紙面から 国民年金はみんなが加入者です…4 12月はオール東京滞納STOP強化月間…6 農の学校・第9期受講生を募集…8 投票日は12月16日 東京都知事選挙と衆議院議員選挙…8 ごみ・資源物をみんなで減らしましょう 平成23年度のごみ量や市のごみ処理経費などをご報告します。 おかげさまで、ごみ・資源物は減量傾向で、多摩地区でのごみ量ランキングでもランクアップしています。 また、持込料金の改定などで、クリーンセンターへの許可業者などの持ち込みごみ量も減っています。 今後も私たちの生活を見直して、みんなでごみゼロ社会を目指しましょう。 問合せ先:ごみゼロ推進課(電話:042・581・0444) ■「ごみ改革」後、最少の排出量 1人1日当たりのごみ・資源物量 平成11年度:1042グラム 平成12年度:994グラム<ごみ改革> 平成13年度:841グラム 平成16年度:811グラム 平成20年度:766グラム 平成21年度:721グラム 平成22年度:697グラム 平成23年度:681グラム 平成24年度(10月末現在):680グラム 第2次「ごみゼロプラン」…平成24年度目標値736グラムライン 「2020プラン」…平成27年度目標値650グラムライン 平成23年度の市民1人1日当たりの総ごみ量(資源物や持ち込みごみを含む)は、平成12年のごみ改革後、最少のごみ量になりました。 ご協力ありがとうございました。 ■目指せ!多摩地区ベスト1 多摩地区30市町村ランキング [可燃ごみ] 日野市:407.6グラム…1ランクアップの3位(ベスト1:312.7グラム) [不燃ごみ] 日野市:91.5グラム…27位(ベスト1:19.4グラム) [総ごみ] 日野市:681グラム…3ランクアップの5位(ベスト1:611.7グラム) [リサイクル率] 日野市:36.9パーセント…16位(ベスト1:50.8パーセント) ※数字・順位は東京市町村自治調査会調べ 平成21年に策定された「第2次ごみゼロプラン」では、1人1日当たりの排出量が多摩地域で一番少ない自治体になろう という目標を 掲げています。一層のご協力をお願いします。 ■これだけ掛かるごみ処理経費 指定袋代は清掃費の16パーセント 市民1人当たりのごみ処理経費 平成11年度(改革前):12488円 平成13年度(改革1年後):16318円 平成16年度(改革4年後):14632円 平成20年度(改革8年後):14395円 平成21年度(改革9年後):12963円 平成22年度(改革10年後):13728円 平成23年度(改革11年後):14062円 ごみ処理に掛かる経費は、約25億1044万円(対前年度比約2パーセント増)も掛かりました。 これは市の一般会計全体の約4.4パーセントになります。 市民1人当たりの経費は前年度より334円高くなりました。 これは老朽化したクリーンセンターの大規模な修繕費用が大きな要因です。 なお、ごみ処理手数料(指定収集袋)の歳入は約4億2659万円でした。しかしこれはごみ処理経費全体の約16パーセントに過ぎません。 引き続き、ごみ・資源物の減量にご協力ください。 ■「容器包装お返し大作戦!」の成果 おかげさまで、33パーセント減 [ペットボトル] 平成21年度:40万833キロ 平成22年度:30万1540キロ(前年度比 約25パーセント減) 平成23年度:27万690キロ(前年度比 約10パーセント減) [トレー類] 平成21年度:7万8160キロ 平成22年度:5万5010キロ(前年度比 約30パーセント減) 平成23年度:4万9530キロ(前年度比 約10パーセント減) 買ったお店の「回収ボックス」にペットボトルやトレーなどの資源物をお返しいただく大作戦。 市が処理した量(容器包装リサイクル協会への引き渡し量)は、導入前の平成21年度と比べて33パーセント減少しました。 皆さまのご協力に感謝します。引き続き、各店の「お返し」のルールに従ってご協力をお願いします。 ■みんなで「ごみゼロ社会」を目指そう! 課題は2つです! 可燃ごみ:21858トン(56パーセント) 有害ごみ:69トン(1パーセント未満) 粗大ごみ:1237トン(3パーセント) 資源物:9965トン(26パーセント) 不燃ごみ:5766トン(15パーセント) 課題1 不燃ごみはプラスチック系がほとんど レジ袋は断る ペットボトルやトレー類などは「容器包装お返し大作戦!」 課題2 可燃ごみの半分が「生ごみ」 捨てる前に水分を絞る、土に返す 日野市オリジナル「段ボールコンポスト」などを活用 「段ボールコンポスト」で手軽に生ごみリサイクルを始めませんか 日野市オリジナルの段ボールコンポストは、生ごみを水切りせずに投入できることや、基材の竹パウダーによる消臭効果が あるため、初めて生ごみリサイクルを始める方にも適しています。新しい竹パウダーをご購入するとき、前の中身を引き取る サービスもありますので、堆肥を必要としない、生ごみの減量をしたいだけの方にもおすすめです。 市内福祉施設が作製し、ご自宅まで配送します。ぜひ、ご活用ください。 費用:1250円 申込方法:電話 問合せ先:第2すずかけの家(電話:080・3175・1144) ■平成25年版「ごみ・資源分別カレンダー」を配布…12月20日(木曜)までに各家庭に順次戸別配布します。 ■平成25年4月から、小型家電・金属類を資源物に、新聞回収を2週に1回から4週に1回に変更 詳細は平成25年版「ごみ・資源分別カレンダー」をご覧ください。 ■年末の大掃除はお早めに…ごみ収集・資源物回収は12月28日(金曜)の品目で最終です ※可燃ごみに限り、地区によっては31日(月曜)に臨時収集。粗大ごみの申し込みもお早めに 株式会社日野環境保全(電話:042・581・4331)へ。 ISO今後の進め方 日野市長 馬場弘融(ひろみち) 日野市は環境にやさしい市政を進めています。多摩川・浅川の恵みと用水路などの清流を復元し、 丘陵地・里山・農地を含む緑を守ってきました。 平成12年のごみ改革からは、皆様と一緒にごみゼロ社会を目指し努力しています。最近ではCO2削減の分野でも頑張っています。 そしてごみ改革にあわせ、市役所も環境に配慮した事業所であれと、外部機関による厳しい審査を受けて 環境マネジメントシステム(ISO14001)の認証を取得したのです。早いもので、あれから12年が経過しました。 その成果は持続しています。 裏紙使用は当然になり、電気・ガス・ガソリンの使用量なども削減。資料やコピーも最小限になりました。 何より庁内に無駄を無くす意識が根付き、縦割りの公務を横串する習慣も定着しました。 ですが、更新審査を何度か受ける中で、環境とは離れた要求が増えたり、細かいマニュアルにこだわりすぎる点が気になりました。 職員からも、これまでの成果が定着しているなら、むしろ新しい方式を考えようとの議論が出始めました。 多くの自治体でも同様の悩みがあったようで、ISOとは違う取り組みに変更する自治体も出てきました。 日野市では、これまでISOについて、調布市と交流を重ねてきました。 この度この仕組みを広げ、府中市・昭島市を加えた4市で連携し、審査する形を作ったのです。 この相互審査を踏まえ、12月6日に自己適合宣言します。 とは言え、方式を変えて成果が後退しないよう、庁内でも厳しくチェックしますので、市民の皆様のご理解をお願いします。