■表紙のひと 佐々木千隼さん (桜美林大学野球部4年 「侍ジャパン」大学日本代表) ●日野で生まれ育った野球少年 佐々木選手は、八小在学中に地元の少年野球チーム・イースタンジュニアで野球を始め、 三沢中野球部、さらに都立日野高校で硬式に転向し、同校野球部では1年の夏からベンチ入り。 2年の冬には東京都選抜チームに選ばれ、野手としてもプレー。高校通算33本塁打を放った。 桜美林大学へ進学後は、投手としての才能が一気に開花。今春の首都大学リーグで上げた勝ち星は全て完封。 67イニングを投げて自責点2、防御率は0・27と圧倒的な成績を収め、リーグのベストナインに選ばれた。 ●6月19日、第40回日米大学野球選手権「侍ジャパン」大学日本代表メンバーに選ばれ、 7月12日の新潟での第1戦、佐々木選手はチームのエースとして開幕投手を任された。 2回に2死一、二塁から先取点を奪われたものの、それ以外は自慢の速球、変化球を自由自在に操り、 7回を3安打12奪三振、自己最速となる153キロを叩きだすなど、相手チームを圧倒する投球を魅せた。 この活躍もあり、大会を5戦3勝と勝ち越し、優勝した。 「普段の試合より、やはり疲れました。もっともっと高いレベルの野球を目指して頑張ります。」と、 国際大会の重圧を実感しながらも爽やかな笑顔をみせ、未来への抱負を語ってくれました。 ●まだまだいる日野市出身の「侍」候補 首都大学春季リーグで外野手としてベストナインに選ばれたもう一人の日野市出身選手がいる。 工藤誠也(せいや)選手(3年)だ。工藤選手は、大坂上中時代は中学校の野球部と東光寺少年野球クラブに所属。 そして佐々木選手と同じ日野高校野球部、桜美林大学野球部で活躍中。 佐々木選手とは先輩後輩の仲で、写真撮影をお願いすると、笑顔で応じてくれました。 「桜美林大学野球部には、ほかにも日野高校野球部出身者がたくさんいるんですよ。」と野球少年のような笑顔で話してくれました。 この夏は、次の佐々木選手になるかもしれない日野市の子供たちもたくさん全国大会などに出場しました。 問合せ:市長公室広報担当代表TEL [写真] 右上:キレのある直球を投げ込む佐々木選手 [写真] [下]桜美林大学グラウンドで練習に励む佐々木選手と工藤選手