ごみの行方を知っていますか?

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ページID1002981  更新日 令和5年4月28日

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改めて気づいて欲しい「ごみ・資源物の減量、分別ルールの徹底」

 生活の中で発生したごみは、浅川と多摩川の合流点付近(石田)にある日野市クリーンセンター、浅川清流環境組合などへ搬入されます。中間処理の後、焼却灰はエコセメント工場へ、資源物は資源化施設(再生利用)へ運ばれます。その流れを紹介します。ごみのゆくえを再確認し、日常生活を見直して、すこしづつみなさんの出来ることを実行に移していただくことをお願いします。

  • 可燃ごみ
    浅川清流環境組合にて焼却した後、焼却灰を二ツ塚廃棄物広域処分場(日の出町)へ
  • 不燃ごみ
    クリーンセンターにて破砕・分別し、資源化施設(再生利用)等へ
  • プラスチック類ごみ
    クリーンセンターにて分別、梱包した後、資源化施設(再生利用)等へ
  • 有害ごみ
    クリーンセンターで分別梱包した後、資源化施設(再生利用)へ
  • かん、段ボール
    圧縮・梱包した後、資源化施設(再生利用)へ
  • びん
    カレット化した後、資源化施設(再生利用)へ
  • 牛乳パック類、新聞、雑誌・雑紙類
    圧縮・梱包した後、資源化施設(再生利用)へ
  • ペットボトル、古着・古布類
    圧縮・梱包した後、資源化施設(再生利用)へ

ごみを処理するクリーンセンターは地域のみなさんのご理解で成り立っています

 可燃ごみは、浅川清流環境組合で焼却しています。ごみを灰にすることで、重さを約90%も減らすことができます。不燃ごみは、細かく破砕して更に分別して資源化施設等へ運んでいます。

クリーンセンター案内図

ごみ収集車の写真

 可燃ごみの収集車は、土曜・日曜日を除く毎日、市内と浅川清流環境組合の間を往復しています。プラスチック類ごみや不燃ごみ、ペットボトル等の収集車は市内とクリーンセンターを往復しています。

 このような焼却や破砕、分別などの作業を「中間処理」といいます。中間処理施設はごみの処理には欠かせない存在である一方、「迷惑施設」とも呼ばれ、地域住民のみなさんのご理解・ご協力の上に成り立っていることです。

「焼却灰」は二ツ塚処分場のエコセメント化施設へ

 日野市をはじめ、多摩地域25市1町から出された焼却灰は、日の出町にある最終処分場に運ばれます。最終処分場にはエコセメント化施設が平成18年7月から稼働し、焼却灰を全量をエコセメントとしてリサイクルし、資源循環を図っています。25市1町では、様々な手法でごみの減量化やリサイクルを行い、二ツ塚処分場に埋め立てていた不燃ごみの量が大幅に削減され、平成30年度以降は埋立処分ゼロを継続しています。
 焼却灰をセメントの原料としてリサイクルすることで、埋め立てるごみの量を大幅に削減し、処分場の使用期間を大幅に延長することが可能になっております。埋め立て処分地は、地元の方や周辺環境に十分配慮し、決まりを厳しく守って管理されています。

写真:東京都地図の中の日野市と日の出町の位置関係

二ツ塚処分場の全景(航空写真)
写真:二ツ塚処分場

 最終処分場は、ごみの処理には欠かせない存在でありながら、「迷惑施設」でもあり、最終処分場を受け入れてくださった地域住民のみなさんにご理解で成り立っているものです。
 なお、乾電池や蛍光管、リチウムイオン電池などの有害ごみは分別され再生施設に運んでいます。

資源物は中間処理し、再生工場へ

資源物9品目は、クリーンセンターや市内の民間施設によって中間処理(圧縮・梱包など)を行い、それぞれ民間の工場で次のように再生されています。

  1. 新聞…トイレットペーパー(日野市ブランドの「帰ってきたぞう」を含む)や新聞紙に。
  2. 雑誌・雑紙類…雑誌や菓子箱、段ボールの芯などに。
  3. 段ボール…段ボールに。
  4. 牛乳パック類…トイレットペーパーなどに。
  5. 古着・古布類…古着やウエスなどに。
  6. かん…アルミ・スチールそれぞれのかんなどに。
  7. びん…茶色と無色ものはびんに、その他の色は舗装材に。
  8. ペットボトル…各種繊維製品、卵パック及び洗剤ボトル等の原料に。
  9. プラスチック類…プラスチック製擬木やプランター、パレット、敷板などの原料に。

これからもごみ減量と分別ルールの徹底にご協力ください

  1. 可燃ごみ…その半分が「生ごみ」です。食べ残さない、生ごみの水分をひと絞りして排出する、たい肥化などを行うのがごみの減量には効果的です。
  2. 不燃ごみ…革製品や靴などのゴムが付帯するもの、陶磁器、ガラス、刃物などです。
  3. プラスチック類ごみ…プラスチック製の「容器・包装」と製品プラスチックです。買い物には「マイバッグ」を持参し、お店のルールを守ってトレイ類などをお返しください。またごみ減量のため商品はばら売り・量り売りで買うことをお勧めします。
  4. 資源物…市で資源物をリサイクルするには、回収・中間処理、再生施設への運搬・処理等のリサイクル費用がかかります。経費負担を減らすためには市民のみなさん一人一人の日常生活の工夫と、なるべく生産者・販売者側に返すこと(買ったお店の回収ボックスにお返しすること)や集団回収に出すことが必要です。
  5. スプレー缶類(有害ごみ)…中身の残ったまま出されたものが、収集車やクリーンセンターの破砕施設で爆発や火災を引き起こすことがあります。必ず中身を使い切ってからプラスチック類ごみ袋の隣に別袋に入れて出してください。
  6. 充電式電池類(有害ごみ)…充電式電池類が不燃ごみやプラスチック類ごみの袋に混入し、水に触れた時、または収集車(パッカー車)で運搬する時、施設内でごみを破砕する時に発火し、火災の原因となります。

このページに関するお問い合わせ

環境共生部 ごみゼロ推進課
直通電話:042-581-0444
ファクス:042-586-6606
〒191-0021
石田1丁目210番地の2 クリーンセンター
環境共生部ごみゼロ推進課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。