みどりの基本計画

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ページID1004893  更新日 平成30年2月27日

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「みどりの基本計画」は、私たちにかかわりの深い市内のさまざまな「みどりと水」を、これからどのように守り、育てていくのかを定めた法定計画です。この計画で定めたことは、市の都市計画の羅針盤である「日野市まちづくりマスタープラン」にも反映されており、保全すべきみどりは都市計画決定など法的な位置付けをし、計画の実現を目指します。なお、この計画の骨格になっている「日野市のみどりと水の将来像」は、市民参画による「みどりと水の市民塾」メンバーが議論を重ねてまとめあげた成果です。

ここでは、この「みどりの基本計画」の概要を紹介します。

みどりと水の将来像の地図

4つの基本的な考え方

次の考え方を基本に据えて計画の策定にあたりました。

  1. 市民と行政の協働による計画づくり
  2. 農業の存続を目指して作られた日野市農業基本条例に定義された農地の保全推進
  3. 既定計画の「農のあるまちづくり計画」「水辺を生かすまちづくり計画」を包括した計画づくり
  4. 「日野市緑のマスタープラン」の見直しと、東京都の「みどりの東京計画」に整合した実現性の高い計画づくり

水辺を生かすまちづくり(平山東公園)の写真

市民参画で計画をまとめました

市では、昭和57年に都市の緑などに関する総合計画「日野市緑のマスタープラン」を策定し、公園の整備や緑地の保全を進めていました。しかし、策定から19年が経過し、緑を取り巻く社会情勢も大きく変化しました。都市化の進行で大幅に緑が減少し、かつての原風景が徐々に失われ、同時に、市民のレクリエーション空間や安全な生活環境を形成するためにも、都市基盤としての公園の充実や都市緑化推進の重要性が高まっていました。

そこで市では、みどりに関する新たな総合計画の策定を目指し、素案づくりからの市民参画の場として「みどりと水の市民塾」(約30人)を結成、勉強会や現地見学、ワークショップ(参加者が自主的に運営・活動する方式の研究集会)を重ね、地権者との意見交換やシンポジウムなどを行いました。また、計画の策定経過を「広報ひの」や「みどりと水の郷づくりニュース」で広く市民の皆さんにお知らせし、寄せられた意見についても検討を行いました。

みどりと水の郷づくりニュースの写真

いま進めている活動は・・・

農地について

日野市農業基本条例に基づく農地保全を推進するため、生産緑地の拡充を図ります。
具体的には、「農の拠点・骨格軸」を中心に、生産緑地の拡充について東京都と協議を進め、平成14年度から生産緑地地区の追加指定を開始しました。

さらには、「農の拠点・骨格軸」以外でも、ある程度まとまりのある農地は環境保全農地として生産緑地地区に指定し、保全に努めています。

写真:農の拠点・骨格軸を中心に日野の原風景を守る

丘陵地のみどりについて

日野・八王子両市の市民団体、日野市、八王子市、東京都関係部局で構成する多摩丘陵里山保全連絡会では、「丘陵地に残された里山の保全」を中心的なテーマとして話し合いを進め、市内の里山候補地には、百草地区、倉沢地区が挙げられました。また、その他の地区でも都立公園の拡大、都市計画緑地や特別緑地保全地区の指定など、具体的な保全策を検討します。

将来あるべき理想の姿 この計画の目標

残された豊かなみどりを次世代へ継承するため、将来あるべき理想の姿を描いた「確保目標」を示しました。

  1. 市域面積の約35パーセントにあたるみどりを保全・創出
    多摩丘陵や崖線の樹林地、浅川や多摩川などの河川、低地部に広がる農地など、残された自然環境を保全していきます。加えて、公園整備などの充実を図り、市域面積の約35パーセントのみどりを確保します。特に、「農の拠点」における農地は、生産緑地の拡充を行い、骨格的な緑地として位置づけます。
  2. 公園緑地の確保目標量は、一人当たり約32平方メートル
    身近な公園である住区基幹公園を始めとして、市民一人当たり約32平方メートルの公園緑地面積を都市計画決定などにより確保します。なお、身近な公園については、市民の気軽な利用を考え、配置のバランスに心がけていきます。

誰もが利用できる公園づくりの写真

  1. 市民団体やボランティアをネットワーク化する組織作りを目指す
    市内には、多くの市民団体やボランティアの方々がいますが、多くが個々に活動しています。そこで、個々の活動を尊重しながらも、それぞれの活動が連携し合い、横断的にみどりの保全や緑化活動ができる仕組みを作っていきます。

日野市のみどりと水の将来像 緑化重点地区を設定

地域特性を生かした将来像を定め、次のような8つの緑化重点地区を設定しました。

  1. みどりの拠点
    貴重な動植物の生息・生育の場であり、都市景観のランドマークとなる地区・・・百草地区一帯、程久保地区一帯、高幡不動尊一帯、七生公園一帯、平山地区一帯などの大規模樹林地
  2. 農の拠点
    田園景観と市民生活を支える食糧生産地区・・・倉沢地区一帯、新井地区、西平山地区、川辺堀之内地区、東光寺地区などの大規模農地
  3. 緑地保全重点地区
    貴重な谷戸の景観が維持されている地区・・・百草谷戸地区
  4. みどりのまちづくり重点地区
    みどりのネットワークの形成を図る地区・・・多摩平団地周辺地区、仲田公園周辺地区、万願寺周辺地区・高幡不動周辺地区
  5. 緑化推進地区
    都市景観のさらなる向上を図る地区・・・日野台地上の大規模工場地区、多摩丘陵内の大規模住宅地
  6. みどりの骨格軸
    連続性の高いみどりがある地区・・・日野緑地、日野緑地下崖線、湧水
  7. 水の骨格軸
    自然環境、原風景を支えるみどり・・・多摩川、浅川、程久保川、用水
  8. 農の骨格軸
    農地と網の目のように走っている水路によって大規模なネットワークが形成されている地区 ・・・浅川左岸の農地(豊田から上田から万願寺地区)

目標実現に向けて、市民・市民団体・企業・行政の役割を明確化

ここでは、それぞれの役割の一部を紹介します。

  1. 市民の役割
    • みどりの保全に寄与し、公園・水辺の整備及び再整備に参画する
    • 公園の清掃など、身の回りのみどりの維持・管理などに取り組み、積極的にみどりの保全の市民活動を行う
  2. 市民団体の役割
    • 行政、企業や市民と積極的な連携を図る
    • みどりに関する調査などに積極的に協力する
    • みどりのまちづくりの模範となり、積極的に住宅地内の緑化を図る
    • 生態系に配慮した公園・水辺の整備に提案者として積極的に参画する
    • (仮称)みどりと水の市民会議を設立し、企業・行政・近隣市との連携を図る
  3. 企業の役割
    • 企業活動を通して、みどりの保全に寄与する
    • 可能な限り樹林地等の寄付などを行い、みどりの保全に積極的に協力する
    • 企業敷地内のオープンスペースの開放に努める
    • 地域住民の意向を反映した敷地内緑化の推進
    • 市民団体育成のための、ファンド等の導入
    • みどりに関するシンポジウムなどに、積極的に参画する
  4. 行政の役割
    • 緑地保全に関する制度の充実に向け、関係機関へ働きかける
    • 農地存続のために、生産緑地の拡充と農業経営を側面から支援
    • みどりの保全に関する既存の条例を強化
    • 市民や市民団体、企業、みどりと水の市民塾と積極的な連携を図る
    • 生態系や防災に配慮し、だれもが利用できる公園や水辺を整備
    • 公共施設などの緑化を推進
    • 緑化に関する法制度や各種補助制度などにより、民間施設の緑化を支援
    • 公園・水・みどりをつなぐ道路などの緑化を推進
    • 市民にみどりの大切さを理解してもらうため、普及・啓発活動を推進

「みどりの基本計画」 をご覧ください

計画書の概要版と全文は、下記のPDFファイルをご覧ください。
また、市内の各図書館でも閲覧できます。

緑の基本計画書の写真

「みどり」と「緑」の定義と計画の目標年次

この計画の中で、「みどり」は丘陵地や崖線の緑、河川・用水・湧水、都市農地、学校や市役所などの公共施設の緑、住宅の緑、工場内の緑、社寺境内地の緑、公園、運動場やグラウンドの総称を指します。また、「緑」は樹木や林、草花などの植物を指します。
なお、この計画の目標年次は平成22年であり、平成23年度に見直しを予定しています。

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