ごみ・資源物を みんなで減らしましょう 平成22年度のごみ量や市のごみ処理経費、「容器包装お返し大作戦!」の成果などを報告します。おかげさまで、ごみ・資源物は減量 傾向ですが、多摩地区でのごみ量ランキングでは、順位を下げています。今後も私たちの生活を見直し、みんなでごみゼロ社会を目指し ましょう。 問合せ先:ごみゼロ推進課(電話:581−0444) ■「ごみ改革」後、最少の排出量 1人1日当たりのごみ・資源物量 平成11年度:1,042グラム 平成12年度:994グラム<ごみ改革> 平成13年度:841グラム 平成16年度:811グラム 平成19年度:780グラム 平成20年度:766グラム 平成21年度:721グラム 平成22年度:697グラム 平成23年度(10月末現在):693グラム 第2次「ごみゼロプラン」…平成24年度目標値736グラムライン 「2020プラン」…平成27年度目標値650グラムライン 平成22年度の市民1人1日当たりの総ごみ量(資源物や持ち込みごみを含む)は、平成12年のごみ改革後初めて700gを割り、 最少のごみ量になりました。また、人口は約1%増えましたが、総ごみ量は約2.6%減りました。ご協力ありがとうございました。 ■目指せ!多摩地区ベスト1 多摩地区30市町村ランキング [可燃ごみ] 日野市:419.3グラム…1ランクダウンの4位 (ベスト1:小金井市) [不燃ごみ] 日野市:91.2グラム…2ランクダウンの27位 (ベスト1:羽村市) [総ごみ] 日野市:697.4グラム…1ランクダウンの8位 (ベスト1:小金井市) [リサイクル率] 日野市:36.6%…1ランクアップの16位 (ベスト1:小金井市) ※数字・順位は東京市町村自治調査会調べ ◆ごみ+資源物(1日1人当たり) 1位…小金井市621.4グラム 8位…日野市697.4グラム 最下位…あるまち1054.8グラム ムゥ〜ごみと資源物が多すぎる… 平成21年に策定された「第2次ごみゼロプラン」では、1人1日当たりの排出量が多摩地域で一番少ない自治体になろうという目標を 掲げています。一層のご協力をお願いします。 ■これだけ掛かるごみ処理経費 指定袋代は清掃費の17% ◆市民1人当たりのごみ処理経費 [平成11年度(改革前)]12,488円 [平成13年度(改革1年後)]16,318円 [平成16年度(改革4年後)]14,632円 [平成19年度(改革7年後)]15,021円 [平成20年度(改革8年後)]14,395円 [平成21年度(改革9年後)]12,963円 [平成22年度(改革10年後)]13,728円 ごみ処理にかかる経費は、約24億3,949万円(対前年度比約6%増)も掛かりました。これは市の一般会計全体の約4.3%になり ます。市民1人当たりの経費は前年度より765円高くなりました。これは、老朽化したクリーンセンターの大規模な修繕費用が大きな 要因です。引き続き、ごみ・資源物の減量にご協力ください。なお、ごみ処理手数料(指定収集袋)の歳入は約4億1千642万円で、 ごみ処理経費全体の約17%になります。 ■「容器包装お返し大作戦!」の成果 おかげさまで、約3割減 [ペットボトル] 平成21年度:40万833キログラム ↓約25%減 平成22年度:30万1,540キログラム [トレー類] 平成21年度:7万8,160キログラム ↓約30%減 平成22年度:5万5,010キログラム 買ったお店の「回収ボックス」にペットボトルやトレーなどの資源物をお返しいただく大作戦。市が処理した量(容器包装リサイクル 協会への引き渡し量)は、昨年度と比べて約3割減少しました。皆さまのご協力に感謝します。引き続き、各店の「お返し」のルールを お守りください。 ■みんなで「ごみゼロ社会」を目指そう! 課題は2つです! [主に家庭からのごみ・資源物] 可燃ごみ:21,656トン(56%) 有害ごみ:75トン(1%未満) 粗大ごみ:1,114トン(3%) 資源物:10,178トン(26%) 不燃ごみ:5,625トン(15%) 課題1 資源物はプラスチック系がほとんど →レジ袋は断る →ペットボトルやトレー類などは「容器包装お返し大作戦!」 課題2 可燃ごみの半分が「生ごみ」 →捨てる前に水分を絞る、土に返す →日野市オリジナル「段ボールコンポスト」などを活用粗大ごみ 生ごみリサイクル講演会と段ボールコンポスト活用の解説 段ボールコンポストを使うときの一工夫など、家庭の生ごみを堆肥にするヒントをお教えします。 日時:12月14日(水)午後2時〜4時30分、会場:市役所5階505会議室※直接会場へ、講師:吉田俊道氏(NPO法人大地と いのちの会理事長)、定員:先着70人、問合せ先:ごみゼロ推進課(電話:581−0444) ▼日野市オリジナルの生ごみ処理器「段ボールコンポスト」 購入価格1,250円(補助金適用後の価格) ■年末の大掃除はお早めに…ごみ収集・資源物回収は12月28日(水)の品目で最終です※可燃ごみに限り、地区別に29日(木)または 30日(金)に臨時収集。粗大ごみの申し込みもお早めに?日野環境保全(電話:581−4331)へ。 ■平成24年版「ごみ・資源分別カレンダー」を配布…12月16日(金)までに各家庭に順次戸別配布します。 イオンモールが やってくる 日野市長 馬場弘融(ひろみち) 市民の皆さまが待ち望んでいた明るい話題です。 多摩平の森重点まちづくり計画において、豊田駅北口の活性化を担う商業地区にイオンモールの進出が決まりました。前のスーパーが 閉店した後しばらくは「シャッター通り」でしたから、地元住民からも早く商業施設が決まってほしいと望まれていたのです 都市再生機構(UR)と市の協定にもとづき、地元住民や商業者を含むまちづくり協議会の期待を担っての進出です。11社が名乗りを 上げ、夢のある企画提案を競い合う方式で選ばれました。 総合スーパーであるイオンは郊外の大型店が中心ですが、今回はJR豊田駅前の立地であり新しいタイプになります。意欲を持っての 進出らしく、既にイメージ図が公表されています。かつて多摩平が開発されたころ豊田駅北口が持っていた以上の、しゃれた街なみが 期待できそうです。 総合スーパーの横には商店や飲食店が連なるモール街。スポーツクラブや会議用ホール、子どもの遊戯室があります。湧き水の広場や 森のステージなど野外空間も充実しています。加えて、駅と住宅街をつなぐ森の遊歩道まで整備されるのです。 豊田駅バリアフリー化が一段落し、南口の区画整理も数年中に駅前広場整備に入ります。どうやら豊田駅周辺に新しい風が吹いてきた ようです。 イオンモール進出が日野全体の商業活性化への刺激剤になればと思います。