紙面から 平成25年度予算概要…2 日野市長選挙・日野市議会議員補欠選挙…4 乳がん検診・子宮がん検診…5 平山季重まつり開催!…8 平成25年度市政運営の基本 寛容と勤勉そして品格を 平成25年度を迎えるにあたり、市政運営の基本と新年度予算の概要を申し述べ、市民の皆さまに、 一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。 日野市長 馬場弘融(ひろみち) 平成25年度市政運営の基本姿勢 はじめに 私はこの4月26日の任期満了をもって、4期16年間務めさせていただいた市長の職を退くことといたしました。 これまで市政の運営にご支援、ご協力をいただいた、議員各位ならびに市民の皆さまに心から感謝しお礼を申し上げます。 私の市政に対する基本姿勢は就任以来まったく変わっておりません。 原点は「戦争を決して許さず、日本国憲法の理念を守る立場から、世界の恒久平和のために働くこと」、 「弱い立場にある人をまず考えること」、でありました。 さらに、「次の世代に美しいふるさとを渡そう」を継続するスローガンとして掲げ、 「市民のボランティア精神にもとづく市民参画の市政」、「環境にやさしい市政」、「経営感覚を持った効率的な市政」 の三つの視点をもとに市政運営に邁進してまいりました。 50年後の日野のありようを思い描く さて、今年の市政のテーマは「寛容と勤勉そして品格を」としました。 強すぎる自己主張と他者への批判を控え、人を思いやる気持ちを、日本人本来の「寛容」さを取り戻したい。 我々の遺伝子に書き込まれた「勤勉」を思いおこしたい。そして何よりも、日本人としての「品格」を忘れずに日々を送りたい、 ということであります。 今年は市制施行50周年という節目の年にあたります。また、東京多摩国体も開催されるなど賑わいの年となります。 誰もが楽しく祝うとともに、これまでの50年を単に振り返るだけではなく、市民皆さまが50年後の日野のありようを思い描き、 発言し、行動する一年にしていただきたいと思います。 平成25年度主要事業 当面する行政課題への取り組み 参画と協働のまち 市制施行50周年記念事業の実施「みんなで元気に! ひとつになろう日野 」 ●市民の森ふれあいホールにおける記念祭の開催(11月2日から4日) 三世代がよりそうくらしの推進 ●(仮称)三世代がよりそうくらし基本方針策定 経営感覚のある市政運営 ●将来を見据えた健全な財政運営 子どもが輝くまち 保育園の待機児解消と保育の質の向上 ●保育園の建て替え・機能移転に伴う定員拡大 きめ細かな支援体制の充実 ●(仮称)発達支援センターの建設 切れ目のない支援 安全かつ魅力ある学校づくり ●おいしい水プロジェクトおよびトイレ洋式化(直結化…三沢中、五小、六小、トイレ改修…東光寺小、仲田小) 健やかでともに支えあうまち 地域内・在宅における介護と医療の連携 ●多摩平の森A街区での公共公益施設の誘導 がんに負けない社会の実現 ●がん検診の受診率向上 セーフティネットの充実 ●適正な生活保護 日野人・日野文化を育てるまち 東京多摩国体の実施とこれを契機とした地域活性化および市民スポーツの推進 ●東京多摩国体の開催(9月29日から10月8日) 生涯学習、藝術文化を楽しみ、まちへの愛着を育てる ●生涯学習を通したまちづくり ●日野の文化を次世代に受け渡す 自然と調和した環境に優しいまち ごみゼロの社会の推進 ごみ処理への新しいチャレンジ ●ごみ処理の広域化の検討、ごみゼロ施策の更なる推進 水と緑を次世代に受け渡す ●水辺を生かしたまちづくりの推進 安全で安心して暮らせるまち いつ来るか分からない災害等への準備 ●都の被害想定を踏まえた地域防災計画の見直し、建築物などの耐震化の促進 ●災害等に備えた地域組織の充実 地域の魅力を活かした活力あるまち これからの50年を考えた戦略的な都市づくり ●地域経済の再生に向けた基盤づくり ●道路網などの整備促進による経済活性化 活力ある商工業へのチャレンジ ●魅力ある個人商店づくり