誕生月でなくても参加可/あらい保育園(電話 042・591・6132) ▼園庭で遊ぼう 22日(月)午前9時30分から11時※雨天の場合は保育室/未就学児と保護者対象/たかはた台保育園(電話 042・591・2231)へ申込 ▼誕生会・水あそび 24日(水)午前10時から11時※雨天実施/未就学児と保護者対象/6月生まれの方は写真持参※誕生カードに使用 /しんさかした保育園(電話 042・584・8277) ▼七夕まつり会 7月3日(金)午前10時から11時/未就学児と保護者対象/たかはた保育園(電話 042・591・2679)へ申込 フィルムコミッション NPO法人日野映像支援隊による撮影誘致事業のご紹介 ■テレビ東京「人生最高の終わり方」 2夜連続のヒューマンスペシャルドラマ。 南沢奈央さん扮する女子高生は、川に飛び込もうとした男・小林稔侍さんを引き止めるという出会いの場面がふれあい橋で 撮影されました。二人の野菜作りの場面では、市内の農家の皆さまが協力されました。 6月24日(水)・25日(木)午後9時から10時54分 ■テレビ朝日土曜ワイド劇場「100の資格を持つ女」U バツイチで資格マニアの警察事務員・美千花(渡辺えり)と、同じバツイチで刑事の小山田(草刈正雄)が難事件の解決に挑む サスペンスストーリー。 今回は、向川原市営住宅でロケが行われました。 6月27日(土)午後9時から10時54分 夏休みは高原でリフレッシュ! 乗鞍高原日野山荘 乗鞍高原は、6月にはレンゲツツジが開花する初夏を迎えます。高原散策、サイクリング、テニスなど家族、グループなどで日野山荘 をご利用ください。 乗鞍高原は国立公園の中でも最も規制の厳しい特別保護区に指定され、手付かずの自然を体験することが出来ます。 7月から乗鞍岳畳平へ向かう乗鞍エコーラインが開通します。 ■日野山荘夏休みイベント ▼信州サーモン祭り(6月下旬) 信州独自のサーモンを、コース料理の中で提供 ▼下原スイカバイキング(7月下旬) 波田産有名ブランドスイカがバイキングで食べられます。 ▼KOYOMI湯(毎週金曜・土曜日) ひのきの湯(6月)、ラベンダー湯(7月) ※いずれも詳細は問い合わせを ▼予約・問合せ先 フリーダイヤル0120・3(さん)0(そー)8(は)・5(ここ)1(いいサ)3(ービス) FAX(仮予約)0263・93・2780 インターネット(仮予約)市ホームページから(施設案内→日野市の保養施設→日野山荘)※予約希望の2カ月前から予約可。 後日確認後に本予約 八ヶ岳高原大成荘 八ケ岳高原大成荘のある山梨県清里は豊かな自然に恵まれ、爽やかな高原の空気は心身のリフレッシュにぴったりです。 周辺には清泉寮など観光スポットのほか、ウオーキングコースや温泉施設も豊富です。 また、夏休み期間中は、敷地内で、高原の可愛らしい花々を巡る「ミニ自然観察会」や屋上から満天の夜空が見られる 「星空観望会」を開催します。 ▼予約・問合せ先 フリーダイヤル0120・4(よ)8(や)9(く)・5(ごあ)7(んな)1(い) FAX(仮予約)0551・48・5028、 インターネット(仮予約)大成荘指定管理者・日野市企業公社ホームページ(http://www.kousha.jp)から空室情報や 予約用メールフォームあり※後日確認後に本予約 日野の歴史と民俗121 鷹場制度の復活に努めた伊奈半左衛門忠(ただ)逵(みち) 天正18年(1590)8月、徳川氏が正式に江戸城へ入城し、それまで君臨していた小田原北条氏に代わって、関東領国支配を実施してゆく ことになった。このとき、地域開発に大きな役割を果たしたのは、伊奈忠次、大久保長安、彦坂元正、長谷川長綱の代官頭たちである。 そのうち大久保長安は、八王子(小(お)門(かど)陣屋)を拠点に関東十八代官を指揮しながら多摩地域の開発を促進していったが、 伊奈忠次は、武蔵国足立郡小(こ)室(むろ)陣屋(埼玉県北足立郡伊奈町)を拠点に、利根川・荒川などの流域を中心に開発を進めていった。 慶長18年(1613)頃に代官頭が消滅すると、伊奈忠次の次男半十郎忠(ただ)治(はる)の系統が、代々関東郡代(但し、幕府の職制上は 「代官」である)の位置にあり、広大な地域を管轄することになったのである。忠治はやがて赤山陣屋(埼玉県川口市)に拠点を移し、 以後、忠(ただ)克(かつ)・忠(ただ)常(つね)・忠(ただ)篤(あつ)・忠(ただ)順(のぶ)・忠(ただ)逵(みち)・忠(ただ)辰(とき)・ 忠(ただ)宥(おき)・忠(ただ)敬(ひろ)・忠(ただ)尊(たか)まで継続したが、寛政4年(179 2)に忠尊が改易になると、関東郡代は、 勘定奉行の兼職になった。 日野市域にも伊奈氏の支配が及んでおり、寛保元年(1741)には百草、同3年には上田、寛延2年(1749)には万願寺と宮の4カ村が、 伊奈半左衛門忠逵の管轄に組み入れられている。忠逵は伊奈甚太郎貞長の次男として生まれ、正徳2年(1712)伊奈忠順の養子となり 遺領を相続している。8代将軍吉宗とは、親密な間柄であったといわれ、郡代の在職期間も実に38年の長きに及び、特に吉宗の 享保の改革においては、その民政を支えており、支配領域も25万石から35万石に及んだという。勿論、このなかに多摩郡も含まれて いる。 忠逵の事績のなかには、伊奈流の伝統を伝える関東諸河川の補強工事や普請、さらに洪水の際の難民救済などがあり、享保18年(1733) には勘定吟味役上首の役職に任ぜられている。また、鷹場制度の復活に当っては、中心的な役割を果たし、将軍の鷹狩りの設定や、 鷹場の管理や取締りの事務は、忠逵の役所である江戸馬喰町屋敷(中央区)で処理された。 日野市域の周辺には、幕府の鷹場とは異なる御三家の尾張家鷹場や、鷹の訓練をする御(おと)捉(らえ)飼(かい)場(ば)が分布しており、 日野本郷には尾張家鷹場の境界を示す杭(くい)が立っていた。また、鷹場の負担である鷹場人足を勤める村もあった。鷹狩りは、 鷹を通して獲物を捕まえるだけでなく、その効用は軍事訓練、民情視察、農村支配、家臣の気風の養成などにあった。忠逵は農民を 慈しんだが、賞罰には厳しかったという。在職中には四度にわたり謹慎を命ぜられてもいる。寛延3年(1750)に職を養子の忠辰に譲り 隠居し、宝暦6年(1756)11月、67歳で没した。 (日野市古文書等歴史資料整理編集委員会委員村上直)