◎7月は“社会を明るくする運動”の強調月間 犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ 問合せ:総務課代表tel ▼「更生保護活動」って、ご存知ですか 犯罪や非行をした人々は、反省と償いを経て、やがて社会へと戻ってきます。 戻ってきた彼らが、まっすぐに立ち直ることは、簡単なことではありません。 そんな彼らをどう思いますか?「自業自得」 「日本は犯罪者ばかりに甘い。被害者のことを思えば、犯罪者が生きにくいなんて当たり前」 「犯罪者の立ち直りのことなんかなぜ考えなきゃいけないの」…。そんな声も、あるかもしれません。 では、視点を変えて、「犯罪のない、安全な地域」はどうしたらできるでしょうか。 実は、一度犯罪や非行をした人々の再犯の防止がとても大切なことなのです。 一度つまずいた彼らが、再びあやまちを繰り返さないためには、しっかり立ち直ることが大切です。 立ち直りを助け、再び犯罪や非行に陥ることを防ぐ活動が、更生保護活動です。 立ち直るためには、本人の努力はもちろんですが、「仕事」「居場所」などの生活基盤を含む地域社会の支えが欠かせません。 皆さまのご協力をよろしくお願いします。 ▼保護司を中心に地域のチカラが立ち直りを支えています 立ち直ろうとする人⇔保護司 更生保護女性会:女性の立場から、犯罪予防活動や子育て支援活動などを行うボランティア団体 更生保護施設:出所後の宿泊場所などを提供し、自立に向けた生活指導を行う民間施設 協力雇用主:過去に罪を犯したことを承知の上で雇用し、立ち直りを支援する事業者 BBS会:問題を抱える少年・少女へ兄や姉のように身近な立場で接し、少年たちの健全な成長を助けるボランティア団体 ▼“社会を明るくする運動”子どもいきいき・ふれあいステージ “社会を明るくする運動”は、犯罪や非行の防止と、それを犯してしまった人に対する更生保護活動について理解を深め、 犯罪のない地域を築こうとする全国的な運動です。市では、7月の強調月間にイベントを行います。 地域の更生保護を考えるきっかけとして、ぜひご参加ください。 日時7/2(土)10:00 ~ 12:00 会場:平山中体育館※直接会場へ 内容:日野警察署防犯トーク、箏の合奏(平山小)、金管バンド演奏(滝合小)、吹奏楽(平山中)など 問合せ:総務課代表tel ■表紙のひと 更生保護活動を担う日野・多摩・稲城地区保護司会日野分区の皆さま ▼写真左から 松本ちづ子さん(総務部長)、安西清さん(会長)、澤田研二さん(分区長)、土方三男さん(副分区長) 保護司会では犯罪のない安全なまちを目指して、社会を明るくする運動をはじめ地域の方々と力を合わせて、 日夜犯罪などのあやまちを犯した人と向き合っています。