平成18年度第9回教育委員会定例会(2)

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ページID1004506  更新日 平成30年2月16日

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平成18年度第9回教育委員会定例会

[田口委員長]

 なければ、ご質問、ご意見はこれにて終結したいと思います。

 この統合計画案の協議を受けまして、教育長からもありましたし、私も提案したいと思います。日野市立学校統合計画(百草台小学校・三沢台小学校)について、これを議案として取り扱っていただくということでよろしいですか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

 異議なしということですので、改めて議案として取り扱うことを確認いたしまして、協議事項第1号を終了いたしますが、これを議案にする都合がございますので、暫時休憩とします。どのくらい事務局ではかかりますか。

[栗原庶務課長]

 10分程度です。

[田口委員長]

 それでは、10分程度の休憩をとりたいと思いますが、いかがですか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

 では、10分程度の休憩をとりまして、改めて再開いたします。

(10分間休憩)

 休憩 午後3時25分

再開 午後3時35分

[田口委員長]

 再開いたします。

 議案第30号・日野市立学校統合計画(百草台小学校・三沢台小学校)について、事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第30号・日野市立学校統合計画(百草台小学校・三沢台小学校)について

[小柳教育部主幹]

 議案第30号・日野市立学校統合計画(百草台小学校・三沢台小学校)について、ご説明いたします。

 休憩前に、協議事項第1号で協議をいただきました日野市立学校統合計画(百草台小学校・三沢台小学校)について、議案として提出するものでございます。内容につきましては、先ほどご説明したとおりでございます。ご審議のほど、よろしくお願いします。

[田口委員長]

 事務局からの説明が終了しました。ご質問はございませんか。

[田口委員長]

 なければご意見を伺います。渡辺委員。

[渡辺委員]

 要望ですけれども、この統合計画の採択にあたって事務局の皆さんに2つだけお願いしたいのです。1つは、本計画について十分関係者や市民の皆様に広報活動を通じて内容を周知して、理解を深めていただきたいということです。

 もう1点は、統合協議会が円滑に進められるために、前2回の統合の経験が十分生きるように援助していただきたい。その2点を補足的に要望しておきます。

[田口委員長]

 他にご意見はございませんか。

[田口委員長]

 ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

 お諮りします。議案第30号・日野市立学校統合計画(百草台小学校・三沢台小学校)について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

 異議なしと認めます。議案第30号は原案のとおり可決されました。

 この統合の趣旨を十分にご理解いただき、新しい学校をつくるという意識を持って、保護者及び地域が学校または学校関係者と一緒になって取組んでほしいと思っております。統合協議会では、新校についての具体的な課題にあわせて、子どもたちにより良い学習環境が実現できるよう努めていただきたいと思います。

 また、事務局は新校づくりに向け、広報その他を通じて新しい情報を提供し、学校、地域、保護者、また市民全体の協力が得やすい環境をつくってくださるようお願いいたします。

 ここで約10分間の休憩をとりまして、再開いたします。

(10分間休憩)

 休憩 午後3時40分

再開 午後3時48分 

[田口委員長]

 再開いたします。

 報告事項に入ります。報告事項第32号・平成18年第4回日野市議会定例会の報告、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第32号・平成18年第4回日野市議会定例会の報告

[栗原庶務課長]

 報告事項第32号・平成18年第4回日野市議会定例会の報告をいたします。

 10ページをお開き下さい。会期でございます。12月1日から12月19日までの19日間開催されました。

 一般質問でございます。質問者22名、質問件数47件です。内教育委員会に関するものは12名から15件のご質問がございました。質問及び答弁の要旨については12ページから14ページに記載されています。参考にしていただければと思います。

 市長提出議案では、32件ございました。内教育委員会に関するものは5件です。(1)から(5)まで記載されているものでございます。議員提出議案は4件ございました。内教育委員会に関するものはございませんでした。市長提出議案のうち、教育委員会関係の5件についてご説明いたします。

(1)平成18年度日野市一般会計補正予算(第4号)でございます。補正予算額でございますけれども、総額で9億2871万円増額し、予算総額を526億4509万6000円とするものでございます。その内教育費でございますけれども、2億5809万5000円増額し、78億9417万3000円としたものでございます。全会一致で可決されました。教育費補正予算の内訳につきましては、11ページの別表1をご参照ください。

(2)教育委員会に関する議案ですが、日野市長等の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、でございます。本条例改正の中に収入役の文言を削除する公民館使用条例の一部改正を含めて提案し、可決されました。

(3)日野市生活・保健センター条例等の一部を改正する条例の制定について、でございます。本条例改正の中に、障害者基本法第21条に基づく減免処置を規定するための市民ギヤラリー条例の一部改正を含めて提案し、可決されました。

(4)日野市体育施設条例の一部を改正する条例の制定について、でございます。本議案は、浅川スポーツ広場を浅川スポーツ公園グラウンドに名称変更するとともに、新たに使用料を徴収すべく一部改正するもので、賛成多数で可決されました。

(5)日野市教育委員会委員の任命について、でございますけれども、本定例会冒頭でご報告した内容のものでございます。

請願でございます。教育委員会に関するもの1件ございます。小学校給食の調理業務民間委託に関する請願でございます。継続審議となっておりましたが、今回、不採択となりました。以上でございます。

[田口委員長]

 事務局から報告が終了しました。ご質問やご意見がございましたらお願いいたします。渡辺委員。

[渡辺委員]

 不採択になった請願のコピーを後ほどいただけますか。

[栗原庶務課長]

 かしこまりました。

[田口委員長]

 他にございますか。

[田口委員長]

 ないようですので、報告事項第32号を終了します。

 報告事項第33号・日野市立日野第一中学校校舎改築基本設計の概要、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第33号・日野市立日野第一中学校校舎改築基本設計の概要

[栗原庶務課長]

 報告事項第33号・日野市立日野第一中学校校舎改築基本設計の概要、についてご説明いたします。

 日野第一中学校校舎改築基本設計については市長部局に施工委任しており、このたびまとまりましたのでその概要をご報告いたします。16ページ、17ページをお開き下さい。

 まず件名です。日野市立日野第一中学校校舎改築基本設計です。

 目的は、現在の校舎が築後40年以上経過した建物で、耐力度調査により改築が必要とされたこと、躯体・建具等においても著しい老朽化がみられること、電気設備、給排水設備に関しても耐用年数を過ぎ劣化が際立ってきたこと、昭和37年以降の度重なる増築により校舎の構造が複雑になり緊急時等に生徒の安全確保が困難である等の実情を踏まえ、現校舎棟及びプール棟を改築するものでございます。本計画は、日野いいプラン2010の基本施策として定められた「ゆとりある教育環境の整備」や「学校を拠点とした地域活動の活性化」をより具体化するために、学校施設整備計画に基づき実施するものでございます。敷地面積は、19,386平方メートルとなっております。施設概要は、構造・階数は鉄筋コンクリート造、地上3階建てでございます。床面積は校舎床面積7,850平方メートルです。付帯設備としては、太陽光発電、風力発電を含んだ電気設備でございます。それから校内LAN、エレベーター、プール、屋上緑化等が主な付帯設備として入っております。主な諸室としては、普通教室18教室、特別教室は音楽室・パソコン室・多目的室等、26室でございます。その他に、地域と学校の連携施設、いわゆるコミュニティ施設として3室ほど用意しております。

 17ページになります。基本方針ということで、学校施設整備について3つの基本的方針に基づき本基本設計をいたしました。(1)高機能かつ多機能で変化に対応し得る弾力的な施設環境の整備(2)健康的かつ安全で豊かな施設環境の確保(3)地域の生涯学習やまちづくりの核としての施設の整備。これらの3点を基本方針として基本設計を行ったものです。

 その他として、基本設計に係わる検討経過ということで平成17年7月に日野第一中学校改築市民委員会設置要綱及び日野第一中学校庁内改築検討委員会設置要綱を制定し、市民委員会を5回、庁内委員会を3回開催した中で、市民あるいは学校、庁内の意見等を基本設計に反映いたしました。市民委員会での意見概要については、(2)以降に、例えば外観について、外構について、建物の配置について等10項目の主なものを整理して記載しておりますので、後ほどご参照いただければと思います。

 その他に特徴的なこととしては、18ページに記載させていただきました。(3)日野宿通り周辺再生・整備策定計画との整合性を図ったこと(4)屋上にプールを設置すること。これは、災害時に電気・水道が止まっても屋上プールの水を避難住民のトイレの洗浄水として使用することができること。また、一般的な学校のプールでよく苦情として出てくることでございますけれども、騒音・覗き見・侵入・物の投げ入れ等の問題を防止することが可能となること、また校庭の面積を確保できること等から屋上にプールを配置するものです。(4)空調設備についてということで、防衛庁の防音補助を受けて、全館冷暖房設備を平山小学校と同様に整備するものでございます。

 資料1、図面の資料になります。校舎の配置図でございます。これは市民委員会から既存の校舎と同じ位置につくるように強い願いがあって、その意に沿った形でつくられたものでございます。

 資料2、校舎の概ね東南の位置でございますけれども、普通教室6教室を横並びにして配置しております。また、反対側の北側部分になりますけれども、音楽室、準備室、第2音楽室等を設置しました。特別教室と普通教室の間には食堂を配置しております。その図面の左側になりますけれども、食堂と同じ並びのところでございます。多目的室あるいはボランティア控室、小会議室等ございます。これらがいわゆるコミュニティ活動の拠点として地域住民に提供できる施設と位置づけております。

 3ページでございます。こちらは2階の平面図になりますけれども、1階と同様に普通教室を東南の位置に6教室配置しております。その他に北側には理科室、真ん中に図書室、南側にパソコンあるいは視聴覚室等設けております。1階の給食室の部分は吹き抜けになっております。

 資料4、3階の平面図でございます。同じように3階の部分も東南の位置に普通教室6教室を並べてあります。北側にはプールを配置しております。その他は下と同じように特別教室を左側に配置しております。

 5ページです。これは屋上の図でございます。屋上の図の中では黒く塗りつぶされた部分が屋上緑化で、芝生と苔の間のような植物を植栽する形にしております。

 資料6、立面図でございます。

 最後の図でございますけれども、あくまでもこれは完成予想図ということでパースをカラー刷りで転載させていただきました。なお、今後は実施設計の作成に取り組みます。その中で屋根の形や外壁の色、材料等の仕様について具体的な内容を決めていく方針でおります。以上でございます。

[田口委員長]

 事務局から報告が終了しました。ご質問やご意見がございましたらお願いします。

 聞き漏らしたのですが、いつ始めるのですか。

[栗原庶務課長]

 工事は来年の8月以降になると思います。

[田口委員長]

 その間、生徒たちはどうするんですか。

[栗原庶務課長]

 現在仮校舎の契約に入っておりまして、実際に仮校舎をつくるのは来年7月までの間につくる予定でいます。夏休み期間中に引越しをさせていただいて、9月から仮校舎に入って授業を受けます。それとあわせて既存校舎の解体が始まるということです。

[田口委員長]

 仮校舎はこの敷地の中の運動場にあたる部分ですか。

[栗原庶務課長]

 現在この図面でいえばグラウンドになっている部分でございます。

[田口委員長]

 その間子どもたちは体育の授業では体育館しか使用できないのですか。

[栗原庶務課長]

 体育館と、19年度についてはプールも使用できる部分ですけれども、その後の話になりますと、体育の授業でグラウンドが使えませんので隣の陸上競技場を使えるように文化スポーツ課と具体的な協議をしているところでございます。概ね使用できると思っております。20年度のプールの使用についてでございますけれども、プールの使用については、市民プールを使うか、仲田小のプールが使えるのかどうか等の検証はこれからでございます。

[田口委員長]

 他にご質問ありませんか。馬場委員。

[馬場委員長職務代理者]

 付帯設備で電気となっていまして、太陽光発電と風力発電を含むとありますが、これは具体的にどういうためにですか。

[栗原庶務課長]

 風力発電については平山小学校も同様ですけれども、学校の中の街路灯に風力発電を使ったものを使っていきたいと思います。

[馬場委員長職務代理者]

 今、風力発電が回らないということがあっちこっちで起きています。この前行った学校でも私がちらっとそういう話をしたら校長が「これは最新式だから絶対回る」と言うけれどびくともしない。「いくらでも回りますよ」と言っているんだけれど回らない。場所は屋上ですか、校庭ですか。

[栗原庶務課長]

 実際に、具体的にどういうものというのはまだ見ていないので何とも言えないのですけれども、街路灯に直接付いたものだと思っています。

[馬場委員長職務代理者]

 街路灯の下ですね。なかなか回らないと思います。

 十分調査したほうが良いと思います。特別何か意味があるのなら良いですが、たいした発電にはならないと思います。太陽光は何に使いますか。

[栗原庶務課長]

 太陽光は屋上に設置します。どこで消費するかについては手元に資料がないのでお答えできません。

[馬場委員長職務代理者]

 ただ、エネルギー学習として付けるのか、実用的で付けるのか。風力発電については特に様々な問題が起きているからよく調査して、設置した方が良いと思います。

[田口委員長]

 生半可な知識で申し訳ないですが、太陽光発電を買うと元手を取るまでに非常に年数がかかって、元手をとる前に故障してしまったりすると思いますがいかがですか。

[栗原庶務課長]

 これも、補助を受けて設備をつくります。ただ、途中のメンテナンスで多少費用がかかるのではないかと思っています。確かに元をとるのは大変なことだと思います。ただ、環境学習の実践の場として子どもたちに与えるという中では、かけがえのないものかなと思っています。

[馬場委員長職務代理者]

 太陽光でも「こっちに電気が起きていますよ」と、メーターが動くぐらいなら良いですけれども、実用化ですとやはり蓄電しなければいけないのです。蓄電設備が必要だと思います。私が知っているのは倉庫ぐらいの蓄電室がないと利用は難しいと思います。屋上パネルだけれどその管理はどうなのかなとも思っていますが、「あります」というだけで終わる可能性があるので、十分に調査した上で行って下さい。

[田口委員長]

 渡辺委員。

[渡辺委員]

 バリアフリーのところで、これに対応した施設にしたいということで、エレベーター等は設置されるのですか。

[栗原庶務課長]

 この学校に限らず平山小学校でもそうですし、現在増築を進めている学校がございます。こういう学校についてもハートビル法の関係あるいは都条例の関係で、ちなみに都条例はハートビル法よりも規制が厳しく、東京都のハートビル条例の中では、学校も適用除外になっていませんので、そういう中でエレベーターを設置しないと建築確認の際に通りません。基本的には特別支援教育等も実施しますので、学校も改築等する時に必ず付けるようにしているものでございます。

[渡辺委員]

 これは図面でいくとどの辺になりますか。

[栗原庶務課長]

 1階で言えば事務室の前のところの黒く塗りつぶされたところはエレベーターにあたると思います。この位置が3階まで続けてありますのでこれがエレベーターだと思います。

[田口委員長]

 他にございますか。教育長。

[加島教育長]

 今後の完成までの日程を紹介して下さい。

[清水教育部部長]

 今年度が実施設計ということで、来年の秋から工事が始まります。そして1年半かけて翌3月に完成ということでございます。21年4月から新校舎になります。

[田口委員長]

 他にございませんか。

[田口委員長]

 ないようですので、報告事項第33号を終了します。

 次に平成19年1月の行事予定について、事務局より説明をお願いいたします。

※平成19年1月の行事予定については省略

[田口委員長]

 以上をもちまして、本日の案件はすべて終了いたしました。

 これにて平成18年度第9回教育委員会定例会を閉会いたします。

閉会午後4時12分

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