6月は浸水対策強化月間です 今月は、浸水対策強化月間です。近年、ゲリラ豪雨と呼ばれる短時間の集中的な降雨が増加し、道路側溝や下水道などの雨水排水施設で 処理しきれない場合が増えています。 雨期に向かうこの時期に浸水対策を行い、市内で開催する浸水に対する訓練などに参加し、いざというときのために備えておきましょう。 問合せ先:防災安全課 家のまわりを再点検し、土砂災害へ備えましょう 長雨や集中豪雨で地盤が緩み、崖や擁壁などの崩壊が起こりやすい季節になりました。特に切り立った崖や、排水施設のない擁壁で 覆われている家では、大きな被害を受けるばかりでなく、隣接する方々の生命・財産にまで危険を及ぼしかねません。 市内でも、平成20年8月に発生した集中豪雨によって土砂崩れが発生し、自宅から一時避難をした家庭がありました。 日ごろから家の周りの安全を確かめ、危ない石積みや土留めは補強し、雨水の排水をよくするなどして、安全対策を心掛けましょう。 すでに、東京都などの関係機関から安全対策などの措置を取るよう勧告を受けている方は、必ず、補強・改良などの工事を行ってくだ さい。 なお、法律(宅地造成等規制法)で定める区域内で、一定の高さ以上を切り土・盛り土する時や、擁壁などを築造する時は、事前の 許可が必要となりますので、ご注意ください。 問合せ先:東京都多摩建築指導事務所(電話:042−548−2037)、市防災安全課 浸水ゼロ・安全・快適!下水道 「東京アメッシュ」をご利用ください 集中豪雨などによる浸水被害に備えるためには、雨の情報を正確に知ることが大切です。 東京都ホームページ(http://www.gesui.metro.tokyo.jp)で公開している「東京アメッシュ」は、 東京の雨が一目で分かり、現時点から2時間前までの観測時雨量強度を5分刻みで表示します。 問合せ先:東京都下水道局流域下水道本部(電話:527−4828)、市下水道課 平成23年度洪水ハザードマップに 基づく地域別宿泊訓練 洪水時には、浸水により避難場所や避難ルートが限られるため、普段から確認しておく必要があります。現在配布している「洪水 ハザードマップ」に基づき、地域別宿泊訓練を実施します。 日時:6月18日(土)午後5時〜9時(宿泊する方は翌日午前8時まで)、会場:四小、内容:避難参集訓練、応急救護訓練、炊き 出し訓練、越水防止工法訓練、宿泊訓練など、対象・資格:四小学区域にお住まいの方、問合せ先:防災安全課 ▲応急救護訓練 「もしドラ」の原作者 岩崎夏海氏 日野市凱旋講演 「もしドラ」誕生秘話〜ドラッカーとAKB48 日 時 7月3日(日)午後2時〜3時30分  会 場 ひの煉瓦ホール(市民会館) 日野映像支援隊は設立10周年を迎えた記念として、現在、アニメ化などで注目される「もしドラ」の原作者・岩崎夏海氏の講演を 企画します。 講演第1部では「もしドラ」誕生秘話を、第2部ではマネジメントの神髄を語っていただきます。その後、講演を聞いた高校生、 大学生を対象に日野市のまちづくりをマネジメントするアイデアコンテストへの作文を募集します。応募方法など、詳細は当日会場で 発表します。 後援…日野市、日野市教育委員会、協賛…日野市商工会など、協力…日野市「もしドラ」PT(プロジェクトチーム) チケット購入方法 費用:前売り券…2,000円※高校生以下1,000円 当日券…2,500円※高校生以下1,500円 申込方法:ひの煉瓦ホール、日野市観光協会などの窓口または日野映像支援隊ホームページ(http://hino-filmcom.web.infoseek. co.jp/)から、問合せ先:NPO法人日野映像支援隊(電話:593−5315) 『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』岩崎夏海 著 ダイヤモンド社 刊 節電の効用 東日本大震災では大きな影響が続いています。それにしても私たちは、以前のような生活に戻るべきなのでしょうか。 気候が良くなり、計画停電は必要なくなりましたが、浜岡原子力発電所まで止められました。この夏は電力消費のピークを乗り切れるか 心配です。全電力の約30%が家庭の消費ですから、さらなる節電が求められるわけです。 経済の仕組みや仕事のありようはもとより、行政運営から家庭生活まで、一人ひとりが本気で考え直さなければなりません。 ここ数年、日野市では「ふだん着で、CO2をへらそう」事業を続けてきました。多くのご家庭では、エコ生活や節電に工夫して取り 組まれていますが、もう少し努力が必要です。 すでに、電車や劇場などの照明が抑えられました。自動車会社では木曜・金曜日に休み、土曜・日曜日に働く仕組みを考えています。 デパートでは定休日を復活させるとか。市役所でも一斉退庁や一斉消灯を試行しました。働く方々のご苦労は大変だと思います。 でも慣れてしまえば、それほど不便に感じないのも事実。 この際、逆転の発想、プラス思考による節電をすすめたい。いやいや対応するより、節電の効用を考えてみましょう。 私たちの生活は明る過ぎた。エネルギーを浪費し過ぎた。住まいの照明を節約すれば、家族団欒(だんらん)が深まるかもしれない。 自然のリズムに合った健康的な日常を取り戻せるかもしれません。 工夫と考え方次第で、節電にも効用ありと思うのですが。