第1期「日野人げんき!」プラン平成15・16年度評価結果(重点目標1 子育て・子育ち不安ゼロに向けて)

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページID1004930  更新日 平成30年3月5日

印刷 大きな文字で印刷

大目標2 子どもの健やかな発育・発達の支援 評価結果

中目標 (1) 健康診査や予防接種及び相談を充実します

平成15・16年度の事業

1 乳幼児健診・相談の充実(健康課)
主管課評価
事業評価
必要性:評価3
効率性:評価3
有効性:評価3
総合評価
C(中)
総合評価コメント
  • 地区担当保健師による個別支援の充実と健診・相談の充実のため、健診の流れ・内容など改善点を市民へアンケート等をとり、反映していく必要がある。
庁内部会評価
事業評価
必要性:評価3
効率性:評価3
有効性:評価3
総合評価
C (中)
総合評価コメント
  • 保健師を中心とした地域の健診の充実と保育園、幼稚園等の連携を図る。
  • 相談時間の充分な確保と同じ悩みを持つ者同士の交流の場を更に発展して行く必要がある。
  • 育児不安、育児ノイローゼ等の可能性のある保護者や未受診者に対し、子ども家庭支援センターと連携しながらのきめ細かな対応が必要。
市民部会評価
事業評価
必要性:評価3.0
効率性:評価2.7
有効性:評価3.0
総合評価
C (中)
総合評価コメント
  • 手順効率、受診率とも良い。
  • 更に健診を通じての幼児虐待防止等の二次効果を期待したい。
  • 健診後相談は大切にしていただきたいが質問を取っておき、本人のデータからコメントで送る方法もある。
  • 安心して子育てのできる環境を確保していくためには、乳幼児健診・相談事業は不可欠である。
  • 相談をいつでも受けられる「場」づくりが必要。
  • 保健師の地域「訪問」機会を増やす。
  • 今後はネットワークづくりを展開し、”いつでも、だれでも、なんでも”相談できる市民ネットワーク作りへ比重を掛け、効率性と効果の高い事業への発展を図ってほしい。
  • 「安心して子育てが出来る環境」を確保するため、未受診者への徹底したフォローが必要。受診出来ない理由を全解明する。
  • 他事業との連携を密にして、情報を共有し(データベース化も必須)「未フォロー者ゼロ」を目標とするべき。
  • 「健診の場で充分話を聞いてもらえた」とする母親の率を100%にする取り組みを強化して欲しい。「健診受信率を上げる」ことが 「子育ての安心」に繋がるか、因果関係を再検証すること。
  • 相談時間に満足度係数があるから、ひろばとブックスタートの併設に一工夫の必要が生じる。
  • 「子育てアンケート」を分析し、有効な方策を立案、推進する。

中目標 (3) 歯科保健を充実します

平成15・16年度の事業

2 乳幼児歯科相談の実施(健康課)
主管課評価
事業評価
必要性:評価3
効率性:評価3
有効性:評価3
総合評価
D (やや低い)
総合評価コメント
  • 他の部署、歯科関係機関との情報の共有を強化し、検討会等を新たに構築していく必要性がある。
庁内部会評価
事業評価
必要性:評価3
効率性:評価3
有効性:評価3
総合評価
D(やや低い)
総合評価コメント
  • 3歳児までの対応は概ねできているがその後のケアーが必要。
  • 乳幼児歯科相談を成長過程に向けた取り組みにどう生かすか、保育園、学校との連携が必要である。
  • 小中学生のむし歯り患率低下にどう効果的であったかの検証が必要。
  • 市民部会評価
    事業評価
    必要性:評価3.0
    効率性:評価2.9
    有効性:評価2.9
    総合評価
    C (中)
    総合評価コメント
    • 歯科保険の充実は重要事業であり、過去5年間安定して90から94%の健診受診率を維持していることは評価するべきである。
    • 乳幼児歯科健診の人数が年々低下している。関連機関と連携し健診率をあげていくことが必要。
    • 罹患率や受診率等においても健診効果が表われていない。
    • 日野市歯科医会が市と連携を取りながら活動しているこの相談事業も、園児、学童期も市民全般に指導を熱心に行っているので良いのではないか。
    • かかりつけの歯科医をもち、歯科定期検診を習慣づけ、歯の健康意識を常識化することが重要で、関係機関との密接な連携が重要。
    • 幼稚園、保育園及び小学校との連携と共に、親の啓蒙活動も重要と考えられる。
    • 胎児期の栄養が歯の質に影響するが、生え方や手入れが必須の要素である事を親が認識する大切な事業である。
    • 歯科保健に有効な日常生活が習慣付けられていない。
    • 各データは効果評価可能なアイテムを集積して欲しい。
    • 乳児期からの注意が80から20につながる。
    • 担当も本部も総合D評価だが、数値目標は1.5歳、3歳とも目標を達成しており(15年度より上がっている)「小中学生の罹患率」で評価するなら、事業内容も目標値も再構築しなければならない。
    • 虫歯のない子供の割合が、1歳半で97.5%、3歳児になると78.4%に減少している現状のあり方との関連や、この相談の更なる工夫が必要である。

    中目標 (5) 充実した医療環境を整備します

    平成15・16年度の事業

    3 小児初期救急の体制づくり(健康課)
    主管課評価
    事業評価
    必要性:評価3
    効率性:評価3
    有効性:評価3
    総合評価
    D (やや低い)
    総合評価コメント
    • さらに診療体制の充実と市民への周知に努め、事業の効率性を高める必要がある。
    庁内部会評価
    事業評価
    必要性:評価3
    効率性:評価2
    有効性:評価2
    総合評価
    D (やや低い)
    総合評価コメント
    • 市民ニーズにこたえるため、週5日稼動できる体制の早期整備を図る。
    • 毎日開設することで事業が市民に認知され、受診者数の増加につながる。
    • 小児救急医療として十分に機能させ、かつ、平日準夜間における子どもの初期軽症医療に対応する体制を構築することは、安心して子育てできる環境として重要。
    市民部会評価
    事業評価
    必要性:評価3.0
    効率性:評価2.3
    有効性:評価2.6
    総合評価
    D (やや低い)
    総合評価コメント
    • 週2日実施でのスタートは準備不足で不十分。早期に5日制を確立し、更には24時間365日の診療体制にすること。
    • 乳幼児を抱えている家庭では、子どもの急病が一番心配なこと。「何かあった時の駆け込み場所」の存在は、大切な「安心感」につながる。少しでも不安に思ったなら躊躇なく受診できるシステムを整備し、安心して子育てに専念できる環境の整備を。
    • 市民へのPRを図り、子育てに対する不安感を少なくすること。広報だけでなく初産婦など対象を絞った周知の工夫も必要である。また、受診者を増やすためには、継続受診も可能にすること。
    • プラン全体の中でも「重要事業」と思う。「不安ゼロ」への貢献度も加味して目標を設定して評価が出来るようにして欲しい。

    中目標 (6) 学童・思春期における保健教育を充実します

    平成15・16年度の事業

    4 食を通じた中学生健康づくりアンケートの実施(健康課)
    主管課評価
    事業評価
    必要性:評価3
    効率性:評価3
    有効性:評価3
    総合評価
    E (低い)
    総合評価コメント
    ・食育事業推進のため本アンケート調査がまだ活用できていない。
    庁内部会評価
    事業評価
    必要性:評価3
    効率性:評価3
    有効性:評価2
    総合評価
    E(低い)
    総合評価コメント
  • アンケート結果の分析を踏まえ、健康行政、食育にどう生かしていくかが今後の課題。
  • 食育基本法の成立などを見ると、先取りした有効なアンケートであった。今後につなげたい。
  • 食育基本法に基づく市全体の計画との調整を図りながら、保健師、栄養士を中心とした具体的な取り組みを図る。
  • 市民部会評価
    事業評価
    必要性:評価3.0
    効率性:評価2.6
    有効性:評価2.4
    総合評価
    D (やや低い)
    総合評価コメント
    • 3,500名を対象としたアンケート調査としては費用を掛け過ぎている。
    • 分析を外部の大学に依頼しているが、内部で取り組むべき。高位な専門分析を大学に依頼すべき。
    • ”結果は役立つか否か”のみではほぼ活かされていないことが懸念される。
    • ユニークな設問で現代の生徒の家庭生活が垣間見える。夜食VS朝食VS便通の相関関係等示唆に富む。
    • 健康面への配慮、生活指導、保護者・家庭への食の重要性への啓発・アフターフォロー等は今後の課題。
    • 産業振興課、学校課が取組む関連事業の評価については(本部評価が省略されている中で)市民がそこまで踏み込むのは厳しい。
    • 中目標の「保健教育の充実」達成に向けて、事業全体を統括している部門は何処なのか?横の連携体制は充分か?市民として気になる。
    • 地場野菜を学校給食に取り入れていることは、都市部の学校ではできない。自慢して良いことだと思う。地元野菜の使用量をもっと増やして充実していって欲しい。
    • アンケート結果報告を7校中6校の校長が、健康教育に役立つと回答している点は評価できる。食育事業への具体的活用が課題。
    • アンケートを実施し、解析し、報告・発表することが事業の内容なら既にこのテーマは完結している。
    • 市は食育推進計画を作り推進しなければならない時、このアンケートは先取りした形であった。
    • 家庭の食生活にも視点をひろげることが必要。

    大目標3 子育て中の親への支援

    中目標(2) 子育てが楽しめる環境づくりを進めます

    平成15・16年度の事業

    5 親子ふれあい事業 ブックスタートの実施(健康課)
    主管課評価
    事業評価
    必要性:評価3
    効率性:評価3
    有効性:評価3
    総合評価
    C (中)
    総合評価コメント
    • 親子のふれあいは限定的なものではなく、ブックスタートはあくまでも一つの手段に過ぎない。図書館が主体的に実施できるように働きかける必要がある。
    庁内部会評価
    事業評価
    必要性:評価3
    効率性:評価3
    有効性:評価3
    総合評価
    C (中)
    総合評価コメント
  • ブックスタートによりどんな効果が生まれたのかの追跡調査が必要である。アンケートをとるのも有効な手段である。
  • 子どもが本に触れ合うことによる効果は、長期的な視野で評価したい。図書館との連携が重要。
  • 本の読み聞かせは、親子関係の構築や子どもの健全な発育に有効であり、そのきっかけ作りをすることは、「子育てが楽しめる環境づくり」に資する。
  • 市民部会評価
    事業評価
    必要性:評価3.0
    効率性:評価2.9
    有効性:評価2.7
    総合評価
    C (中)
    総合評価コメント
    • 本事業による効果の測定ができていない。「アンケート調査」を実施し中間目標を設定して先につながる明確な事業計画が必要である。また参加者の満足度向上も数値目標に掲げるべきである。
    • 各教育機関や親への啓蒙も含めた総合的親子教育「場」づくりが望まれる。
    • 図書館との連携必須である。
    • 「健診の場の充実」の一環として、受診率向上にも資するよう、健診通知などでもPRを強化して欲しい。
    • 未受診者に本を届ける機会に(単に配達でなく)3から4月未受診者へのフォロー事業と連携して未受診理由をフォローして欲しい。
    • 絵本を選び、絵本に親しむことをとおして、子供の情緒的発達に役立っている。子供にどんな本を与えるべきか悩む親は多い。選択肢の一つとしてブックスタートは意義がある。
    • 本という物に興味を持つことや親子の関係を作るうえで大切である。
    • 活動が有効に活かせる「場」づくりを多くつくる。

    中目標 (4) 地域における子育て支援を充実します

    平成15・16年度の事業

    6 子育てパートナーの育成(文化スポーツ課)
    主管課評価
    事業評価
    必要性:評価3
    効率性:評価3
    有効性:評価3
    総合評価
    B (やや高い)
    総合評価コメント
    • 事業開始前と比較して、子育て支援の充実に貢献度は高いと認識している。しかし、まだまだ、多くの支援を必要としている市民がいることを考えるとパートナーの養成と 「はらっぱ」 会場数の拡大の取り組みが今後の課題である。
    庁内部会評価
    事業評価
    必要性:評価3
    効率性:評価3
    有効性:評価3
    総合評価
    B (やや高い)
    総合評価コメント
  • 子供同士の外遊びが少なくなり、子供や親同士だけでなく、他の親と子の触れ合いの場として、市内全域に発展させる必要がある。
  • 16年度に実施したみんなの はらっぱの開催や子育てパートナーの養成は、地域における子育て支援の充実に成果があったと考える。
  • 子育てを支援する人材(ボランティア)の発掘と育成は、子育て支援の輪を地域に広げるために必要。また、こうした事業をNPO法人に委託することは、行政と市民との協働や地域力の向上に有効。
  • 市民部会評価
    事業評価
    必要性:評価3.0
    効率性:評価2.9
    有効性:評価2.9
    総合評価
    B (やや高い)
    総合評価コメント
    • 自由参加でも多くの利用者があり、参加することでコミュニケーションがはかられ、さらに相談員がいるという事業は評価が高い。
    • 各セクションが競い合って子育て支援事業を展開する事は現代的ではあるが、安易にNPOにおまかせでは発生する事件・事故に対応できるか不安もある。
    • 「子育て不安ゼロ」に向けて、基幹となる有効な事業である。拡大、発展を。
    • 達成度評価に当たって、基準となる「数値目標」が無いままでは評価が難しい。年度別にパートナーの人数、開催場所の数、地域分布などの目標を設定して、何が何処まで到達すれば「不安ゼロ」に接近するのか、中・長期の展望を示して欲しい。
    • 子供は宝であると子育て中の両親に強調したい。その子育てを応援するNPO法人「日野子育てパートナーの会」は頼もしく思える。
    • 安心して、出産できる心理的環境を整えてあげたい。
    • 今の子供は違う学年や年齢の離れた子供との遊びは、お膳立てしないとなかなかチャンスがないのが現状だと思う。さらに広げていって欲しい。
    • 拠点づくりの難しさがあるのだろうが、これをしっかりとクリアしていかなければ前へは進まない。
    • 事業の推進にもっと多くのNPOを活用すること。
    • 人材育成の養成、サポーターの増員が必要。

    このページに関するお問い合わせ

    健康福祉部 健康課
    直通電話:042-581-4111
    ファクス:042-583-2400
    〒191-0011
    東京都日野市日野本町1丁目6番地の2 生活保健センター
    健康福祉部健康課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。