省エネモニター制度を実施しています  市では、家庭でのエネルギー使用量やCO2排出量を把握する省エネモニター制度を実施しています。  モニターの方には、毎月の電気、ガスなどの使用量・使用料金を報告してもらいます。  なお、グラフは、昨年と今年の参加世帯の平均電気使用量とそれに伴うCO2排出量を示したグラフです。震災による節電の影響もあり、かなりの削減を図っていただいています。  省エネモニターは、随時募集しています。希望される方は、環境保全課までお問い合わせください。 参加世帯の平均電気使用量とCO2排出量 ※CO2排出量は電気使用量から計算 1カ月当たりのエネルギー使用料金の目安 電気 単身世帯:戸建住宅5,400円:集合住宅4,400円 2人世帯:戸建住宅7,700円:集合住宅6,300円 3人世帯:戸建住宅9,100円:集合住宅7,400円 4人以上世帯:戸建住宅11,400円:集合住宅9,300円 都市ガス 単身世帯:戸建住宅3,000円:集合住宅2,900円 2人世帯:戸建住宅4,100円:集合住宅3,700円 3人世帯:戸建住宅5,600円:集合住宅5,100円 4人以上世帯:戸建住宅5,900円:集合住宅5,100円 水道; 単身世帯:1,900円 2人世帯:3,700円 3人世帯:5,000円 4人世帯:6,600円 5人世帯:7,800円 6人以上世帯:9,800円 出典:東京都「家庭の省エネハンドブック」 省エネ診断してみませんか  家庭や事業所での省エネルギーを進めるには、専門家による省エネ診断が効果的です。  東京都地球温暖化防止活動推進センター(クール・ネット東京)では、無料での診断を行っています。ぜひご利用ください。 l東京都地球温暖化防止活動推進センター(クール・ネット東京)(電話 03−5388−3422) 家庭の省エネ診断  診断員が家庭の電力やガスの使用状況を確認し、すぐにできる省エネのコツをアドバイスします。 事業所の省エネ診断  技術専門員が事業所へ伺い、電気やガスなどのエネルギー使用状況や設備の運用方法を確認し、各事業所に適した改善策を提案します。 省エネ 私たちはこんな  取り組みをしています  市では、昨年度の「日野市環境フェア」において各家庭における優れた省エネルギーの取り組みに対し、表彰を行いました。今号ではその取り組みの一部を紹介します。 エネルギー使用量の見える化 西平山の佐山さん  西平山の佐山さんのお宅では、エネルギー使用量を把握するため、毎月の電気、ガス、水道、灯油の使用量を記録し、グラフ化しています。  グラフ化し、前月や前年と使用量を比較することで、視覚的に増減を確認できるため、使用量が増えた時の原因を考えたり、削減目標を設定したりする時に役立つそうです。  また、地域でCO2削減を図るため、玄関先や門扉に事業のステッカーを貼るとともに、自治会内に事業ののぼり旗をかかげ、近隣の方への働き掛けも行っています。 東平山の椿さん 再利用の徹底をしています  東平山の椿さんのお宅では、暮らしの中で発生した不用物を徹底して再利用しています。  封筒や紙はもちろん、古布を雑巾やエコバッグの装飾に利用したり、ダイレクトメールの外装や包装紙を利用した楊枝入れを作ったりするなど、再利用を楽しんで実行しています。再利用は、ごみの削減だけではなく、物を作ったり運搬したりするときに排出されるCO2の削減にもつながります。  また、椿さんは、自宅のエネルギー使用量を把握するため、公共料金専用の通帳を用意しています。使用料金が増えた場合には、気づいた点や原因と思われることを直接通帳に記入し、削減に努めているとのことです。 日野市消費者運動連絡会  私たちはこれまで「より良い環境を子どもたちに残していきたい」という思いを持って、なるべく自然に負荷を与えない生活を具体的に提唱し、実践を呼び掛けてきました。  3月11日の福島第一原発事故は、快適・便利さを求め続けてきた生活への反省と、健やかな「生命」をつないで行くことの大切さ・難しさを改めて教えてくれました。  10月の環境フェアでは、生命の源である「緑地の保全」を目的に活動する「ひの緑のトラスト」への「募金協力」をお願いします。 ひの・まちの生ごみを考える会  会では、一般家庭生ごみの減量と地域内循環のしくみづくりを目的とし、市ごみゼロ推進課との協働で冊子の製作、アンケート調査と分析、講演会企画、生ごみリサイクルの啓発活動などを行っています。  平成16年からは、八小地域での生ごみ回収と堆肥化事業を開始。地域住民による「まちの生ごみ活かし隊」を発足させ、回収した約200世帯の生ごみを土ごと発酵させて野菜作りを行うコミュニティガーデン「せせらぎ農園」の活動をサポートしています。 9月15日現在の宣言数 一般世帯…28,008世帯 団体・事業所…2,274事業所  宣言いただいた世帯の取り組みを集計すると、二酸化炭素(CO2)を約11,791トン−CO2(年間)へらせる計算になります。これは、木(針葉樹)約84万本が、1年間に吸収するCO2の量に相当します(※)。  また、光熱水費(電気・ガス・水道料金)に換算すると6億2,200万円(世帯平均約22,200円)に相当します。 ※樹齢80年の木(針葉樹)1本が1年間で約14キロのCO2を吸収すると想定(出典:林野庁ホームページ) 契約電力の見直しはいかがですか?  節電・節約のため、ご家庭の契約電力を見直してはいかがですか。契約電力を下げることで、直接の節電にはなりませんが、家電の同時使用を避けることにより、結果として節電につながります。  また、基本料金が下がり、家計の節約になる場合があります。 「エコクマ」「エコアラ」 CO2をへらそう キャラクターが 活躍中  CO2をへらそうキャラクターとして、「エコクマ」「エコアラ」が活躍しています。昨年12月からは、ラッピングミニバス(写真下)が市内を運行しているほか、10月16日(日)に開催される環境フェアではキャラクターのベビーカステラが登場します。「エコクマ」「エコアラ」を見かけたら、地球温暖化のことを思い出してください。 「エコクマ」「エコアラ」のイラストを ご使用いただけます  ご使用にあたっては、お守りいただく事項があります。詳細は環境保全課までお問い合わせください。 「エコクマ」「エコアラ」の ベビーカステラ焼き機を貸し出し  ご希望の方は、環境保全課までお問い合わせください。 ※カステラ作成のための原材料や、プロパンガスはご用意ください。 省エネ・省資源・環境にやさしい学校づくりひのっ子エコアクションを進めています  市内の小・中学校では、学校版エコマネジメントシステムとして、ひのっ子エコアクションを実施しています。  学校ごとに「省エネ・省資源・環境にやさしい学校づくり」などを目指し、活動を設定しています。計画した活動は、実施後に評価を行い、次年度以降の活動に生かしていきます。 市内の 小学生が ふだん着でCO2をへらそうを テーマにポスター描きました  ふだん着でCO2をへらそう事業では、昨年、ポスター作成を通じて、子どもたち一人ひとりが地球温暖化のことを考え、行動してもらおうと小学生を対象にCO2をへらそうをテーマとしたポスターを募集しました。  今回は、応募作品168点の中から、市内小学校の低学年の部・高学年の部最優秀賞に選ばれた2点を紹介します。 最優秀賞2点を紹介 ▼小学校高学年の部  旭が丘小 迎 萌花さん ▼小学校低学年の部  潤徳小 片岡咲紀さん