日野市の財政状況〜現状とこれから 問合せ先:財政課 ポイント1:高齢化の進行や景気低迷によって財政運営は年々厳しさを増しています 性質別経費の経年推移(単位:億円) 人件費 [H15] 116.6 [H16] 112.6 [H17] 111.3 [H18] 113.0 [H19] 116.8 [H20] 106.7 [H21] 108.4 [H22] 105.0 [H23] 100.6 [H24見込] 97.8 [H25当初] 98.3 扶助費 [H15] 78.3 [H16] 85.3 [H17] 85.3 [H18] 89.1 [H19] 95.4 [H20] 96.4 [H21] 102.9 [H22] 131.3 [H23] 141.6 [H24見込] 150.3 [H25当初] 154.2 繰出金 [H15] 51.5 [H16] 59.7 [H17] 58.9 [H18] 64.1 [H19] 60.1 [H20] 63.0 [H21] 65.7 [H22] 74.3 [H23] 73.3 [H24見込] 77.6 [H25当初] 84.5 公債費 [H15] 31.9 [H16] 29.9 [H17] 30.9 [H18] 30.5 [H19] 32.0 [H20] 31.8 [H21] 32.1 [H22] 33.2 [H23] 33.2 [H24見込] 33.7 [H25当初] 34.1 物件費 [H15] 86.6 [H16] 91.5 [H17] 91.1 [H18] 93.1 [H19] 96.9 [H20] 90.7 [H21] 88.6 [H22] 88.0 [H23] 91.0 [H24見込] 86.0 [H25当初] 87.2 扶助費はこの10年間で約76億円の増! 一方、市税は5年前よりも約21億円の減!! 市税比較(単位:億円) [H20決算] 301.9 [H25当初 280.6 約21億円減収 その結果 財源不足額の推移(単位:億円) [H20] 18.1 [H21] 29.0 [H22] 35.7 [H23] 36.6 [H24見込] 32.9 [H25当初] 39.7 起債(借金)の借り入れや基金(貯金)の取り崩し、普通交付税で財源不足に対応しています! ポイント2:借金は確実に返済しているが、心もとない貯金残高 起債残高【借金】(単位:億円) [H20決算] 942 [H23決算] 860 [H25当初] 803 約139億円減 全会計を合わせた借金総額は都内26市のうちワースト2位!(H23年度決算) 基金残高比較【貯金】(単位:億円) [H20決算] 90.3 [H25当初] 68.9 約21億円減 一般会計で見た貯金も減少。もしもの時のためにも蓄えは必要! ポイント3:収入確保への大きな不安要素 日野市将来人口推計(単位:人) 生産労働人口 [2010年] 119,349 [2015年] 114,603 [2020年] 112,567 [2025年] 111,445 [2030年] 107,624 [2035年] 100,465 [2040年] 92,070 人口推計 [2010年] 180,052 [2015年] 181,731 [2020年] 181,195 [2025年] 178,955 [2030年] 175,495 [2035年] 171,113 [2040年] 166,119 国立社会保障・人口問題研究所 「日本の市区町村別将来推計人口」より 2040年の人口は2010年比で13,933人の減! 生産労働人口は27,279人の減!! 将来の世代に負担を先送りしないために、今やるべきこと 1.借金の額を継続的に減らしていく 2.災害など、もしもの場合に備えるための貯金を増やす ことが必要です。 そのために、行政サービスを今一度見直す必要があります。身の丈にあった行政サービスの提供を心がけますので、ご理解とご協力をよろしくお願いします。 三世代がよりそうくらし を推進していきます 市では、「家族のあり方」に着目して、「三世代がよりそうくらし」をキャッチフレーズに三世代の家族が同居あるいは近くに住むことを支援していきます。 また、日頃から家族や多世代間交流ができるような仕組みや機会を提供し、「絆」を築くことで、地域づくりを一歩一歩着実に推進し、 みんなで支えあうまちを実現していきます。 問合せ先:企画調整課 4つの基本方針の柱 (1)「スープの冷めない距離」での「三世代」のくらしの創造  三世代が「スープの冷めない距離」で暮らすことは、日々の生活や将来に対する悩みや不安を和らげ、穏やかな生活の実現につながり、緊急時や災害時などは何よりも心の支えとなります。 ◆今後の取り組み◆  親・子・孫が寄り添って生活できるような環境を作るため、「スープの冷めない距離」で三世代が寄り添って暮らせるように、住宅支援補助などの仕組みや体制の整備について検討していきます。 ▲三世代が寄り添って暮らせる仕組みを検討します (2)「食べる」「遊ぶ」を通じた三世代家族の交流機会の創出 親・子・孫世代の三世代が交流できる場面をつくり、「三世代がよりそうくらし」の良さ、大切さを家族の中で実感することが重要であり、 そのことが家族の絆を深めることになります。その機会がちょっと特別な日であれば、より記憶にも深く刻まれることになります。 ◆今後の取り組み◆ 楽しみながら家族同士の絆を深めることができるよう、食事や遊び、スポーツなどで三世代が集い憩う機会や場を提供します。 ▲食事や遊びなどを通じて三世代が集い憩う機会や場を提供します (3)日頃の暮らしの中での啓発 お互いが支え合える地域づくりを進めるためには、継続的に「三世代がよりそうくらし」の重要性や必要性について啓発活動を行い、 市民一人ひとりの助け合いの意識を高めることが重要となります。 ◆今後の取り組み◆ 職場や学校、買い物など日頃の暮らしのさまざまな場面で、 「三世代がよりそうくらし」の良さ、心強さ、重要性をPRし、啓発に取り組んでいきます。 ▲暮らしのさまざまな場面で三世代が寄り添う暮らしの重要性を啓発します (4)地域資源や既存事業を生かした多世代間交流の仕組み・仕掛けづくり 市や地域では、地域資源を生かしながらさまざまな分野で事業を展開しています。 その事業一つひとつが多世代間で交流できる絶好の機会になるよう、「三世代がよりそうくらし」の視点を組み込み、各事業を再構築していきます。 ◆今後の取り組み◆ 何か目的を持って施設やイベントに訪れた市民に対し、サービスだけでなく、異なる世代が一緒に集う空間や機会を提供することで多世代が交流する機会を増やしていきます。 ▲異なる世代が交流する機会を増やします 「三世代がよりそうくらし」基本方針(素案)へのご意見、ご要望などを募集 市では、「三世代がよりそうくらし」を着実に推進していくために、基本方針を策定する予定です。 ここで基本方針の素案がまとまりましたので、市民の方々のご意見やご要望を募集します。 なお、素案は市ホームページでご覧いただくほか、市役所4階企画調整課で配布しています。 申込方法:5月15日(水)(必着)までに持参、郵送、EメールまたはFAXで。住所、氏名、電話番号、ご意見を記入、 問合せ先:〒191−8686日野市企画調整課(FAX:581−2516、メール:kikaku@city.hino.lg.jp) 平成25年 スポーツ祭東京2013開催