家庭からのごみが増加傾向です 一層の「ごみ・資源物」減量を! 今年度の家庭から収集しているごみ量(平成23年4月〜平成24年1月分)は、昨年度の同時期と比べて増加傾向です。3〜5月は 新生活を始める方も多く、ごみが増える時期です。気を緩めずに私たちの生活を見直して、さらに分別を徹底し、ごみと資源物を減らし ましょう。みんなでごみゼロ社会を目指していきましょう。 問合せ先:ごみゼロ推進課(電話:581−0444) ■可燃ごみ 1%(219トン) 増えてしまいました 可燃ごみの半分を「生ごみ」が占めています。「食材を買い過ぎない」「食べ残さない」「水分を絞る」などの工夫をお願いします。 また、「堆肥化容器」を使うことも有効です。 ▼日野市オリジナルの生ごみ処理器「段ボールコンポスト」 購入価格1,250円(補助金適用後の価格) 段ボールコンポストの情報交換会(交流サロン) ご自分の段ボールコンポストの中身を一握り持参してください。使い方の講習会もありますので、未使用の方もご参加ください。 日時:3月16日(金)午後2時30分から、会場:中央公民館※直接会場へ、定員:先着60人、問合せ先:ごみゼロ推進課 (電話:581−0444) ■不燃ごみ 3%(144トン) 増えてしまいました 不燃ごみの大半を占めるのが「ビニール・プラスチック類」です。レジ袋を断り、資源物としてお店にお返しできるものや、市の資源物 回収に出せるものはごみにしないよう、分別の徹底をお願いします。 容器包装お返し大作戦!! 資源物は買ったお店の回収ボックスへ(コンビニへは持ち込まないで) 買ったお店の回収ボックスにお返しする場合も市の回収に出す場合も、それぞれのルールを守ってください。汚れているなどのルール 違反の排出は再分別などの費用がかかってしまいます。また、ルール違反の資源物が混ざることで、結果的にごみを増やすことにも なります。 ■粗大ごみ 10%(98トン) 増えてしまいました 引っ越しシーズンの3・4月は粗大ごみの収集申込が混み合います。早めに(株)日野環境保全(電話:581−4331)へお申し込み ください。 また、家具や衣料をごみに出すときはリユース(再使用)をご検討ください。リユースはリサイクル(再生利用)よりも良いごみ減量の 方法です。下記の場所で不要品を引き取っています。詳細は問い合わせください。 ■リサイクル事務所(万願寺6−5−6、電話:581−5960) 家具、照明器具などの再生・販売をしています。 日時:受付時間…毎日午前10時〜午後5時※年末年始を除く ■ひの市民リサイクルショップ回転市場 衣料品・日用雑貨などを低価格で販売しています。 ▼万願寺店(万願寺2−24−7万願寺タウンビル2階、電話:587−1781) 日時:営業時間…水曜〜日曜日午前11時〜午後5時30分※祝日も営業 ▼多摩平店(多摩平7−23−2、電話:587−8707) 日時:営業時間…火曜〜土曜日午前11時〜午後5時※祝日を除く 持ち込みごみは(主に事業系ごみ) おかげさまで 19% 823トンの減量成功! 平成23年4月から、クリーンセンターへのごみの持込処理手数料を1キロ当たり25円から42円に改定しました。実際に要する ごみ処理経費と当時の処理手数料との間に大幅な差が生じていることなどを踏まえて改定したものですが、その結果、持ち込み ごみ量が減り、少なく搬入されたごみ量でも市への歳入が増える成果となりました。持ち込まれたごみの大部分は事業系ごみです。 ご協力ありがとうございました。 ▼引き続き、分別徹底と適正排出を 事業所から出るごみは、特に紙類の分別が徹底されていません。また、残飯などの生ごみも大量に持ち込まれます。お店・会社で さらなる分別やごみ減量をお願いします。また、市に収集を依頼している「少量排出事業所」では、必ず市指定の「事業系ごみ指定 収集袋」で排出してください。 素敵な大人(おとな)でありたい 日野市長 馬場弘融(ひろみち) 青少年問題協議会から、とても良い提言をいただきました。 子どもたちの健全育成に活躍している協議会です。児童相談所や保健所・警察署・各学校の代表に加え、青少年育成会、ボーイ・ガール スカウト、民生児童委員、保護司会など青少年活動を担っておられる方々および市民委員により構成されています。 かつては関係機関からの伝達や育成会の連絡調整が主な内容でした。ここ十数年は目に見える成果を出そうと、任期ごと具体的提言を いただいています。 思い出に残るのは「中高生の居場所」の確保。小さい子たちで賑わう児童館だが、中高生も立ち寄れる内容に充実したい、という ものでした。職員の対応も速く、今では南平および多摩平児童館などが中高生を視野に入れた施設内容になっています。 「あいさつ運動」も同じ。協議会の提言から始まり、すべての小・中学校で、校門前の登校時あいさつ運動として定着しています。 さて今期の協議会では、大震災を踏まえ、あいさつ運動をさらに進め「もう一声を大人から」。加えて、子どもたちのお手本になる ような「素敵な大人を増やそう」という提言です。 「素敵」という言葉が気に入りました。何より日本語として美しい。最近「素敵!」と感じる人との出会いや、場面が少なくなっている からです。 そして「大人」。大人の生き方がだらしなくなっている最近の世相です。責任を取らずに言いたい放題ばかり目立つ。マスコミもそれを 助長しがちです。 作家・宮本輝が長編「草原の椅子」のあとがきで書いています。日本におとながいなくなったと痛感する。この本では、もっと人間力の あるおとなを書きたかった、と。 「素敵な大人(おとな)」でありたい。