“健康寿命の延伸を目指して、日野市では血糖値の課題に取り組みます！「日野市国民健康保険データヘルス計画」を策定（平成28年3月14日プレスリリース）

日頃より、当市の広報業務全般に格別のご配慮をいただき、ありがとうございます。

平成26年3月の「国民健康保険法に基づく保健事業の実施等に関する指針（平成16年度厚生労働省告示第307号）」の一部改正を受け、これまでの実施事業を見直し、PDCAサイクルに沿った効率的かつ効果的な保健事業として実施していくために、「日野市国民健康保険データヘルス計画」を策定しました。

つきましては、ぜひこの取組を取材していただきますようよろしくお願いいたします。

計画の詳細

日野市国民健康保険被保険者の医療レセプトデータ（診療報酬明細書の情報）及び健診データ（特定健康診査結果の情報）等の分析により、現状の健康課題を明らかにし、これらの課題を解決するための事業の実施について、平成28年度～平成29年度の2ヵ年の計画を策定しました。

日野市の特徴として、以下の2点の取り組みがあります。

【1．日野市が特に高い傾向にある血糖値への対策に取り組みます】

分析の結果、血糖値の高い被保険者の割合が、国や東京都と比較して多いことがわかりました。未病の方、治療中の方、それぞれの方々への手だてとして、以下の取り組みを開始します。

• 糖尿病性腎症の早期発見、早期治療のための「微量アルブミン尿検査」（特定健診2次検診）
• 人工透析の導入を抑制するための「糖尿病性腎症重症化予防事業」

【2．医療・健診データ地区分析情報の活用】

高齢化率や疾病の状況など、医療及び健診データを地区別に分析した結果を日野市の地図情報に落とし込み、可視化しました。この分析情報について、都市計画課や日野市立病院などと連携し、日野市の「ヘルスケア・ウェルネス戦略」関連事業へ活用していきます。

また、まちづくり施策や超高齢社会に対応するための地域との協働について、他課や市民とともに考えていく資料としても活用していきます。