認知症徘徊高齢者 SOSネットワークにご協力を 認知症は誰にも起こりうる脳の病気で、記憶障害や判断力の低下などの症状があります。認知症によって起こる行動として、場所や 時間の見当がつかなくなり、自宅に戻れなくなる「徘徊」があります。長時間外を歩き続けることで、脱水症状などを起こし生命に かかわる場合もあります。高齢社会が進む中、市では、徘徊のおそれのある高齢者を事前に登録し、日頃から見守るとともに、徘徊 発生時には地域包括支援センターを中心に関係機関が連携し、早期発見・保護に努めるしくみを構築しています。高齢者の方が安心 して地域で暮らせるように皆さまのご理解・ご協力をお願いします。 問合せ先:高齢福祉課在宅サービス係 認知症徘徊高齢者SOSネットワークのしくみ 1.徘徊のおそれのある高齢者の氏名、住所、写真、普段使う交通機関などの情報を事前に地域包括支援センターに登録します。 2.地域包括支援センターや民生委員、ケアマネージャーなどが日頃からの見守りを行います。 3.徘徊発生時には、事前登録情報を活用し、関係機関に協力を呼びかけ、高齢者の早期発見に努めます。 ※徘徊のおそれがある高齢者を介護されているご家族で、事前登録をご希望の方は、高齢福祉課在宅サービス係までお問い合わせ ください。 徘徊発生時の対応イメージ 家族→@110番通報→警察 ↓ ケアマネージャー、民生委員→B連絡→高齢福祉課 ↓A対応依頼 地域包括支援センター ↓C協力依頼 介護サービス事業所→E発見情報の提供 (日常生活の範囲内でのご協力をお願いします) 警察 ↓連携↑ 高齢福祉課 ↑D協力依頼 ↓E発見情報の提供 協力市民・協力機関・民生委員 (日常生活の範囲内でのご協力をお願いします) 日頃から「気にかけ」にご協力を 皆さまの周辺に、 ●様子がおかしい  ●服装が不自然  ●うろうろしている など このような高齢者を見かけたら、日野警察署(電話:586−0110)または市高齢福祉課までご連絡ください。 徘徊発生時には情報提供を 防災無線やEメール(日野市メール配信サービス)で行方不明となっている高齢者の服装などの情報をお知らせすることがあります。 発見につながる情報がありましたら高齢福祉課までご連絡ください。 日野市メール配信サービス「高齢者行方不明情報」にご登録ください 徘徊発生時には、配信サービスに登録している方に対し、高齢者の服装などの情報を配信します。ぜひ、お持ちの携帯電話にご登録 いただき、行方不明高齢者の早期発見にご協力ください。 登録方法は hino-reg@mlreg.tricorn.netに空メールを送信し、返信されたメールから手続きしてください。 認知症の方を支える地域づくりに取り組んでいます 地域包括支援センター職員を講師として、認知症の理解や対応の仕方を学ぶ「認知症サポーター養成講座」を開催しています。 日野市では、これまでに市民や事業所などで2千600人を超えるサポーターを養成しています。市役所職員に対しても、全職員を 対象とした研修として、講座の受講を進めています。