紙面から お知らせ くらしと行政「総合市民相談」…2 お知らせ 都市農地保全自治体フォーラム開催…2 お知らせ 市立病院でセカンドオピニオン外来を始めます…3 お知らせ 10月は日野市環境月間…4 特集 へらそうCO2〜みんなで地球を助けよう!…8 平成23年度完成に向けて(仮称)市民の森ふれあいホールの建設に着手 スポーツ振興・健康増進・市民交流の活性化を図り、子育て支援・福祉センター・公民館・防災機能を兼ね備えた施設として (仮称)市民の森ふれあいホールの建設に着手します。 この施設は、市民交流の活性化を図り、市民・地域・まち全体が元気になるための核となる施設として建設するものです。 問合せ先 文化スポーツ課 主な施設内容 @市民交流の拠点 スポーツやサークル活動など、さまざまな市民交流の場として利用出来ます。 A子育て支援機能の併設 子どもたちが安全に利用出来るように整備します。 B福祉機能の充実 現在、中央福祉センターで活動している高齢者などの活動場所を併設します。 C防災機能の併設 震災などが発生した場合、被災された市民の方に避難・生活してもらう避難所となります。食料などを備蓄する防災倉庫を 併設するほか、災害時に使用出来るトイレ施設を備えます。 D公民館機能の充実 現在、多くの市民の皆さまが利用している中央公民館機能を兼ねた施設を増設し、公民館機能の充実を図ります。 E環境に配慮した建物 太陽光発電による電力供給、雨水利用による水道水の利用削減、壁面や屋上の緑化などを行い、環境負荷の軽減を図ります。 建設期間 平成21年度から平成23年度 建設予定地 日野市日野本町6丁目1番地の3 建設規模 建築面積約5千692平方メートル 延床面積約7千243平方メートル 建設費 約25億円※うち、国や都などの補助金約12億円、基金(預金)約3億円、起債その他約10億円 (仮称)市民の森ふれあいホール建設に関するQ&A 問 自然体験広場が使えなくなりますか? 答 自然体験広場で利用していない場所に建設しますので、自然体験広場は継続して利用出来ます。 問 銀杏並木はなくなりますか? 答 並木の樹木の一部が建設工事の影響で根切り・枝打ちまたは伐採を行わなければならない可能性がありますが、出来る限り 保存する方向で検討します。また、北東に位置する銀杏の木(乳銀杏)は移植する予定です。 問 アートフェスティバルの会場はなくなりますか? 答 アートフェスティバルで利用している一部の場所が建設工事のために利用出来なくなります。工事中は一部縮小して行い、 完成後はふれあいホールも活用したアートフェスティバルの開催が可能となります。 (仮称)市民の森ふれあいホールを建設します 日野市長 馬場弘融 昨年末の(仮称)市民の森ふれあいホールの建設休止は世界同時不況による決断でした。工業都市・日野がどんな打撃を受けるか、 税収の先行きはどうなるか、しっかり見通せなかったのです。二度目の財政非常事態を宣言して、人件費や事業の見直しをはじめ 市内事業所や市民の皆さまにも大変なご協力をいただきました。 他方、スポーツ団体はもとより、多くの市民からは建設再開への強い要望・請願をいただきました。9月には老人会や自治会、 障害者団体からも要望を受けました。 庁内では数カ月にわたり、財政及び企画部門を中心に教育委員会も含め、広い角度から建設の是非を検討してきました。 熟慮を重ねた結果、次の理由から建設を再開することを決断したのです。 @既に内示を得ている国の交付金、都補助金を活用出来るのはこのタイミングしかない。 A補助金や起債、基金など特定財源を主に使うので、税収動向にはあまり左右されない仕組みとなっている。 B市民生活も苦しく、まちに閉塞感漂う今だからこそ、夢のある施策、まさに文化スポーツの振興が求められる。 Cホール建設は、公民館・福祉センターの老朽化や学童クラブの大型化など、懸案の解決策にもなる。 加えて、市内事業所に活力を与える効果もあるはずです。いまだ厳しい経済状況が続きますが、このホールは必ずや次世代への よき贈り物になると考えています。 市民の皆さまのご理解及びご支援をお願いします。