紙面から 国民年金はみんなが加入者です ……2 子育て支援特集〜日野市はみなさんの子育てを応援しています …6・7 ひの市民活動フェア・2013くらしのフェスタ日野 ……9 公民館高幡台分室まつり・郷土資料館まつり ……………10 多摩平の森地区のまちづくり ……………12 平成24年度決算を公表 市では、市のお金がどのように使われているかを知っていただくため、 毎年2回(5月、11月)に財政状況の公表を行っています。広報今号では、 平成24年度(平成24年4月〜平成25年3月)の決算状況をお知らせします。 なお、詳細は市ホームページをご覧ください。 問合せ先:財政課 総額 歳出:1,020億5,341万円(前年度比1.2%減) 歳入:1,041億1,298万円(前年度比1.5%減) 特別会計 歳出:471億2,798万円(前年度比0.6%増) 歳入:471億8,669万円(前年度比0.1%増) 一般会計 歳出:549億2,543万円(前年度比2.7%減) 歳入:569億2,629万円(前年度比2.8%減) 特別会計 [会計名]国民健康保険特別会計 [歳入]171億4,159万円 [対前年度比]3.7% [歳出]169億933万円 [対前年度比]4.1% [会計名]土地区画整理事業特別会計 [歳入]37億5,217万円 [対前年度比]1.1% [歳出]36億3,764万円 [対前年度比]2.1% [会計名]下水道事業特別会計 [歳入]47億7,207万円 [対前年度比]△27.2% [歳出]45億5,371万円 [対前年度比]△29.3% [会計名]介護保険特別会計 [歳入]103億3,529万円 [対前年度比]7.2% [歳出]103億1,386万円 [対前年度比]7.2% [会計名]後期高齢者医療特別会計 [歳入]32億1,624万円 [対前年度比]10.4% [歳出]31億9,804万円 [対前年度比]10.4% [会計名]市立病院事業特別会計 [歳入]79億6,933万円 [対前年度比]2.5% [歳出]85億1,540万円 [対前年度比]5.5% [会計名]合計 [歳入]471億8,669万円 [対前年度比]0.1% [歳出]471億2,798万円 [対前年度比]0.6% 一般会計 ( )内は構成比、〈 〉内は対前年度比 歳出 549億2,543万円〈前年度比2.7%↓〉 民生費 247億5,796万円(45.1%)〈0.1%↓〉 総務費 80億5,322万円(14.7%)〈6.4%↑〉 教育費 66億682万円(12.0%)〈12.7%↓〉 衛生費 47億4,445万円(8.6%)〈3.1%↓〉 土木費 41億6,413万円(7.6%)〈11.8%↓〉 公債費 33億6,784万円(6.1%)〈1.3%↑〉 消防費 21億7,875万円(4.0%)〈2.8%↓〉 その他 10億5,226万円(1.9%)〈5.7%↓〉 歳入 569億2,629万円〈前年度比2.8%↓〉 市税 286億9,514万円(50.4%)〈0.1%↑〉 都支出金 75億1,248万円(13.2%)〈4.5%↓〉 国庫支出金 73億1,042万円(12.8%)〈7.3%↓〉 交付金など 27億3,592万円(4.8%)〈8.9%↓〉 繰越金 21億2,876万円(3.7%)〈14.8%↑〉 市債 19億1,620万円(3.4%)〈6.5%↓〉 地方交付税 16億5,605万円(2.9%)〈16.4%↑〉 繰入金 13億3,569万円(2.4%)〈56.5%↓〉 使用料および手数料 12億4,219万円(2.2%)〈1.3%↑〉 その他 23億9,344万円(4.2%)〈33.5%↑〉 ■市民1人当たりで換算すると [項目]市税収入 [平成24年度]16万1千円 [平成23年度]16万1千円 [平成14年度]15万9千円 [平成23年度との比較(増減)]→ [平成14年度との比較(増減)]↑ [項目]支出総額 [平成24年度]30万8千円 [平成23年度]32万1千円 [平成14年度]29万4千円 [平成23年度との比較(増減)]↓ [平成14年度との比較(増減)]↑ [項目]借金総額 [平成24年度]46万7千円 [平成23年度]48万7千円 [平成14年度]57万4千円 [平成23年度との比較(増減)]↓ [平成14年度との比較(増減)]↓ [項目]預貯金額(普通会計) [平成24年度]6万9千円 [平成23年度]4万3千円 [平成14年度]5万1千円 [平成23年度との比較(増減)]↑ [平成14年度との比較(増減)]↑ 平成24年度の主な取り組み  平成24年度は「覚悟を、そして希望を 〜いつか思いは叶う〜」をテーマに事業を実施しました。 1 参画と協働のまち………約17億5千万円 ●市立病院の経営健全化 ●住民基本台帳システム再構築、公共施設の耐震化工事、災害などに備えた積み立てなど 2 子どもが輝くまち………約37億1千万円 ●保育園待機児解消に向けた民間保育園の建て替え支援 ●きめ細かな支援体制の拡充〜(仮称)発達支援センターの建設工事着工 ●小・中学校全校の冷暖房設備設置完了、小・中学校3校のトイレ改修、中学校リソースルームの新設 ●特別支援学級の開設(平山中)など 3 健やかでともに支えあうまち………約59億6千万円 ●地域密着型サービス事業所の整備、高齢者見守り支援ネットワーク事業の拡充 ●予防接種や健(検)診による病気の予防と早期発見(任意予防接種助成や各種がん検診受診率向上) ●在宅療養高齢者支援事業の新設(支援窓口、一時入院支援)など 4 自然と調和した環境に優しいまち………約10億3千万円 ●緑地保全の推進(程久保緑地の購入など) ●プラスチック類再資源化(平成24・25年度)など 5 地域の魅力を活かした活気あるまち………約40億3千万円 ●ものづくりのまち「工業都市・日野」の再生 (工業振興基本構想の実現による市内工業の振興・市内中小企業の工業技術みえる化推進事業の実施) ●東光寺上地区での七ツ塚ファーマーズセンターの開設(日野の農業発信拠点の整備) ●大坂上通り歩道拡幅整備工事の実施 ●主要幹線道路沿いの建築物耐震化の実施など 全国都市問題会議に参加して 日野市長 大坪 冬彦 10月10日・11日に大分市で開催された全国都市問題会議に出席しました。 今回のテーマは「都市の健康〜人・まち・社会の健康〜」。少子高齢化の急速な進行のもと、 高齢者が生きがいを持って働くことができる健康づくり、 住民が歩くことのできる範囲で地域のつながりや交流を生み出す都市空間の創出、 それを維持するための地域コミュニティーと社会づくりが問われました。 基調講演で、諏訪中央病院名誉院長の鎌田實氏が、幸せに生きるには健康でなくては意味がない、 ○か×だけではなくそれぞれの地域に合った△を探す努力が大切、交感神経の緊張を解き、 副交感神経を働かせセロトニン=幸せホルモンの分泌を促す、絆と生きがいが大切、と述べられました。 「副交感神経」は、後の各報告者のキーワードとなりました。 大分市長からは、健康づくり運動指導者養成と100カ所の市民健康づくり運動教室の設置、 健康推進委員による健(検)診奨励、自然を生かした健康づくりなどの実績が語られました。 またパネルディスカッションでは、久野筑波大学教授がスマートウエルネスシティーへの政策転換を訴え、 従来の自治体の健康施策は健康に関心がある人のみが参加していたが、 今後は無関心層に対するポピュレーションアプローチが必須であること、 歩いて暮らせるまちづくり・高齢者が外出できる「用事」の創出、 生活習慣病を克服する行動変容のためには「みんなで楽しく」がキーワードであることなどを話されました。 この2日間は、市政運営の基本と合致した充実の会議でした。 会議で得られた先進的な知見を今後の予防福祉実現に生かしていきたいと思います。 ふだん着でCO2をへらそう〜11月17日(日)環境フェアを多摩動物公園で開催