紙面から 日野都市計画道路3・4・11号線(新川崎街道)が開通…2 第2期国民健康保険特定健康診査等 実施計画(素案)に対するご意見を募集…2 粗大ごみが増える引っ越しシーズン到来! 捨てる前にリユース(再利用)の検討を!…8 市制施行50周年記念事業みんなで元気に ひとつになろう日野…8 地域でお互いが気にかけあう関係づくりのために 「あれっ?」と思ったらご連絡ください! ご近所にお住まいの方の様子がいつもと違うと気付かれたことはありませんか? 皆さまの「気付き」によって、トラブルを早期に発見し、命にかかわる重大な事態を未然に防ぐこともできます。 誰でも気軽にできる気にかけのポイントを知って、あたたかい声かけのあるまちにしていきましょう。 問合せ先:高齢福祉課、セーフティネットコールセンター (1)日頃、意識しておきたいこと(情報収集) あいさつを交わすなど、普段から接していれば、ちょっとした変化に気が付くことができます。 特に心配な方がいるときは、下記のような異変のサインを意識して接するようにしましょう。 ▼気にかけるポイントは いつもと様子が違う…足取りがおぼつかない、すり傷やあざが目立つ、忘れ物や同じことを聞かれることが多くなったなど いつもと身なりが違う…季節感のずれた服を着ている、最近同じ服ばかりを着ているなど (2)あれっ?と思った時は(状況確認) 一時的に調子がすぐれないだけかもしれません。 「おかしい」と決めつけずに、相手にやさしく声をかけて様子を確認してみましょう。 また、一人だけで解決しようとせず、気になる時には、市内9カ所の地域包括支援センターや市高齢福祉課・セーフティネット コールセンターにご相談ください。 ▼「気にかけ」が「気になる」に変わったら以下にあてはまる場合、緊急事態のおそれがあります。 □(以前は頻繁だったが)最近は外出する姿を見ていない □新聞や郵便がたまっている □洗濯物が干したままになっている □暗くなっても電気が消えたまま、または夜中までつけっぱなしになっている □日中も雨戸が閉まったまま、または夜まで開いたままになっている □電話が鳴りっぱなし、または電話をかけても応答がない □家や部屋の周りで異臭がする ▼緊急時には(連絡・通報) 「家の中で倒れている」などの緊急時は110番(警察)か119番(消防)へ。 ●地域包括支援センター [施設名]もぐさ [所在地]日野市落川1070番地 [電話番号]042・599・0536 [担当地域]百草、落川、程久保、三沢2丁目 [施設名]あさかわ [所在地]日野市高幡864番地の4 [電話番号]042・593・1919 [担当地域]高幡、三沢、三沢1・3丁目から5丁目、新井、石田(浅川南)、程久保1丁目から8丁目 [施設名]すてっぷ [所在地]日野市豊田3丁目40番地の3 [電話番号]042・582・7367 [担当地域]豊田、東豊田、旭が丘2・5・6丁目、多摩平1・2丁目、富士町 [施設名]あいりん [所在地]日野市多摩平6丁目31番地の7 [電話番号]042・586・9141 [担当地域]多摩平3丁目から7丁目、日野台4・5丁目、大坂上 [施設名]せせらぎ [所在地]日野市日野本町6丁目3番地の17 [電話番号]042・589・3560 [担当地域]日野本町、神明、日野台1丁目から3丁目、栄町、新町 [施設名]多摩川苑 [所在地]日野市万願寺1丁目16番地の1 [電話番号]042・582・1707 [担当地域]万願寺、上田、川辺堀之内、日野、宮、石田1・2丁目、石田(浅川北) [施設名]いきいきタウン [所在地]日野市東平山3丁目1番地の1 [電話番号]042・585・7071 [担当地域]東平山2・3丁目、平山1丁目から6丁目 [施設名]すずらん [所在地]日野市南平7丁目19番地の13 [電話番号]042・599・5531 [担当地域]南平1丁目から9丁目 [施設名]かわきた [所在地]日野市西平山1丁目12番地の1 [電話番号]042・589・1710 [担当地域]旭が丘1・3・4丁目、西平山1丁目から5丁目、東平山1丁目 気付き、声をかけ、話を聞いて、つなぎ、見守る「ゲートキーパー」に 3月は自殺対策強化月間 平成10年以降、全国で毎年3万人以上の方が自殺で亡くなっています。 昨年は15年ぶりに3万人を下回りましたが、依然として毎日約76人の方が自殺で亡くなっています。 また、若年層の自殺は増加傾向にあります。 ▼ゲートキーパーとは 身の周りで悩んでいる人に気付き、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守ることができる人のことです。 1人でも多くの方に、ゲートキーパーとしての意識を持っていただき、それぞれの立場でできる行動を起こすことが、 自殺予防につながります。ぜひゲートキーパーとして大切な人の悩みに気づいてください。 また、市では自殺対策強化月間の取り組みとしてシンポジウムを開催します。 ▼日野市自殺対策シンポジウム 生きづらさを抱えた若者からの発信 日時:3月14日(木曜)午後1時30分から4時30分 会場:多摩平の森ふれあい館※直接会場へ 定員:先着100人 内容:体験談、ディスカッション 問合せ先:セーフティネットコールセンター 市民の皆様ありがとう 日野市長 馬場弘融(ひろみち) 月日の経つのは早いものです。 52歳で市長に就任させていただいたのは平成9年。 髪の毛はふさふさで、青年市長の意気込みを胸に気力体力とも充実した日々でありました。 そして気がついたら、もう16年が経過。既に68歳というわけです。 運営の基本は「じわじわ」であったけれど、ずいぶん元気の良いことを言いました。激論を交わしたこともありました。 でも、その時々の「決断」には誤りなきよう努めてきたつもりです。 前市長からは多くの課題を引き継ぎました。お年寄りの介護施設建設。市立病院並びに多摩平団地の建て替え。 民間委託と行財政改革の推進。区画整理や国道バイパス・都市計画道路の整備などです。 前にも申し上げましたが、私の役割の多くは、かなり前に作られた計画を具体化することであったと思い返します。 でもそんな中、私らしい施策もいくつか進めました。 「選べる学校制度」や「ICT活用教育」は、教育委員会や先生方のご協力の賜物です。 「新選組フェスタ」は、NHKを始め関係者、郷土史家、ファンの後押しあればこその成功でした。 何より「ごみ改革」は市民参画の手本となり、日野市民一人ひとりのパワーを全国に示すものになりました。 それぞれ深い感慨があります。いずれの仕事も、皆様へのお願いばかりでありました。 それなりに成果を残せたのはご協力いただいた皆様のお陰であり、市長冥利(みょうり)に尽きます。 さて、このコラムは今回が最後です。長年にわたるご愛読に心より感謝申し上げ、筆を擱(お)きます。 市民の皆様ありがとう。