女性が輝き活躍するまち 日野 ■東京都女性活躍推進大賞の個人部門・優秀賞を受賞〜市内の女性農業者・石坂昌子さん 全ての女性が意欲と能力に応じて多様な生き方が選択できる社会の実現に向けて、女性活躍推進の気運の醸成を図るため、 東京都が創設した「女性活躍推進大賞」の個人部門・優秀賞に、市内百草在住の石坂昌子さんが選出されました。 これは、石坂さんが女性の視点を生かした農業経営を実践し、 都内の女性農業者が活躍するための先駆者として大きな影響を与えたことが評価されたものです。 長年市内で農業を営む石坂さん。農作業や家事で多忙な市内の女性農業者が交流を持ち、 女性の農業経営参画を推進したいと、平成17年に日野市女性農業者の会「みちくさ会」を立ち上げ、初代会長を務めました。 「みちくさ会」の活動は、市内の女性農業者の農業経営参画の意識を高め、 女性ならではの視点を生かした農業経営を促進するきっかけとなりました。 また、石坂さんは営農の傍ら、幼児から大学生、親子など三世代の農業体験や食育体験を実施するなど、 精力的に農業の魅力を発信しています。 広報今号では、石坂さんを始め、市内のさまざまな分野で活躍する女性を紹介します。 ■表紙のひと 石坂昌子さん(女性農業者) ■斉藤智保子さん(日野市消防団本部部長) 一般企業に勤務しながら、日野市消防団本部の部長として活躍している斉藤さん。 平成12年に消防団に入団。元東京消防庁女性消防官であった経験を生かし、 消防団本部で女性団員を束ねる部長として活躍しています。 「防災の意識を地域に広げたい。また、若い女性にもぜひ活動に参加してほしい」と語る斉藤さん。 現在8人の女性団員が子育てや仕事の合間を割いて、防災訓練や出初式などにおける広報活動や、 審査会では女性隊による模範演技も行っています。 ■佐野礼子さん(「ひのっち」コーディネーター代表) 放課後子ども教室「ひのっち」発足当時から9年間コーディネーターを務めている佐野さん。 現在はコーディネーター代表、旭が丘小・滝合小ひのっちコーディネーターをされています。 「保護者が笑顔で子供と向き合い、語らえる手助けを地域として担っていきたい」と語る佐野さん。 四中地区青少年育成会副会長や合唱連盟事務局長としても活躍され、子供と保護者、 地域の大人の三世代がつながることができる地域活動に取り組んでいます。 ■鈴木直美さん(万願荘自治会防災防犯会代表) 「いざとなったら女性は家族を守らなくてはならない」と語る鈴木さん(写真右)。 万願荘自治会長であった平成22年に万願荘自治会防災防犯会を立ち上げました。 役員の半数が女性である同会では、女性ならではの視点で防災への取り組みを推進。 災害時などでガスが止まった時に、カセットコンロと一つの鍋で同時にさまざまな料理を作ることができる「防災ごはん」を考案し 情報発信しています。平成27年には、同会の積極的な自主防災活動が評価され、 共助の仕組みとして東京都が推進する「防災隣組」に認定されました。 地デジ11ch J:COM日野から 情報掲示板「広報ひの」 放送時間:毎日9:00から、12:00から、20:00から 毎月1日と15日更新の5分番組 ねづっちの安全安心整いました 放送時間:月・金12:10から、水20:10から ほか 「整いました!」でおなじみのねづっちがナビゲーターを務める、防災・防犯情報番組。 最終回のテーマは「なぜたこ足配線が危険か」。 日野市の人口 平成28年2月1日現在 今月の最新情報は市ホームページを参照 [人口]182,781人(+16) [男]91,980人(−8) [女]90,801人(+24) [世帯]85,420世帯(+12) ※( )内は前月比 人口増減の内訳(1月) [出生]129人 [死亡]145人 [転入]603人 [転出]572人 [その他]+1人 [自然増減]−16 [社会増減]32