紙面から 市立病院市民公開講座…3 高齢者を市長がお祝い訪問…4 9月8日から11月23日 日野市民文化祭開催…5 予防接種(ポリオ予防接種・肺炎球菌ワクチン予防接種)に関するお知らせ…8 9月1日は防災の日災害に対する備えは万全ですか いつ起こるか分からない地震や水害などに備え、被害を最小限に抑えるためには、 「自助(自らの安全は自らが守る)・共助(地域で助け合う)」の取り組みが重要です。 身の回りや地域の中で、災害に対する備えをできることから進めていきましょう。 問合せ先:防災安全課 日頃から備えを ●備蓄はしっかりと 最低3日分の水と食料、持病のある方は薬などの準備を(定期的に賞味期限などの確認も忘れずに)。 ●家族・地域で防災会議 震災時、水害時により避難所が変わる場合がありますので、避難所や連絡方法、集合場所の確認を。 また、高齢者や子ども、病気や障害を持つ方々を地域のみんなで助け合いましょう。 ●地震に対する備え 家の耐震性を調べ、ブロック塀、石積みなどの確認を。 また、大型家具は転倒防止器具で柱や壁に固定し、ドアや窓のそばには、大きな家具を置かないようにしましょう。 ●水害に対する備え 道路の側溝や雨水ますの詰まりは道路冠水や浸水の原因となりますので、日頃からの清掃にご協力を。 また、テレビ、ラジオ、ホームページなどで最新の気象情報を確認しましょう。 日野市では、東京都の新たな被害想定を踏まえ、地域防災計画の見直しを進めています。 見直しに関するご意見などありましたら、ぜひお寄せください。 災害情報の発信は次の方法で行います。 詳細は防災安全課にお問い合わせください。 (1)防災行政無線(聞き取れなかった場合は音声自動応答装置(電話:042・581・1500)に電話すると放送内容が確認できます) (2)防災情報メール(登録したアドレスに災害発生の情報を配信) (3)緊急速報メール(日野市内および近隣にいる方の携帯電話に緊急地震速報などを配信) (4)市ホームページ (5)広報車(市や消防団などにより避難先情報などをお知らせ) (6)日野ケーブルテレビ(防災行政無線の情報を放送) 総合防災訓練 10月28日(日)に総合防災訓練を実施しますので、防災への知識を高めるため、ぜひご参加ください。 日時:10月28日(日)午前9時から11時、会場:日野中央公園(市役所南側)、その他:訓練内容など、詳細は広報ひの10月15日号に掲載。 問合せ先:防災安全課 9月12日にJ-ALERT(全国瞬時警報システム)で伝達放送試験を実施 J-ALERT(全国瞬時警報システム)で全国規模の一斉放送試験を実施します。皆さまのご理解・ご協力をお願いします。 日時:9月12日(水)午前10時からと午前10時30分からの2回 内容:放送内容…「これは試験放送です」を3回放送 その他:日野ケーブルTVおよび防災メールで伝達放送試験に関する情報を流します。 問合せ先:防災安全課 J-ALERT(全国瞬時警報システム)とは 非常時に国などが発信する緊急情報を市内に設置してある防災行政無線(屋外スピーカー)で瞬時に情報を伝達するシステムです。 中国雑感 日野市長 馬場弘融(ひろみち) 東京都区市町村友好代表団の団長として中国に行ってきました。訪問したのは北京と西安(昔の長安)です。 私にとって中国行きは4度目になります。 最初は32年前でした。まだ文化大革命の匂いが残る時代。 人民服と自転車が街に溢(あふ)れ、古き良き中国がしっかり残されていたのです。さらに北京を色で表すと、赤茶けた印象でした。 しかし、北京オリンピック以来、中国は大きく変りました。 近代化が進み高層ビルが建ち並ぶ一方、街路樹も増え、今や北京の印象は緑。 西安には古い中国が残されていますが、やはり緑は豊かでした。国民は自信に溢れています。 行政運営や課題も似通っています。北京市では二つの地域コミュニティーを視察しました。例えば1510(いちごいちまる)運動。 歩いて15分の範囲で介護や学習など、10のサービスを市民ボランティアと協働で提供するというものです。 私たちが進めている公民協働の手法に近い、と思いました。 それにしても、昨今の日中関係は微妙な状況です。私たちも難しい時期の訪問になるとの認識がありました。 ですが、そんな心配を吹き飛ばしたのが北京市の積極的な対応。担当の田雁(でんがん)副主任や幹部の熱い思いが伝わりました。 国と国が難しい時だからこそ自治体交流の意味があるという訳で、公式行事も多く充実した訪問になりました。 さらに、街なかで見かけた「北京精神」愛国・創新・包容・厚徳というスローガン。 最初が愛国なのは今の中国らしさを伝えますが、次の三つは日本でもすぐ使えそうです。 外国に学ぶ、とはこういうことなのでしょう。多くを感じさせてくれる中国訪問でした。