2面[市民のページ] Part33 市民のページ知恵袋 生ごみリサイクルサポーター連絡会が企画・編集したコーナーです。 生ごみリサイクルサポーター連絡会とは、生ごみの減量と堆肥化を推進する組織で、市民21人で構成されています。 ★生ごみ減らそう!活かそう!大作戦! 食品ロスゼロの冷蔵庫の作り方 1月28日にイオンモール多摩平の森イオンホールで食品ロスを減らすための講演会を行いました。 講師にハッピー冷蔵庫アドバイザーの大野多恵子さんをお呼びしました。 「冷蔵庫の中がきれいだとゆとりができ、気持ちも幸せに、しかも食品ロスも減らせます。」とお話しされ 冷蔵庫の収納法など、ハッピーな冷蔵庫作りを教えていただきましたのでご紹介します。 ■「冷蔵庫はホテル」と考える! 冷蔵庫の食品は長期滞在させない! 冷蔵庫の中にたくさんの食品を溜めこみ過ぎて何が入っているのかわからず 賞味・消費期限が過ぎていた、腐っていた、ということはありませんか。 冷蔵庫の食品を出し入れしやすくし、食品をすぐに使い切ることで食品ロスもストレスも減ります! ■片付けのコツ! ・大片付け(はじめに1回だけ行うこと) ▼全部出す…冷蔵庫の中を全部出してみる ▼分ける…“食べられるもの”“食べられないもの(処分するもの)”に分ける ▼考える…なぜ食べなかったのかを考えて同じことをくり返さないようにする ・小片付け(毎日行うこと) ▼定位置に戻す…冷蔵庫から出したものを戻すときは、元の位置(定位置)に戻す ■子供たちに“食育”を! 食育とは食事や食べ物に関する知識を身につけ健全な食生活ができるようにすることです。 子供たちに食べ物の大切さや健康との関わり、野菜の種類や栽培の仕方などを伝えることで食べ残しを減らしましょう。 絵本などを通してお話しするのも楽しいのでは。 ■収納のポイント! 冷蔵庫の中を全部出したら収納してみましょう! ▼定位置を決める…どこに何があるかを探さずにすむ ▼冷蔵室…冷蔵室はぎっしり収納するより、6~7割の収納が出し入れしやすくてよい ▼冷凍室…冷凍室はぎっしり収納してもOK!しかし、何が入っているか分かるように食品を立てて収納 ▼野菜室…何があるのか見えるように立てて収納する。重ねないようにする ▼透明な容器を使う…透明の容器などに乾物や作ったおかずなどを入れておくと何があるのか一目瞭然。見える化が大事! ▼下の段は空けておく…手が届きやすい場所なので、残りのおかずなどしょっちゅう変わるものを入れる。お鍋ごとも入れられ便利 ★買い物のポイント! 買い物するメモには「今ある食品」も書いておく。 持っている食品を買わずにすみます。 ■フードサルベージ(食べものを救う)! お家でもてあましている食品で新たな使い道を考え素敵な1品に。 仲間同士で、もてあました食品を持ち寄って、サルベージパーティーをすれば楽しく食品ロスを減らすことができるのでは。