平成22年度第1回教育委員会定例会 会議録

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ページID1004388  更新日 平成30年2月16日

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平成22年度第1回教育委員会定例会

開催日時

平成22年(2010年)4月13日(火曜)午後2時から午後3時24分

開催場所

教育委員会室

議事(要旨)

開始午後2時

[田口委員長]

ただいまから、平成22年度第1回教育委員会定例会を開会いたします。

[田口委員長]

本日の会議録署名は、馬場委員にお願いします。

本日の案件は、追加案件も含めまして、議案7件、報告事項6件です。なお、議案第7号は人事に係わる案件のため、公開しない会議とし、会議の最後に審議したいと思いますが、よろしいでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認め、会議規則第12条により、議案第7号は公開しない会議とし、会議の最後に審議いたします。

議事に入ります前に、事務局より発言を求められていますので、発言を許可いたします。

[米田教育部長]

平成22年4月1日付の教育委員会職員人事で、新たに説明員になりました職員を紹介させていただきます。

(福島学校課長、梶野ICT活用教育推進室長兼ねて統括指導主事、渡辺教育センター事務長、鬼倉図書館長、岡田郷土資料館長、中田庶務課課長補佐を紹介)

[田口委員長]

新任の説明員の方、どうぞよろしくお願いいたします。

それでは、議事に入ります。

議案第1号・教育委員会職員人事の専決処分について、事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第1号 教育委員会職員人事の専決処分について

[中島庶務課長]

議案第1号・教育委員会職員人事の専決処分についてご説明いたします。

日野市教育委員会教育長に対する事務委任規則第3条第1項の規定により専決処分をしたので、同条第2項の規定により報告し、教育委員会の承認を求めるものです。

提案理由は、教育委員会職員に対する人事異動に伴う人事発令について、教育委員会に諮る時間的余裕がありませんでした。そのため教育長専決により人事発令を行いましたので、報告し承認を求めるものです。

2ページをお開き下さい。

はじめに、平成22年3月31日付発令8名分です。

事務長の下田から給食調理員の栗城までは定年退職の7名です。表の一番下、室長、田口につきましては、東京都へ帰任いたしました。教職員研修センターへ配属されたとのことです。

3ページです。こちらは平成22年4月1日付発令です。62名おりました。

その中で、管理職についてご説明いたします。

一番上、田倉学校課長は、市長公室へ転属いたしました。小川図書館長は、行政管理チームのチームマネージャーです。中段より少し下のところ、先ほどご紹介いたしましたが、企画調整課より庶務課へ中田課長補佐、下から2番目、資産税課より学校課に福島課長が転入されました。

4ページです。これまで指導主事でありました梶野がICT活用教育推進室長、兼ねて統括指導主事になりました。その下、健康課から渡辺が教育センター事務長に着任しました。中段、鬼倉は、副館長から図書館館長に課内異動です。また、篠田副主幹が副館長に課内異動です。その下、渡辺分館長が副主幹となり日野図書館分館長事務取扱となります。

5ページ、一番上です。市民税課の岡田が郷土資料館館長に着任しました。

6ページです。下から4段目、大坂上中の奥住は課内異動で、副主幹となりました。また、管理職ではありませんが、これまで庶務課の係長でありました青木が保険年金課保険税係長に異動となりましたので、申し添えます。以上です。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問ございますか。

[田口委員長]

ご質問がなければ、ご意見はございますか。

[田口委員長]

ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。教育委員会職員人事の専決処分について、原案のとおり承認することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第1号は原案のとおり承認されました。

議案第2号・教職員人事の専決処分について、事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第2号 教職員人事の専決処分について

[浮須教育部参事]

議案第2号・教職員人事の専決処分についてご説明いたします。

日野市教育委員会教育長に対する事務委任規則第3条第1項の規定により専決処分をしたので、同条第2項の規定により報告し、教育委員会の承認を求めるものです。

提案理由は、教職員に対する人事異動に伴う人事発令について、教育委員会に諮る時間的余裕がありませんでした。そのため教育長専決により人事発令を行いましたので、報告し承認を求めるものです。

8ページをお開き下さい。昇任、転任の主幹教諭の配置についての発令です。

9ページと10ページは、昇任、転任の主任教諭、主任養護教諭の配置についての発令です。

11ページと12ページは、転任の教諭、養護教諭と栄養士と事務職員の配置についての発令です。

13ページは、新規採用教員の配置についての発令です。

今回の教職員人事の特徴といたしましては、都の新たな制度として、新規採用教員の育成担当として再任用短時間教員を配置し、新規採用教員とペアで一つの学級を担任するしくみがスタートいたしました。また、小1問題、中1ギャップの予防解決を目的とした教員加配が実施されました。さらに、理科教育の充実を推進するコア・サイエンス・ティチャーの活用化を図るための教員加配、これは全都で5名だけとのことですが、実施されたことがあげられます。新採育成担当の再任用短時間教員の配置につきましては、都では今年度から5年間、毎年100組ずつ、計500組を計画しているところですが、今年度は全都で83組の配置がございました。日野市では日野第七小学校で配置となりました。

また、小1問題、中1ギャップの教員加配とコア・サイエンス・ティチャーの活用化を図るための教員加配が、日野第四小学校が該当いたしましたので、2名の教員が配置となりました。以上です。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問がございましたらお願いします。

「正規教員歴あり」とあり、新規採用職員というのはどういうことですか。

[浮須教育部参事]

過去に一度教員として採用されて退職をし、改めてまた採用試験を受験して採用されたということです。

[田口委員長]

「期限付」がある人とない人の違いを説明して下さい。

[浮須教育部参事]

この期限付というのは、1年間の期限が付いているという形の採用です。この期限がない者については、正規の合格ということですが、期限付合格者は1年間の期限がつく、そういう採用です。

[田口委員長]

例えば「平成21年度期限付」という人は去年が期限付だった人で、今年は正規採用になった人ですか。

[浮須教育部参事]

そうです。昨年度期限付採用にて学校で勤務をし、学校でも継続して是非にという推薦を都にあげ、都としてはその学校からの推薦を受け、採用試験は一次が免除になります。面接だけという形で行われ、今年度、正規の採用として着任したということです。

[田口委員長]

期限付で採用されない人は、パーセンテージでどのくらいいますか。

[浮須教育部参事]

パーセントとしては大変低いものですが、期限付で翌年採用にならない教員もおります。日野市の場合には、これまでのところ、ここ1、2年はそういったことはございません。

[田口委員長]

他にご質問ございますか。

[田口委員長]

なければ、ご意見を伺います。

[田口委員長]

ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。教職員人事の専決処分について、原案のとおり承認することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第2号は原案のとおり承認されました。

議案第3号・第4期日野市立教育センター運営審議会委員の委嘱等の専決処分について、事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第3号 第4期日野市立教育センター運営審議会委員の委嘱等の専決処分について

[渡辺教育センター事務長]

議案第3号・第4期日野市立教育センター運営審議会委員の委嘱等の専決処分についてご説明いたします。

日野市教育委員会教育長に対する事務委任規則第3条により、専決処分したので同規則同条第2項の規定により報告し、教育委員会の承認を求めるものです。

提案理由は、第3期日野市立教育センター運営審議会委員の任期が平成22年3月31日に満了となったため、教育長専決により委嘱又は任命しましたので、報告し承認を求めるものです。

16ページをお開き下さい。今回、委嘱又は任命する方は教育センター運営審議会名簿の5人の方です。

日野市立教育センターの運営審議会委員8人のうち3人は、16ページ中段に参考として掲載していますが、前回の平成21年度第12回教育委員会定例会にて委嘱されております。今回は、4月1日付人事異動の結果を受けて委嘱又は任命するものです。

学校教育関係者は、小学校、中学校校長会長に委嘱していますので、日野第二中学校の尾形校長と日野第三小学校の京極校長に委嘱いたします。また、公立幼稚園の代表として第五幼稚園の渡邊園長、教育委員会事務局職員として浮須指導担当参事と宇津木生涯学習担当参事を任命するものです。任期は2年間です。よろしくご審議をお願いいたします。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問ございますか。

[田口委員長]

なければ、ご意見を伺います。

[田口委員長]

ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。第4期日野市立教育センター運営審議会委員の委嘱等の専決処分について、を議案のとおり承認することに異議ございませんか。

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第3号は原案のとおり承認されました。

議案第4号・第24期日野市立図書館協議会委員の委嘱について、事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第4号 第24期日野市立図書館協議会委員の委嘱について

[鬼倉図書館長]

議案第4号・第24期日野市立図書館協議会委員の任命についてご説明いたします。

次の者を第24期日野市立図書館協議会委員に任命するものです。

提案理由は、第23期図書館協議会委員の任期が平成22年4月14日に満了となるため、第24期図書館協議会委員を任命するものです。

18ページをお開き下さい。

日野市立図書館協議会委員任命者名簿、以上7名です。

阪田幸子氏は、学校教育関係者として、夢が丘小学校校長です。

大杉宏光氏は、元杉並区立図書館長で、社会教育関係者です。

紺野順子氏は、学識経験者で、実践女子大学講師です。

平井周子氏は、国際交流協会理事で学識経験者です。

坪島尚氏、森公子氏、山口久夫氏は公募市民です。

なお、家庭教育関係者については、6月の日野市PTA協議会総会後に推薦を受け、任命するものとします。以上です。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問ございますか。馬場委員。

[馬場委員長職務代理者]

全員、新しい方ですけれども、これは全員交代したわけですか。

[鬼倉図書館長]

そうです。

[馬場委員長職務代理者]

これは何か理由があるのですか。

[鬼倉図書館長]

家庭の事情等々や、内規で任期が5期ということが決まっていまして、学識経験者の方が5期満了になりましたので、交代することになりました。また、公募市民の方は、皆さん交代となりました。

[加島教育長]

最終的な図書館協議会の提言をまとめて、皆さんがお辞めになったということです。

[田口委員長]

他にご質問ございますか。

[加島教育長]

公募についての説明をして下さい。

[鬼倉図書館長]

公募については、今回は5名の応募がありまして、3名が決まりました。

[田口委員長]

他にご質問ございますか。

[田口委員長]

なければ、ご意見を伺います。

[田口委員長]

ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。第24期日野市立図書館協議会委員の委嘱について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第4号は原案のとおり可決されました。

次に、議案第5号・第27期日野市社会教育委員の委嘱について、事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第5号 第27期日野市社会教育委員の委嘱について

[池田文化スポーツ課長]

議案第5号・第27期日野市社会教育委員の委嘱についてご説明いたします。

次の者を、第27期日野市社会教育委員に委嘱するものです。

提案理由は、第26期社会教育委員の任期が平成22年4月30日に満了となるため、第27期社会教育委員を委嘱するものです。

議案書20ページ、21ページをお開き下さい。

10名の方について社会教育委員に委嘱をするものです。

番号でいいますと1番、2番、3番、4番の方につきましては、このたび新規ということです。5番以降の方については、前期に引き続き再任となるものです。任期につきましては、平成22年5月1日から平成24年4月30日までの2年間とするものです。以上です。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問がございましたらお願いします。渡辺委員。

[渡辺委員]

これは5期まで等の任期はありますか。

[池田文化スポーツ課長]

とり決めは特にありませんが、一応内々で5期を目安にお願いしています。

[田口委員長]

他にご質問ございますか。

[田口委員長]

ないようですので、ご意見を伺います。

[田口委員長]

ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。第27期日野市社会教育委員の委嘱について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第5号は原案のとおり可決されました。

次に議案第6号・第25期日野市体育指導委員の委嘱の専決処分について、事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第6号 第25期日野市体育指導委員の委嘱の専決処分について

[池田文化スポーツ課長]

議案第6号・第25期日野市体育指導委員の委嘱の専決処分についてご説明いたします。

日野市教育委員会教育長に対する事務委任規則第3条により、専決処分したので同規則同条第2項の規定により報告し、教育委員会の承認を求めるものです。

提案理由は、平成22年4月より委嘱する第25期日野市体育指導委員に対し、再任の依頼を行い、了承を得たため、教育長専決により委嘱しましたので、報告し承認を求めるものです。

24ページをお開き下さい。

第25期日野市体育指導委員、1名の方を委嘱するものです。

委嘱期間は、平成22年4月1日から平成24年3月31日までです。なお、23名の方につきましては、前回の教育委員会定例会にて承認をいただいておりますので、今回、1名を新たに専決として委嘱をするものです。以上です。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問ございますか。

[田口委員長]

ないようですので、ご意見を伺います。

[田口委員長]

ないようですので、ご質問、ご意見をこれにて終結します。

お諮りします。第25期日野市体育指導委員の委嘱の専決処分について、を原案のとおり承認することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第6号は原案のとおり承認されました。

報告事項に入ります。報告事項第1号・日野市教育委員会後援等名義使用実績報告(平成21年10月から平成22年3月)、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第1号 日野市教育委員会後援等名義使用実績報告(平成21年10月から平成22年3月)

[池田文化スポーツ課長]

報告事項第1号・日野市教育委員会後援等名義使用実績報告(平成21年10月から平成22年3月)について、次のとおり承認したので報告をいたします。

28、29ページをお開き下さい。昨年10月から今年3月までの間、教育委員会後援等名義使用の申請をされ、その実績報告を記載したものです。

合計としましては38件です。なお、平成20年度の同時期につきましても38件と、同数となっております。内容につきましては、記載のとおりです。以上です。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了しました。ご質問、ご意見がございましたらお願いいたします。

[田口委員長]

ないようですので、ここで報告事項第1号を終了いたします。

報告事項第2号・日野市社会教育委員の会議による提言、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第2号 日野市社会教育委員の会議による提言

[池田文化スポーツ課長]

報告事項第2号・日野市社会教育委員の会議による提言について、次のとおり報告いたします。32ページをお開き下さい。

この提言につきましては、第26期日野市社会教育委員より作成され、教育委員会へ報告されたものです。

提言のタイトルにつきましては、「シニア世代が地域で生き生きと活躍するために~社会参加への道筋~」というものです。

提言につきましては、32ページから39ページまでの部分です。まとめてご報告いたします。

まず32ページ「はじめに」の部分です。この提言では、シニア世代の社会参加に焦点を絞り、その改善の方法について検討したということです。

提言の全体を大きく分けますと、1つ目が提言の背景、2つ目が提言の視点からみた現状、3つ目が具体的提案に大きく分けられます。最後に「おわりに」で今後の取り組むべき課題を提案しております。

まず1点目、33ページ1.の提言の背景です。

1つ目のシニア世代人口の推移では、日野市の住民基本台帳による人口及び構成等を述べております。また、2番目のシニア世代の参画意識につきましては、都の生涯学習審議会の答申等により団塊世代の社会参加意欲の高さ、また、その参加が地域の教育力の向上に大きな役割を果すということが述べられております。3つ目の本提言の内容です。ここにつきましては、各社会教育施設並びに学校教育等を中心にしたシニア世代の活動についての現状分析と、改善のための具体的な提案が記載されているものです。

34ページ、2.の提言の視点からみた現状です。小中学校、幼稚園や郷土資料館、図書館、公民館等の社会教育施設で市民がボランティアや支援スタッフとして関わりをもって、また、種々の活動の拠点としていることがこちらで取り上げられております。また、その他としまして「日野団塊世代広場」、「平山台文化スポーツクラブ」、「日野市健康サポーター」、「農の学校」等の取り組みもこちらで述べられております。

大きな柱の3.具体的提案です。

  1. 地域社会参加への道筋の提供です。まず全体として、シニア世代に対し地域社会に参加する道筋をできる限り具体的に提示して働きかけることを提案しております。その上で個別の提案を行っておりますが、郷土資料館、図書館、公民館等につきましては、シニアの参加を念頭に入れたイベント、ボランティア募集、講座などを行うべきだとしております。また小中学校につきましては、様々なニーズを分析して、ボランティアメニューとして提示すべき、また幼稚園につきましても教育と運営の2面から支援するボランティアを増やすべきだと述べられております。

    36ページをお開き下さい。
  2. 組織づくりでは、シニア世代が所属する組織づくりの働きかけが必要だということが提案されております。
  3. 参加意欲を高める工夫です。ここでは、達成感を味わってもらえる工夫が必要だということが述べられています。まず1つ目としまして、発表の機会提供、2つ目としまして成果の広報、3つ目としましてボランティアの集い、表彰等が提案されております。
  4. 参加者の育成です。ここではボランティア育成のための講座の充実、ボランティアリーダーの育成を挙げております。
  5. 受け入れ態勢の整備です。受け入れ態勢の整備としましては、1つ目にノウハウの蓄積、2つ目に業務範囲の明確化、3つ目にボランティアの不適切な言動への対処、4つ目に情報の管理等が提案されております。
  6. 健康づくりをキーワードとした活動です。こちらにつきましては、公民館、文化スポーツ課で一体の事業展開をする必要があるのではないかということが述べられています。
  7. コーディネート機能の整備です。こちらにつきましては、コーディネーターの必要性、また人材情報センターの設置等の項目を挙げ、人材情報センターを設置してコーディネーターを配置することを検討すべきであるということが述べられております。

最後に「おわりに」では、シニア世代が生き生きとした地域づくりのために貢献いただければ、市民の協働の場がさらに拡大するのではないか。また、活動を充実させるための財源の裏付けを切望しており、日野市全体として横断的に取り組むべき課題であることを明言しております。以上、報告するものです。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了いたしました。ご質問、ご意見ございましたらお願いします。

馬場委員。

[馬場委員長職務代理者]

33ページに、日野市でもシニア世代が増えているということですが、実際にシニアの人がいろいろなボランティアに参加したり、各活動に参加しているというのは、どのくらいの割合の人が参加しているかという実態は把握しているのでしょうか。

[池田文化スポーツ課長]

割合については手元に資料を持っておりません。例えば学校のスクールボランティア等の交通安全の見守りの関係や学校支援地域本部等で各小学校の支援活動に参加されています。そういう意味ではシニア世代の方も幅広くボランティア等の活動に参加し、充実していると思います。

[馬場委員長職務代理者]

ただ、まだまだ参加していない人が多いという認識のうえでの提言ですね。

[池田文化スポーツ課長]

はい。

[田口委員長]

他にご質問ございますか。

この提言はシニア世代に区切ってということですね。

[池田文化スポーツ課長]

はい、そうです。

[田口委員長]

この「地域で生き生きと活躍するために」というのは、教えていただきながら参加してという楽しみ方と教える側に入るという活躍の仕方ですか。この提言はその両方ですか。

[池田文化スポーツ課長]

この提言については、場の提供というような形です。

[田口委員長]

両方の場ですか。

[池田文化スポーツ課長]

はい。

[田口委員長]

他にございませんか。

[田口委員長]

ないようですので、ここで報告事項第2号を終了します。

報告事項第3号・日野市立図書館協議会による提言、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第3号 日野市立図書館協議会による提言

[鬼倉図書館長]

報告事項第3号・日野市立図書館協議会による提言についてご報告いたします。

42ページをお開き下さい。

第23期日野市立図書館協議会の提言について、こちらは平成20年から2年間の図書館協議会委員の協議をまとめたものになります。それが3月15日付で日野市教育長、日野市立図書館長に提言されたものです。

まず、「はじめに」においては、平成20年にまとめられた図書館基本計画と図書館法改正に基づく図書館評価について、この2点を軸にこの2年間論議をしてきました。それを受けて、図書館基本計画、「くらしの中に図書館を」を目指していくための提言がまとめられたものです。

具体的な中身について入っていきたいと思います。

2、図書館運営についての提言。

(1)図書館基本計画について、(1)中央図書館構想・施設改善。これについては、財政が厳しい中、中央図書館構想の検討をあきらめずにお願いしています。また、施設が老朽化している中央図書館、高幡図書館、百草図書館の老朽化対策が求められています。分館については、市民がどこに住んでいても利用できるよう分館ネットワークを構築しています。また、民間活力の活用については、慎重な対応をお願いしています。

(2)図書館運営・サービスについて。

(1)図書館サービスについて、利用者が求められるスムーズな利用のために返却ボックス、開館時間のことが述べられています。また、障害者サービスについての施設改修等も述べられています。

(2)資料収集・保存について、図書館でなければ買えないような専門書の充実のために、資料の充実を求めます。また、図書館自体が収益をあげるような努力をすることも述べています。

(3)図書館業務のボランティアの参画について、こちらは先ほどの社会教育委員の提言にもありましたように、「図書館友の会」のような組織をつくって、ボランティア活動の充実を挙げています。また「日野宿発見隊」のような活動が広がることも求めています。

(3)子ども読書活動推進について、子どもの読書というのは最も基礎的なものですので、本の大好きなひのっ子を育てる、そのためにも第2次子ども読書推進計画の策定を求めています。

(4)図書館評価について、基本的な事項については、図書館評価はあくまでも市民のためのものですので、公募市民を含んだ図書館協議会が市民を代表する立場で参画、提言を行っていったらということを挙げています。(2)評価項目・指標について、こちらについては、アンケートの実施ですとか、それから年間の目標を年度当初にあげて、設定し評価することを求めています。

45ページでは「まとめ」になります。こちらでは公民協働を進める中で、図書館の施設、図書資料、人材の充実に向けた予算の確保と施策の充実を提言しています。

最後に図書館を「藝術と文化の薫るまち」の核にしてほしいという提言になっています。以上です。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了いたしました。ご質問、ご意見がございましたらお願いします。

渡辺委員。

[渡辺委員]

かつて日野市の図書館あるいは図書館活動が全国に先駆けて非常に有名でしたが、今は日野市の図書館あるいは図書館の活動というのは、どういうようなレベルにあるのかという議論は、この提言をまとめるにあたって前提としてご議論があったのでしょうか。

[鬼倉図書館長]

現在のサービス状況あるいは施設の状況についてみますと、多摩地域ではだいたい中間あたりの評価ではないかということになっています。その中で障害者サービスについては視覚障害者の職員もいるということで、機微に通じた障害者サービスのあり方として評価されています。また、市政図書室の活動については、市民と行政とが一体に図書館が資料を提供していくということについて、これも注目をあびているところです。

[渡辺委員]

多摩地域で中間ぐらい、その指標も蔵書数等だけではなく、いろいろなことも含まれて総合的に判断されるのでしょうけれども、全国一と思っていた時代と比べて、それぐらいまでダウンしてしまっているわけですね。

ということは、結びのところで「藝術と文化の薫るまち」の核にしていくということは大賛成ですが、相当な努力がなければできないことだと思います。そのあたりの認識はいかがだったのでしょうか。

[鬼倉図書館長]

施設的にも中央図書館は作った当時は大規模な図書館でしたが、現在では中規模です。基本構想の中で市民の皆さんの思いの中では新しい中央図書館と願っているものだと思います。ただ、現在ある状況の中では厳しい状況の中でありますので、その点で夢を求めながらその中で、現在できる手立てを提言し、図書館に努力を求めているものと受け止めております。

[田口委員長]

他にございませんか。

提言をいただいて、理想とするところの図書館と現実とのギャップが大きくて、気が重たくなります。やりたいことはいっぱいあっても予算がないと言えるのではないでしょうか。

それから、図書館自体がしっかりしたビジョンを持っていないと、例えばこの外国語資料、ここに書いてあるのは日野市の人口の約1%に外国籍の人がいるから、この割合に見合った予算配分をするという。どのぐらい本代があるのか分かりませんが、この本代の内の1%の配分だと少ししか買えないと思います。

だから本当に理想に近づけていくための提言なのでしょうけれど、もう少し言うなら、私は、豊田駅前に複合施設ができて、中央図書館を入れようという意見もあって賛成と言いたいのだけれど、それをやるにはものすごくお金がかかるようです。だから、それもまたできないかなと心配しています。提言は良いのだけれど、日野市として独自にこれを受けて立ち上げる、そして日野市の図書館をどういう方向にもっていくかというビジョンが必要だと思います。これ全部は出来ないのだから、絞っていくことが必要ではないかと思います。

どこに日野市はビジョンを絞ってやっていこうかということをもう少しいろいろな人と検討する必要があると思います。今度の協議会委員で協議していただいて、そしてご提言くださればと思います。

[馬場委員長職務代理者]

現在、外国語の書籍は置いてあるのですか。

[鬼倉図書館長]

子どもの絵本が中心でしたが、昨年度末に80冊ぐらいペーパーバックを入れました。

[馬場委員長職務代理者]

英語ですか。

[鬼倉図書館長]

英語です。

[馬場委員長職務代理者]

この外国語というのは英語のことを言っているのですか。

[鬼倉図書館長]

本来は英語だけではないのですが。

[馬場委員長職務代理者]

そうですね、いろいろな国のですね。

この提言は、少し非現実的な感じがしますね。これとは別に、これからの図書館は何を目的に、どうあるべきかというビジョンをもう少し前面に出して、例えば読書だけの図書館にするのか、あるいは、資料センター構想で、もっと図書以外にも活用する等。あるいはそこで何かを学ぶための、要するに調べたりするための必要な資料というものを充実させていく等、そういうところというのは確かに利用者は少ないと思います。ですから図書館の利用人数が多い方が良いのか、貸出の冊数が多ければ図書館が良いとの観点から、貸出が少ないからこの本はやめてしまおうということもあると思います。私、お店に品物を買いに行くと、いろいろな品揃えがある店って、ああいいなと思っているんですよ。ところがしばらくすると売れない商品がどんどんなくなって、売れ筋の商品ばっかりになってしまう。非常につまらない、どこへ行っても同じ。ですから、ここで質と量的なものをどう考えていくかというのを基本的にはっきりさせていって、私は、公共図書館だから確かに税金を使うから、やはり税金に見合うためにたくさん人が利用するのは、もちろん良いことだと思っています。だけど、それだけで良いのかどうか。私はそうじゃないと思います。そういうところも検討していただいて、やっていただけたらなと思います。

[田口委員長]

他にご質問やご意見ございますか。

[馬場委員長職務代理者]

早く言えば、楽しむための図書館と学ぶための図書館の2つあると思います。そのバランスを今後どう考えていくのかというのが大事だなと思います。

[田口委員長]

教育長。

[加島教育長]

図書館基本計画、くらしの中に図書館をというのが本市の基本的な考え方ですが、焦点をどの辺に置くかということがあると思います。それで今、高齢者に焦点を置くということがあります。それから幼児やヤングアダルト。中学生、高校生は本をあまり読みませんから、どのようにして本に関心を持ってもらうかという観点からの図書館も求められています。どこに焦点を置くか、図書館として議論をしていくテーマだと思います。

[馬場委員長職務代理者]

ある程度、図書館分館も含めて図書館は幾つかあるから、ベーシックにはある程度同じだけれど、それぞれに特色を持たせるという方法もあるのではないかなと思います。勉強する人は必要な参考書等あれば、来ますからね。やはりある程度、基本的には読んでもらうというのが基本的でしょうから、そういうのがあって、さらに各図書館に特色を持たせていくのも一つの手段かなと思います。

[田口委員長]

他にございますか。

ここで報告事項第3号を終了いたします。

報告事項第4号・日野市立日野第三中学校在籍生徒通学費補助金交付要綱の制定、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第4号 日野市立日野第三中学校在籍生徒通学費補助金交付要綱の制定

[福島学校課長]

報告事項第4号・日野市立日野第三中学校在籍生徒通学費補助金交付要綱の制定についてご報告するものです。

48ページ、49ページをお開き下さい。

生徒数の減少によりまして小規模化が進んでいます日野第三中学校をより魅力ある学校にするための方策を検討するために、昨年5月にプロジェクトチームを立ち上げまして、小中学校の校長や地域の保護者代表と共に検討を行ってまいりました。その検討結果を踏まえまして、教育活動の充実や部活動の活性化、登下校の安全確保とともに通学費の補助を今年度に実施いたします。

第1条、目的です。この要綱は、日野第三中学校在籍生徒通学費補助金を交付することについて、必要な事項を定めることを目的とします。

第2条、補助対象です。補助金交付の対象は、日野第三中学校在校生のうち、高幡不動駅から高幡台団地まで路線バスを利用して通学する生徒で、平成22年度以降に入学した1年生といたします。この適用を受けた生徒については、卒業までの在学期間適用します。

第3条、補助額です。補助金交付の対象となる経費は、日野第三中学校に通学するための交通費実費といたしまして、その半額を補助いたします。交通費の算定は、路線バスを使用した場合の3カ月定期の額を基本といたします。

以下、交付申請、交付決定等、補助金の請求及び受領、実績報告、調査等、補助金の返還、委任については、記載のとおりです。

最後に付則です。この要綱は、平成22年4月1日から施行いたします。以上です。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了しました。ご質問、ご意見ございましたらお願いいたします。

千葉委員。

[千葉委員]

もう始まっていると思うのですが、既に利用している対象者というのは把握なさっているのですか。

[福島学校課長]

20名ぐらい予定していまして、7名が応募をしております。

[田口委員長]

馬場委員。

[馬場委員長職務代理者]

これはバス代だけですか。それとも、例えば京王線を利用した場合でも補助されるのですか。通学するための交通費実費とし、その半額を補助するということだから、バス代ではなくて、例えば豊田から通う場合にはどういうふうになるのかなと私は考えたのですが。

[福島学校課長]

第3条第2項で路線バスを使用した場合ということで規定しています。

[馬場委員長職務代理者]

これは路線バスを利用した場合はこうだということでしょ。だから他は半額出ると読みとれますけれど。

[渡辺委員]

第2条第1項で対象が限定されていますね。

[馬場委員長職務代理者]

バスを利用してということでしょ。補助額のところでそういうような表現だから。

[米田教育部長]

日野第三中学校を魅力あるものにしたいという中で交通費の補助というのは、一つの支援です。日野三中が良い学校だからということで一部を補助しようということです。その中ではいろいろなケースの方がいらっしゃるかもしれませんけれども、教育委員会としては高幡不動駅からその当校に一番近いバス停までを補助しようというものです。

[田口委員長]

これは平成22年からというのですけれども、期間はありますか。

[福島学校課長]

1年生については3年生までです。

[田口委員長]

いつまでこの制度を続ける予定ですか。

[福島学校課長]

終わりは決めていません。

[馬場委員長職務代理者]

バスは3カ月だけれど交通費は半額と読み取れますね。交通費の内、バスは3カ月だけれども、その他は半額だと読めます。少し言葉が足りないのかなという感じがします。

[米田教育部長]

これにつきましては、まず第2条の補助対象者です。いずれも該当するものということで、高幡不動駅から高幡台団地まで路線バスを利用して通学する生徒、かつ平成22年度以降に入学した1年生です。

第2項に、前項の適用を受けた生徒については、卒業までの在学期間適用しますということです。

第3条、補助額です。そこに定期の額の半額という形で規定しています。

[田口委員長]

渡辺委員。

[渡辺委員]

ここに平成何年度までということは具体的には書きにくいとは思いますが、半永久的な施策なのか、一定程度日野三中に生徒が確保できたというめどが立った時までなのか、その辺はどんな議論になっているのですか。

[米田教育部長]

ご指摘のとおり、いろいろな世の中の情勢の中で施策というのは変わってまいります。ただ一旦実施したものにつきましては、3年から5年の中でその成果や効果をみてということで考えています。ただ、1年生でそういった支援を受けた方は卒業するまで適用されます。3年から5年の間にもう一度検証するということです。

[田口委員長]

他にございますか。

日野三中の校域を広げて、その中に全部入れてその域内の人は支援しないということもありますね。選べる学校制度だから、日野三中はどこからも選べるけれど、小学校みたいにある一定の学区、日野三中だけの地域を広げたらば、そこに住んでいる人は支援しなくて良いということになりますね。

[米田教育部長]

学区というのはその生活圏である等、地区でいろいろな歴史の中で出来てきたものであると認識しております。やはり学区を変えることは地域の方々との調整がかなり難しいものだと思っています。いろいろな整理の方法があると思いますけれども、まずは今の学区を大事にしながら、そして保護者の希望が優先されて、日野三中の場合には丘陵地ですので支援したいということで、スタートをさせていただいて、今、委員からご指摘されましたように、一定期間が過ぎましたら、もう一度整理をしてみるということです。

[渡辺委員]

現に、学区だけで言えば日野三中学区だけれど登っていくのが大変だからと三沢中に行っている生徒さんも一部いると思います。そういう人も当然、対象とされる枠になるわけですね。

[米田教育部長]

それについては地域の三中プロジェクトの中でお話をさせていただいたところなのですが、学区外から来る方について、この支援をしていこうということです。基本的に学区内の方は歩いて行くというのがやはり学校の基本だということもありました。

[渡辺委員]

そうしたら、日野三中学区だけれど潤徳小に通っているお子さんがいますよね。そういう人は今までは登るのが大変だけれど、今度バスの半額補助が出るようだから旧来の学区である日野三中に行きたいと言っても補助は出ないのですか。

[米田教育部長]

対象者は、学区外からの方です。

[渡辺委員]

それはおかしいではないですか。

[馬場委員長職務代理者]

要綱だけ読みますと、条件が高幡不動駅から高幡台団地までの路線バスを利用して通学する生徒です。だから私は先ほどそういうことを言ったのです。このバス路線を利用する生徒はどこに住んでいようと、例えば日野駅辺りに住んでいても日野駅から日野三中に通うことはできるわけです。そうした場合に交通費がかかる。ただし、高幡不動駅から高幡台団地だけは支援しますよとならないのですか。

だからこの要綱では、条件はそれしかないのです。

[渡辺委員]

具体的に言うと、日野三中学区だけれど潤徳小に通っているお子さんの多くは、団地がありますね。芙蓉ハイツ等は日野三中学区で三沢中に通っている子がいますよね。そういうお子さんが今度はやはり高幡まで5分ぐらいで歩いて行って、そこからバス代の補助が出るから、じゃあ日野三中に行くと言ったら、「あなたは学区内だからお金は出ません」という話になるのですか。

[米田教育部長]

その辺も含めて地域の中で説明をさせていただいています。

[千葉委員]

この要綱の解釈の問題ですね。

[渡辺委員]

本来の学区に戻ろうという子どもには支援しないで、学区外の人には支援しますということですよね。

[馬場委員長職務代理者]

逆に支援しないということは、バスに乗るなという意味になるわけです。

[千葉委員]

学区外というのを明確に文言化しておかないといけないのではないですか。

[加島教育長]

日野市では基本的に通学区域内、学区内の子どもたちは歩いて学区の学校に通うことが原則です。他の学区から来る場合にどうするかということでこれは整理されています。だから今の議論ですと、これは学区内の子どもも通学費の補助が出るのではないかと読めてしまうのではないかということですから、今の議論を整理して、もう一回検討します。

それで今考えているのは、原則のとおり、学区内の生徒には歩いてもらう、あるいは仮にバスに乗るにしてもそれは自費で通ってもらうという考え方でこれまで説明してきていますので、もし自区内でもバスに乗れるという話になると、ある意味ではその学区が妥当ではないのではないかという話にもなりますので、今のご意見はいただいて、再度報告いたします。

[田口委員長]

それでは、他にご意見がございませんでしたら、再度ご報告をいただくということを条件に報告事項第4号を終了いたします。

次に報告事項第5号・行政情報の公開請求、について事務局より報告をお願いします。

報告事項第5号 行政情報の公開請求

[中島庶務課長]

報告事項第5号・行政情報の公開請求についてご報告いたします。

公開請求のあった行政情報について、次のとおり決定したので報告するものです。

52ページをお開き下さい。

行政情報の公開請求につきまして、54ページまでにわたり記載しています。

前回の教育委員会からこれまでに決定いたしました件数は17件です。

そのうち全部公開は1の一部と4です。また、部分公開いたしましたものは、2、3、5、7です。こちらは個人情報を除く部分公開としたものです。

非公開につきましては、1の一部と6、8から17としています。非公開の理由は、文書を作成していないため非公開としたものです。以上です。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了しました。ご質問、ご意見がございましたらお願いします。

[田口委員長]

ご質問、ご意見がないようですので、報告事項第5号を終了いたします。

報告事項第6号・平成22年第1回日野市議会定例会の報告、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第6号 平成22年第1回日野市議会定例会の報告

[中島庶務課長]

追加案件の1ページをお開き下さい。

報告事項第6号・平成22年第1回日野市議会定例会の報告です。

平成22年第1回日野市議会定例会における教育委員会関連議案等について、次のとおり報告するものです。

2ページに定例会の報告、概要についてとりまとめさせていただいております。

会期につきましては、3月9日から4月7日までの30日間でした。

一般質問につきましては、質問者19名、内教育委員会関係のご質問をされた方が9名。

質問件数36件、内教育委員会関係の質問をされた件数は9件でした。

教育委員会関係一般質問要旨につきましては、別表1のとおり、とりまとめておりますので、後ほどご覧いただきたいと存じます。

3番の市長提出議案42件、議員提出議案16件、合わせて58件です。内教育委員会に関するものは記載の11件でした。

この中で、(1)(2)(3)、予算に関することについて簡単にご説明を申し上げます。

12ページをお開き下さい。

別表2です。平成21年度日野市一般会計補正予算(第10号)の専決処分の報告承認についてです。こちらにつきましては、平成21年度中に国の地域活性化・きめ細かな臨時交付金を活用して、滝合小学校及び日野第四中学校のトイレ改修工事を平成22年度事業として行うために予算を繰越したものです。

(2)13ページですが、平成21年度日野市一般会計補正予算(第11号)です。補正総額につきましては、1億5532万9000円です。内教育費につきましてはマイナスの1億7105万9000円です。教育費の内訳については別表3のとおりですが、年度末に契約差金やこれまで縮減を図ってきた不用額を中心に補正をしたものです。

14ページをご覧下さい。別表4です。平成22年度日野市一般会計予算です。

予算総額499億9000万円です。内教育費につきましては68億7693万2000円です。教育費の内訳につきましては、別表4のとおりです。

この中で大きく変化しているところについてご説明いたします。

小学校費が12.3%ほど前年に比べて増えておりますが、これは今回、残っておりました体育館の耐震補強工事を一斉にとり行う等も含めまして、大きく伸びております。また、6の体育費につきましては、対前年度比3倍という数字が出ておりますが、こちらにつきましては、ふれあいホールの建設に関する予算が追加されています。なお、平成21年度では補正予算で3億円程ふれあいホールの予算をつけていますが、これはあくまでも当初予算での比較ですので、このような数字となったものです。

最後に4番の請願ですが、教育委員会に対するものはございませんでした。以上です。

[田口委員長]

事務局よりの報告が終了しました。ご質問、ご意見ございますか。

[田口委員長]

ないようですので、ここで報告事項第6号を終了いたします。

次に平成22年5月の行事予定について、事務局より説明をお願いいたします。

※平成22年5月の行事予定については省略

[田口委員長]

これより議案第7号に入りますが、本件につきましては公開しない会議の中で行いますので、関係職員以外の事務局説明員は退席しても差し支えないと思います。異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしとのことで、関係職員以外の事務局説明員はご退席をお願いします。

なお、本件の終了をもって平成22年度第1回定例会を閉会といたします。

閉会午後3時24分

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