全事務事業の見直しを推進 第4次日野市行財政改革大綱を策定しています 中間報告についてご意見をお寄せください 問合せ先:行政管理チーム 厳しい市の財政状況 平成20年の世界金融危機以来、日野市の市税収入は法人市民税を中心に大きく落ち込み、平成22年度は、7年ぶりに普通地方 交付税の交付団体となりました。 一方、歳出を見ると、少子超高齢社会が進み、社会保障関係経費などの増大が見込まれています。さらに、今後は市が所有する建物 や道路、下水道などの公共施設の維持修繕、更新などに多大な金額がかかることが明らかになっています。 第3次行革から第4次行革へ このような市を取り巻く厳しい財政環境のもと、市では行財政改革大綱により、市民サービスの向上を図る改革を推進し、将来の 世代に受け渡せる確かな行政運営を目指しています。 現在進めている第3次行財政改革大綱では、民間委託化の推進などにより職員定数の155人純減(平成22年4月1日現在)や、 給与の適正化などを実施しました。 この第3次行革が平成22年度に終了することから、平成23〜28年度を計画期間とする第4次行財政改革大綱を公募市民との 協働により策定作業を進めています。 今回の第4次行革中間報告は、行政、財政、人事給与の3部会に分かれ、第3次行革大綱の考え方を引き継ぎながら、時代の変化に 伴う新たな視点を盛り込んだものとなっています。 それぞれ3部会の基本的な考え方と改革事例の概要は左表のとおりです。 【行政部会】 基本的な考え方 ●改革は市民サービス向上を基本とする ●あらゆる分野で民間委託などを推進する ●業務改善を行い、効率的な行政運営を進める(改善目標) ●公共施設の計画的な更新や改修を行う ●「公民協働」による新しい公共を創造する ●徹底した目標管理による事業検証を行う ●第3次行革の未達成改革項目を原則引き継ぐ 改革事例 ●子どもの見守りは地域主導で行う仕組みとする ●「ひのっち」を魅力あるものにし、学童クラブのあり方を再検討する ●公立幼稚園の役割の重要性を踏まえ、子ども人口や民間幼稚園の状況を見て公立幼稚園の統合を進める ●近隣自治体や民間施設と連携して、市域を超えた観光開発を行う ●給付型の施策から健康施策への転換を図る ●公営住宅の今後のあり方を検討する ●市立病院の経営健全化を進める ●公共施設白書を作成する ●計画的に施設改修を行う 【財政部会】 基本的な考え方 ●確実な収入強化を図る ●創意工夫による財源確保 ●積極的な財源確保 ●歳出削減を図る ●適切な財政運営を行う 改革事例 ●市税の現年徴収率99%を目指す ●使用料、手数料の算出根拠は、説明責任として料金算定時に明確にする ●市への寄附金を取り扱う窓口や方法について、広報などによりPRする ●法定外公共物(青道、赤道)の早期売却を図る ●慣例的な補助金の交付や申請形態の見直しなど、ゼロベースでの組織的な見直しシステムを検討する ●公債費負担比率を7.5%以下にする ●持続可能な財政運営を図るため、財政計画を策定する 【人事給与部会】 基本的な考え方 ●市民の満足度・納得度を向上出来る人材育成 ●スリムで機能的な組織をつくる ●適正な定員管理と給与水準の適正化 ●労働環境(職場環境)を整備する 改革事例 ●人材育成基本方針に基づき職員の能力開発を図る ●人事評価の結果を適正に人事管理に反映し、効果的に機能する組織運営を図る ●事務分析を実施し、最も効果的に機能する組織の構築を図る ●職員適正化計画を策定し、退職者不補充で正規職員数100人の削減を図る ●人事院及び東京都人事委員会勧告に準じ、民間給与水準を反映した適正な給与改定を実施する ●仕事と生活の調和(ワークライフバランス)を図る 第4次行革中間報告 皆さまからのご意見を募集 中間報告で出された改革項目については、市民の皆さまのご意見を踏まえ、第4次行革大綱素案につなげていきます。 なお、中間報告の詳細は、市政図書室、七生支所、市内各図書館、市ホームページでご覧になれます。 申込方法:11月5日(金)までに封書、FAXまたはEメールで。ご意見、住所、氏名、電話番号を記入、 問合せ先:〒191−8686日野市役所行政管理チーム(FAX:581・2516、メールアドレス:tokku@city.hino.lg.jp) 第2次環境基本計画に対するご意見を募集 問合せ先:環境保全課 第2次日野市環境基本計画は、公募市民と市職員からなる策定ワーキングチームで策定作業を進めています。 昨年11月から現在まで11回の会議を重ね、理想とする10年後の日野市像を描きながら、市民・事業者・行政のそれぞれの役割 を整理してきました。 今回の計画は、「まず始めてみよう!一人ひとりが出来ることから行動し、その行動を地域に広め、継続した行動につなげていくこと」 を目指し、多くの市民の皆さまに計画を知っていただき、行動していただくことを重点に置いています。 平成32年(2020年)までの10年間で、市民・事業者・行政が自覚と責任を持って行動し、協働により日野市の環境を 守っていきたいと考え、第2次日野市環境基本計画(素案)をまとめました。 一人ひとりの行動が大きな力となります。市民のみなさまの積極的なご意見をお待ちしています。 なお、第2次日野市環境基本計画(素案)は、市役所3階環境保全課、七生支所、市内各図書館、市ホームページで11月1日(月) からご覧になれます。 申込方法:11月1日(月)〜15日(月)に封書、FAXまたはEメールで。ご意見、住所、氏名、電話番号を記入 問合せ先:〒191−8686日野市役所環境保全課(FAX:583・4483、メールアドレス:kankyo@city.hino.lg.jp) 中間発表会を開催 第2次日野市環境基本計画(素案)の内容を説明します。 市民の皆さまの参加をお待ちしています。 日時:10月31日(日)午後1時〜4時30分、会場:生活・保健センター※直接会場へ 内容:第1部…策定の経緯、計画のポイント、計画推進への思いなどについて、策定ワーキングチームメンバーから各分野ごと (緑、水、CO2、ごみ、生活環境など)の発表。第2部…交流会(第2次環境基本計画(素案)に対する意見交換) ▲豊かな自然を守るため、一人ひとりが行動を