◎平成29年度の主な取り組み 1.参画と協働のまち ●地域懇談会~アクションプランの中学校区を超えた共有と展開 ●実践女子大学、明星大学との連携による地域活性化事業の推進 ●障害者差別解消促進の取り組みと(仮称)障害者差別解消条例の制定に向けた検討 ●窓口業務における民間委託の拡大など 2億9,677万円 2.子どもが輝くまち ●保育所待機児童解消に向けた更なる取り組みや認証保育所等利用保護者の負担軽減の拡充 ●生活困窮者世帯の子供に対する学習などの支援事業の拡充 ●学習用校内LANと児童生徒用タブレットパソコンを全小中学校に整備 ●中学校特別支援教室モデル校の全校拡大や七小・八小のトイレ改修工事など、教育環境の充実など 13億3,657万円 3.健やかでともに支えあうまち ●多摩平の森A街区における認知症対策総合拠点の整備 ●在宅医療と介護の連携体制の構築 ●住み慣れた地域で生き看取られる暮らし、福祉、医療の検討 ●データヘルス結果に基づく疾病予防、健康づくりの推進など 1億832万円 4.日野人・日野文化を育てるまち ●第3次図書館基本計画の策定 ●中央図書館の耐震化実施設計の実施など 763万円 5.自然と調和した環境に優しいまち ●クリーンセンタープラスチック類資源化施設の建設 ●カワセミハウスを活用した諸力融合による環境保全とまちづくりの推進 ●日野用水開削450周年啓発イベント、シンポジウム、特別展示の実施など 7億4,224万円 6.安全で安心して暮らせるまち ●本庁舎の免震化および長寿命化の推進 ●防災マップ・洪水ハザードマップ作成、生活再建支援システム導入など自助・共助・公助による災害に強いまちづくりの推進 ●滝合橋の耐震化、長寿命化工事の実施など 4億2,292万円 7.地域の魅力を活かした活力あるまち ●まちづくりマスタープラン改訂に向けた取り組み ●空き住宅等対策計画の施策展開 ●都市計画道路3・4・24号線、幹線市道I-20号線の築造など、重要な都市基盤の整備 ●市民、商店、企業、大学などで構成される「商業まちづくりプラットフォーム」との連携、商業振興策や商業振興条例の検討 ●第3次農業振興計画、アクションプランの推進 ●日本の近代化を支えた絹産業遺産「桑ハウス」の魅力、価値の周知、保存、活用の検討 ●東京オリンピック・パラリンピックを契機とした 「スポーツ、人づくり、おもてなし」の三つのレガシー創出を目指した取り組みなど 40億2,080万円 ◎日野市における地方消費税交付金(消費税引き上げ分)の使い道 平成29年度の地方消費税交付金の消費税率引き上げに伴う増分は、17億5,100万円になる見込みで、 下記の通り全て社会保障施策に充てられます。 ■日野市における地方消費税交付金(消費税率引き上げ分)の充当先 《表》 社会保障施策の区分→国による分類…社会福祉※1 社会保障施策の区分→日野市の予算による分類…社会福祉総務費、発達支援費、障害福祉費、老人福祉費※4、 老人福祉施設費、児童運営費、ひとり親福祉費、保育園費、児童館費、放課後子ども育成費、生活保護経費など 事業経費…230億9,438万円 財源内訳→特定財源→国都支出金…134億4,442万円 財源内訳→特定財源→負担金など…10億5,744万円 財源内訳→一般財源→地方消費税交付金(社会保障財源化分)…9億6,988万円 財源内訳→一般財源→その他…76億2,264万円 社会保障施策の区分→国による分類…社会保険※2 社会保障施策の区分→日野市の予算による分類…国民健康保険事業費、介護保険特別会計および後期高齢者医療特別会計繰出金 事業経費…54億9,241万円 財源内訳→特定財源→国都支出金…6億7,910万円 財源内訳→特定財源→負担金など…4万円 財源内訳→一般財源→地方消費税交付金(社会保障財源化分)…5億4,330万円 財源内訳→一般財源→その他…42億6,998万円 社会保障施策の区分→国による分類…保健衛生※3 社会保障施策の区分→日野市の予算による分類…保健衛生総務費、予防費、健康管理費、病院費 事業経費…24億7,178万円 財源内訳→特定財源→国都支出金…2億6,165万円 財源内訳→特定財源→負担金など…1億322万円 財源内訳→一般財源→地方消費税交付金(社会保障財源化分)…2億3,782万円 財源内訳→一般財源→その他…18億6,909万円 合計(平成29年度当初予算額612億6,000万円のうち) 事業経費…310億5,857万円 財源内訳→特定財源→国都支出金…143億8,517万円 財源内訳→特定財源→負担金など…11億6,070万円 財源内訳→一般財源→地方消費税交付金(社会保障財源化分)…17億5,100万円 財源内訳→一般財源→その他…137億6,171万円 (注)金額は各欄ごとに1万円未満を四捨五入しているため合計が合わない場合があります ※1生活保護、児童福祉、母子福祉、高齢者福祉、障害福祉など ※2国民健康保険、介護保険、年金など ※3医療に係る施策、感染症その他の疾病の予防対策、健康増進対策など ※4社会保険に係る介護保険特別会計および後期高齢者医療特別会計への繰出金を除く ◎日野市の財政状況 市税は横ばいで扶助費が継続的に増加していますが、借金(市債残高)を減らし貯金(基金残高)を増やし、 持続可能な財政運営を行っています。 《グラフ》(単位:億円) ■一般会計…当初予算10年の推移 その他の経費 平成20年…400.2 平成21年…384.5 平成22年…378.4 平成23年…394.0 平成24年…366.2 平成25年…383.9 平成26年…396.6 平成27年…431.1 平成28年…446.6 平成29年…435.5 扶助費 平成20年…93.9 平成21年…99.1 平成22年…121.5 平成23年…140.8 平成24年…151.6 平成25年…154.2 平成26年…156.1 平成27年…165.5 平成28年…168.5 平成29年…177.1 市税 平成20年…295.2 平成21年…282.0 平成22年…273.2 平成23年…278.4 平成24年…273.0 平成25年…280.6 平成26年…284.0 平成27年…294.2 平成28年…298.5 平成29年…293.8 歳出総費 平成20年…494.1 平成21年…483.6 平成22年…499.9 平成23年…534.8 平成24年…517.8 平成25年…538.1 平成26年…552.7 平成27年…596.6 平成28年…615.1 平成29年…612.6 ・歳出総額は100億円以上増加しており、主に高齢化の進展や子育て支援の充実などから扶助費(社会保障に要する経費)が増加 《グラフ》(単位:億円) ■基金残高(貯金)の推移(一般会計・特別会計合計) 平成20年決算…141.1 平成28年末見込…152.4 ★市の「貯金」。もしもの時のためにも蓄えは必要です。 《グラフ》(単位:億円) ■市債残高(借金)の推移(一般会計・特別会計合計) 平成20年決算…834.4 平成28年末見込…635.4 ★全会計の借金は着実に減っています。 ◎市民1人当たりに換算すると 1人当たり税負担→15万9,697円(3,448円減) 1人当たり歳出額→33万2,962円(3,245円減) ※()内は前年比増減 ■民生費 高齢者や障害者などに対する社会福祉、児童福祉や生活保護のための費用 16万4,934円(5,080円増) ■衛生費 ごみ処理、保健衛生、予防接種、環境衛生などの費用 3万2,312円(554円増) ■土木費 道路の新設・維持管理や公園整備、市営住宅の維持管理などの費用 3万5,069円(1,563円増) ■消防費 消防活動、災害対策などの費用 1万2,176円(1,318円減) ■教育費 小・中学校教育、社会教育、市民会館、公民館活動、スポーツ活動などの費用 3万6,179円(7,141円減) ■総務費 庁舎管理、徴税、統計、選挙事務や戸籍、住民登録などに必要な費用 2万8,856円(2,376円減) ■公債費 市債(市の借りたお金)の返済のための費用 1万5,282円(259円増) ■その他 市議会運営、労働、農業、商工振興などのための費用 8,153円(135円増) ●貯金(基金残高) 6万5,750円(600円増) ●借金(市債残高) 17万2,591円(3,789円増) ※歳出額は一般会計のもの ※市民1人当たりの金額は平成29年4月1日現在の人口183,985人(外国人を含む)で算出 ◎平成28年度下半期財政状況(平成29年3月31日現在) ■市有財産 土地…170万平方メートル 建物…35万平方メートル 公共施設建設基金…15億7,123万円 職員退職手当基金…12億6,456万円 財政調整基金…42億5,200万円 環境緑化基金…5億642万円 平和事業基金…1億円 バリアフリー事業推進基金…1億668万円 土地区画整理事業基金…22億7,724万円 介護給付費準備基金…7億6,519万円 市民体育施設整備基金…6億5,628万円 学校施設整備基金…6億3,173万円 減債基金…3億2,720万円 新選組関連資料収集基金…2,141万円 ごみ処理施設整備基金…26億4,645万円 福祉あんしん基金…6,538万円 病院整備基金…5,240万円 合計…152億4,416万円 ※金額は各欄ごとに1万円未満を四捨五入しているため、合計が合わない場合があります ■市債の状況(単位:億円) [会計名]一般会計 27年度末残高…308.0 28年度借入金…33.4 28年度元金償還額…24.0 28年度末残高…317.4 [会計名]下水道事業特別会計 27年度末残高…239.4 28年度借入金…4.5 28年度元金償還額…21.4 28年度末残高…222.5 [会計名]病院事業会計 27年度末残高…73.3 28年度借入金…0.7 28年度元金償還額…5.3 28年度末残高…68.7 [会計名]土地区画整理事業特別会計 27年度末残高…30.0 28年度借入金…0 28年度元金償還額…3.2 28年度末残高…26.8 [会計名]合計 27年度末残高…650.7 28年度借入金…38.6 28年度元金償還額…53.9 28年度末残高…635.4 ※金額は各欄ごとに1万円未満を四捨五入しているため、合計が合わない場合があります ※28年度末残高は見込額を含む ■平成28年度下半期各会計別予算執行状況(単位:億円) [会計名]一般会計 予算現額…663.8 収入済額…615.2 支出済額…588.1 [会計名]特別会計…国民健康保険 予算現額…197.4 収入済額…176.9 支出済額…178.7 [会計名]特別会計…土地区画整理事業 予算現額…42.5 収入済額…32.9 支出済額…5.8 [会計名]特別会計…下水道事業 予算現額…48.5 収入済額…41.3 支出済額…42.9 [会計名]特別会計…介護保険 予算現額…125.7 収入済額…114.1 支出済額…111.4 [会計名]特別会計…後期高齢者医療 予算現額…37.9 収入済額…37.5 支出済額…37.7 [会計名]特別会計…市立病院事業(収入) 予算現額…93.1 収入済額…77.8 支出済額… [会計名]特別会計…市立病院事業(支出) 予算現額…101.6 収入済額… 支出済額…84.4 ※金額は各欄ごとに1万円未満を四捨五入しているため、合計が合わない場合があります ※一般会計および土地区画整理事業の予算現額には繰越明許費を含む