平成18年度第1回教育委員会定例会

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ページID1004496  更新日 平成30年2月16日

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平成18年度第1回日野市教育委員会定例会

開催日時

平成18年(2006年)4月13日(木曜日)午後2時04分~午後3時24分

開催場所

教育委員会室

議事(要旨)

開始午後2時04分

[田口委員長]

ただいまから、平成18年度第1回教育委員会定例会を開会いたします。本日は傍聴希望者がいらっしゃいますので、傍聴を許可したいと思いますが、異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認め、傍聴を許可いたします。

(傍聴者入室)

[田口委員長]

本日の会議録署名は馬場委員にお願いします。

本日の案件は、追加案件を含め、議案4件、報告事項9件です。報告事項第8号は個人情報に関わる案件のため、公開しない会議とし、会議の最後に審議したいと思いますが、いかがでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認め、会議規則第12条により報告事項第8号は、公開しない会議の中で、会議の最後に報告を求めます。議事に入ります前に事務局より発言を求められていますので、発言を許可いたします。

[清水教育部長]

本年4月1日付の人事異動に伴いまして、新たに説明員になりました職員について紹介をさせていただきます。

(栗原庶務課長、小塩学校課長、小柳教育部主幹、半田教育センター事務長、五十嵐統括指導主事兼ねてICT活用教育推進室長、高橋郷土資料館長、真島学校課課長補佐、宮田文化スポーツ課課長補佐を紹介)

[清水教育部長]

以上でございます。なお、真島課長補佐、宮田課長補佐につきましては、ここで退席をさせていただきます。

[田口委員長]

新任の説明員の方、どうぞよろしくお願いいたします。

それでは議事に入ります。議案第1号・教育委員会職員人事の専決処分について、事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第1号教育委員会職員人事の専決処分について

[栗原庶務課長]

議案第1号・教育委員会職員人事の専決処分について、ご説明いたします。

本議案は、平成18年3月31日付及び4月1日付で人事発令を行いましたが、委員会の会議に諮る時間がなかったことから、日野市教育委員会教育長に対する事務委任規則第3条の規定により、専決処分しましたので同規則同条第2項の規程により報告し、教育委員会の承認を求めるものです。

2ページ、3ページをお開き下さい。まず2ページでございます。職員の退職に伴いまして、平成18年3月31日付で人事発令を行いました。課長補佐職以上2名です。

3ページでございます。定期異動に伴いまして20名に対し、平成18年4月1日付で人事発令を行ったものです。課長補佐職以上20名です。

説明として、転出者の転出先をご紹介いたします。まず、庶務課長小林章雄は企画部主幹となりました。庶務課課長補佐丸裕子は日野第六小学校勤務となりました。学校課長佐々木光政は健康福祉部主幹社会福祉協議会派遣です。学校課課長補佐下田孝行は昇任いたしまして市民部主幹豊田連絡所担当になりました。教育部主幹川久保紀子は、総務部付主幹で東京都市町村総合事務組合派遣になりました。教育部主幹藤井和夫は、新選組ふるさと歴史館館長になりました。それから一番最後の欄になりますけれども、文化スポーツ課課長補佐神崎伊久雄は、区画整理課課長補佐になりました。4ページをお開き下さい。図書館の山口義信副主幹は議会事務局副主幹になりました。郷土資料館館長辻正信は、子ども家庭支援センターのセンター長になりました。

説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問がございましたらお願いいたします。

[田口委員長]

ないようですので、ご意見を伺います。

[田口委員長]

ご意見もないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。議案第1号・教育委員会職員人事の専決処分について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第1号は原案のとおり可決されました。

次に議案第2号・日野市教育委員会事務局処務規則の一部を改正する規則の制定について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第2号日野市教育委員会事務局処務規則の一部を改正する規則の制定について

[栗原庶務課長]

議案第2号・日野市教育委員会事務局処務規則の一部を改正する規則の制定について、ご説明いたします。6ページ、7ページをお開きください。

本議案は、平成17年度第12回定例会において、日野市教育委員会事務局処務規則の一部改正にあたり、教育部に統括指導主事を置くことについてご承認いただきましたが、今回の一部改正により、統括指導主事の職務を明確にするものでございます。

内容につきましては第4条第4項として、「統括指導主事は上司の命を受け、指導主事を指揮監督して学校教育に関する専門的事務を処理する」との規定を加え、現在の第4項を第5項とし、それ以降を1条ずつ繰り下げるものでございます。

新旧対照表につきましては、8ページ、9ページに記載のとおりでございます。

よろしくご審議お願いいたします。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問がございましたらお願いいたします。

[田口委員長]

なければご意見を伺います。

[田口委員長]

ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結いたします。

お諮りします。議案第2号・日野市教育委員会事務局処務規則の一部を改正する規則の制定について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第2号は原案のとおり可決されました。

次に議案第3号・第25期日野市社会教育委員の委嘱について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第3号第25期日野市社会教育委員の委嘱について

[徳田文化スポーツ課長]

議案第3号・第25期日野市社会教育委員の委嘱について、ご説明申し上げます。

第24期社会教育委員が平成18年4月30日をもって任期が切れることに伴い、第25期として、平成18年5月1日から平成20年4月30日まで委嘱するものです。

第24期の委員を務めておりました小学校長会代表の品田委員と、6期12年にわたり務めてこられた矢島委員が引退いたしました。それに伴い、12ページの表にございます4番東光寺小学校校長の垣内委員と、6番社会教育関係者ということで鈴木委員を新たに追加するものです。鈴木委員につきましては、これまで料理関係を通した社会教育活動をされ、公民館の運営審議会委員あるいは国際ソロプチミスト日野元代表という経歴を重ねられ、ふさわしいということで今期から委員に加えたものでございます。

以上で説明を終わります。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了いたしました。ご質問がございましたらお願いいたします。山畑委員。

[山畑委員]

幼稚園園長、小学校校長、中学校校長については良いですが、今説明頂いた方以外の方について、この表だけではちょっと分からないので、簡単な経歴やどこの団体の代表であるか等を教えて頂きたいと思います。

[徳田文化スポーツ課長]

名簿の順でご説明申し上げます。

1番の有山委員ですが、これまで日本テレビに勤務され、その中で教育関係の番組制作に携ってこられた方です。2番今村委員につきましては、男女平等等の活動を長くされ、現在NPO等の活動をされている方です。3番荻野委員は、高校の校長先生を経て、今大学の教授をなさっています。5番加藤委員は、実践女子大学生涯学習センターのセンター長をされております。9番山口委員は、日野市PTA協議会の会長を務められ、その後も育成会等の活動をされております。10番吉田委員につきましては、響き太鼓を通じた社会教育活動に活躍されている方です。

[田口委員長]

他にご質問ございますか。

[田口委員長]

なければ、ご意見を伺います。

[田口委員長]

ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。議案第3号・第25期日野市社会教育委員の委嘱について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第3号は原案のとおり可決されました。

次に議案第4号・第22期日野市立図書館協議会委員の任命について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第4号第22期日野市立図書館協議会委員の任命について

[川口図書館長]

議案第4号・第22期日野市立図書館協議会委員の任命について、ご説明いたします。

第21期日野市立図書館協議会委員の任期が平成18年4月14日をもって満了となるため、第22期日野市立図書館協議会委員の任命を図書館法第15条により任命したく提案するものでございます。

14ページをご覧ください。ここに記載された方が第22期図書館協議会委員の候補の方です。右端の期の欄に「新」とある方が新規の方でございます。1番有山さんは社会教育委員の方です。2番垣内さんは校長会から推薦をいただいた東光寺小学校の校長先生でございます。

任期は平成20年4月14日までの2年でございます。以上でございます。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問がございましたらお願いします。渡辺委員。

[渡辺委員]

利用者ということで4名の方がいらっしゃいますが、利用者と言っても広範な日野市民が図書館を利用されていると思います。どういう関係で選ばれたのか、中央図書館館長の指名で選んだ経緯があるのか等教えて下さい。

[川口図書館長]

継続の方々で、当時、館長ではなかったものですから詳しくは申し上げられませんが、5番の西村さんに関しましては、昔から子どもの本に関して非常に造詣が深い方で、図書館の集会室等をご利用いただいている方です。

3番、7番、8番の方については、詳しく存じませんので、調べておきます。

[田口委員長]

他にご質問ございますか。馬場委員。

[馬場委員長職務代理者]

この利用者の件についてですが、やはりできるだけどういう方かというのが分かる形で名簿に記載されていると良いのではないかなと思いますので、今後そういうふうにしていただければと思います。

[川口図書館長]

はい、承知いたしました。

[田口委員長]

今、馬場委員からご意見も出ましたが、他にございましたらお願いします。渡辺委員。

[渡辺委員]

2年前も出たと思うのですが、今の馬場委員の意見とも関連するのですけれども、たくさんの市民が利用されていて、日野の図書館にいろいろな思いをそれぞれお持ちだろうと思うのです。ですから、一般的には公募されるなどして、日野の図書館の利用者としての立場から、こんなふうにあってほしい等そういう意見をお持ちの方の中から選んで頂いたら良いのではないかと思っております。

[川口図書館長]

はい、かしこまりました。

[田口委員長]

他にご意見ございますか。教育長。

[加島教育長]

図書館協議会委員というのは、図書館法第15条にありますように、学識経験者あるいは学校教育や社会教育の関係者から選任するということになっているのですけれども、日野市の場合は、主に利用者の立場から委員になっていただいています。

図書館長が少し話ましたけれども、図書館から見てかなり頻繁に図書館と連絡のある読書活動をされている人を中心に委員を選んできており、そういう意味では図書館の活動に役立っていただいていると思います。もう少しオープンに募集するというのも、今、委員からご発言があったとおりですので、どういう形で利用者を公募するのかという方法について再度検討させていただいて、案を作りたいと思いますので、よろしくお願いします。

[田口委員長]

他にご意見ございますか。

[田口委員長]

ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。議案第4号・第22期日野市立図書館協議会委員の任命について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第4号は原案のとおり可決されました。

次に報告事項に入ります。報告事項第1号・平成18年第1回日野市議会定例会の報告、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第1号平成18年第1回日野市議会定例会の報告

[栗原庶務課長]

報告事項第1号・平成18年第1回日野市議会定例会の報告です。

平成18年第1回日野市議会定例会の報告として概要が記載されています。これを順次ご説明いたします。まず

  1. 会期です。今回は2月19日に市議会議員選挙が行われたことから、3月9日から4月6日までの29日間となりました。
  2. 一般質問です。質問者21名、質問件数41件、この内教育委員会に関係するものは、4名から9件のご質問がございました。一般質問の質疑の概要につきましては、17ページ、18ページに記載されております。質問の趣旨、答弁内容については記載のとおりでございます。
  3. 提出議案です。市長提出議案37件、議員提出議案1件です。内教育委員会に関するものは3件でした。その3件につきましては、(1)、(2)、(3)とその下の欄に書かれているものでございます。

まず

  1. 平成17年度日野市一般会計補正予算(第6号)につきましては、一般会計全体では2億7673万6千円を増額し、予算総額を490億1079万9千円としたものです。この内教育費につきましては、2億5470万2千円増額し、予算総額を61億7441万5千円としたものです。教育費の補正内容は、国や都の補助金を新たに受けた事業について補正したものです。主な内容としては、小学校、中学校、公民館、図書館、陸上競技場、南平体育館、市民会館等に設置する自動体外式除細動器、いわゆるAED、これの購入費1207万6千円です。それから滝合小学校、日野第三小学校の校舎耐震補強工事関係で1億9803万9千円の増額です。日野第五小学校の屋内運動場大規模改造、耐震補強工事関係で4449万7千円増額したもの等です。
  2. 平成17年度日野市一般会計補正予算(第7号)につきましては、一般会計全体では1億7333万7千円を増額し、予算総額を491億8413万6千円としたものです。この内教育費につきましては、1億4065万円減額し、予算総額を60億3376万5千円としたものです。補正内容は、年度末に4億となる経費について補正したものです。主な内容は職員人件費で、4430万円の減額、臨時職員の賃金で1196万6千円の減額、耐震補強工事等に関わる契約差金で4538万3千円の減額をしたこと等が大きな内容です。
  3. 平成18年度日野市一般会計予算につきましては、予算総額が歳入歳出とも488億8000万円で、対前年度比で5.7%の増、金額にしまして26億3700万円の増となったものです。この内教育費につきましては、74億2117万3千円で、対前年度比で28.9%の増、金額にして16億6580万円の大幅な増加となっています。従いまして、一般会計全体での増加分の大半は教育費の増額に充てられたものです。その教育費の内容ですが、19ページから32ページまでの「平成18年度日野市主要事業について」の中に、教育費関係の事業を網かけして分かりやすく記載しましたので、参考までにご覧下さい。

続きまして

  1. 請願です。教育委員会に関するものは1件でした。小学校給食の調理業務民間委託に関する請願です。結果として継続審議となりました。

以上で報告を終わります。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了しました。ご質問、ご意見がございましたらお願いします。馬場委員。

[馬場委員長職務代理者]

18年度の日野市一般会計予算のうち、教育費が昨年度に比べて約16億増えたということでしたが、その主なものはどういうものがあったために増えたのかということをお聞きしたいと思います。新規と増額と2つあると思います。

[栗原庶務課長]

まず新規になりますけれども、21ページになります。学校ICT教育の実施ということで、日本一のICT活用教育を目指すということで金額が付けられています。額としては2億5365万ほど付いています。

平山小学校の改築5億1004万円、日野第一中学校の改築、これは建替えということですが、内容としては18年度実施設計分ということで3802万円あります。また、学校の安全ということで30ページにございます。今年度幼稚園に防犯カメラを設置し、不審者情報メールサービス、スクールガード事業、ひのっ子安全パトロール事業につきまして9618万円新規に計上しております。

また、22ページの教育用消耗品等の充実ということで1億3420万円計上しております。

[田口委員長]

他にご質問やご意見はございますか。馬場委員。

[馬場委員長職務代理者]

23ページのひのっ子学力向上という欄があります。ここの中で特色ある学校づくりという欄がありますが、これは各校当たりになると大体いくらぐらいになりますか。

[田口教育部参事]

特色ある学校づくりの内容によって変わりますが、例えば夢が丘小の情報教育の研究なら50万、少ないところで20万です。各校、10万ずつの配当はあります。学校の挙げてきた内容によって、そして日野市の教育課題によって多少変わることがあります。

[馬場委員長職務代理者]

多いところは50万ですね。これは何校ぐらいありますか。

[田口教育部参事]

夢が丘小の1校です。また、潤徳小の60万がございます。潤徳小は「ふるさと科」を今回始めまして、研究しています。

[馬場委員長職務代理者]

もう1つ、基礎学力向上経費として小中学校で、これは市政協力員の配置ということになるのですが、だいたいこの市政協力員は延べにするとどのくらいになるのですか。

[田口教育部参事]

今、面接をしたり募集している最中ですけれども、昨年度の実績で、学習補助者では30人程度です。30人というのが最初の段階ですので、時期によって増える時もあります。だいたいそのぐらいの人数で行っています。

[馬場委員長職務代理者]

市政協力員は。

[田口教育部参事]

市政協力員がいわゆる学習補助者であったりするのです。

[馬場委員長職務代理者]

学校指導補助員と市政協力員とは別ですか。

[田口教育部参事]

別です。

[馬場委員長職務代理者]

今30名と言ったのは、学校指導員ですか。

[田口教育部参事]

学校指導員です。

[馬場委員長職務代理者]

市政協力員というのは。

[田口教育部参事]

これについて詳しい数は今おさえていませんが、各学校2名程度は入っています。

[馬場委員長職務代理者]

そうするとこれだけの予算になるということですか。

[田口教育部参事]

お一人の費用については、ほぼ3,000円程度です。

[馬場委員長職務代理者]

特色ある学校づくりで10万というのは少ないと思うのですね。あと50万、60万で2校です。予算10万というとちょっと少ないのではないかなと思いますので、来年度あたりは増やすよう努力して頂きたいと思います。

[清水教育部長]

特色ある学校づくりの事業につきましては、従来の組立てとしまして、いわゆる学校要覧を作成するという費用に確か1校6万程度の費用が計上されていたと思います。今回、特色ある学校づくり事業につきましては、各学校で取り組んでいる研究事業や今回新規で計上いたしましたけれども、クラブ活動で優秀な成績を収めた学校、また特色ある学校活動に取り組んでいる学校について、特別な支援をしていこうということです。これらの事業を特色ある学校づくり事業として全て大きな事業の中に組み込んだ形をとっています。

ですから、従来の特色ある学校づくり補助金については、その学校要覧の10万程度は増額して各校に出しておりますけれども、大きな枠の中ではそれぞれの学校、いわゆる基礎学力の向上や向上のための研究奨励事業については、昨年は全体で400万だったと思います。それを増額するということと、部活動の支援、特色ある学校づくりの活動に対する事業については新たに240万円を新規に計上しています。

[田口委員長]

他にありますか。山畑委員。

[山畑委員]

学校の安全のところで、防犯カメラの設置等いろいろありますけれども、これは全校で今年度実施するという予算ですか。

[栗原庶務課長]

平成16年度に小学校全校に3台ずつ設置しました。17年度については中学校に4台ずつ設置しました。平成18年度は幼稚園1園当たり3台ずつ設置する予定です。

[山畑委員]

24ページにあります市民スポーツセンター建設に向けた取り組み、この概要を説明して下さい。

[徳田文化スポーツ課長]

市民スポーツセンター建設に向けた取り組みですけれども、これまで総合体育館という呼び方をしていたものが市民スポーツセンターでございます。これまで長い間、1館で総合体育館ということで進んでまいりましたが、日野市の状況を踏まえた中で、南平体育館を改修し、南平体育館と合わせて総合的な機能を持った体育施設として整備しようということで市民スポーツセンターという名称になっております。

18年度につきましては、17年度行っておりました建設へ向けての基本計画の取り組みにおいてのまとめの部分を若干積み残した部分がございます。その部分を行い、それが完了後、基本設計を行う予定となっております。

[田口委員長]

他にご質問、ご意見はございますか。渡辺委員。

[渡辺委員]

個別具体的な話で恐縮なのですが、先般、ある中学校の入学式に行ってきまして、終わったあと、校長先生が、ピアノの音が割れてしまっていて調律したいのだけれども予算がないと言っておられました。これは小学校ないしは中学校施設管理費の項目に含まれるものなのでしょうか。

[栗原庶務課長]

いわゆる備品の修繕になりますので、22ページのちょうど真ん中にピアノ調律がございます。

[渡辺委員]

中学校30台分ですから、調律が行われるのですね。分かりました。

[田口委員長]

他にございますか。教育長。

[加島教育長]

先ほど庶務課長が16億の内訳を言いましたけれども、1つ大きいものがあります。ページでは22ページになりますけれども、小学校と中学校の校舎の耐震化を19年度までに全部終えようということがかなり大きいです。また、先ほどのICT教育もあるのですけれども、金額的にはこの辺が大きなところです。

[渡辺委員]

今、教育長がおっしゃられた点で、これを見ますと19年度で100%にするのですが、中学校に限っては18年度で約56%ということで、残りの40%を19年度で完成しなければいけないということは、次年度にはまた大きな財政負担になるということですか。

[加島教育長]

来年度また、大きな予算がつくことになります。

[田口委員長]

他にございますか。

[田口委員長]

ないようですので、ここでご質問、ご意見は終結し、報告事項第1号を終了いたします。

次に報告事項第2号・日野市市民会館条例施行規則の一部を改正する規則の制定、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第2号日野市市民会館条例施行規則の一部を改正する規則の制定

[徳田文化スポーツ課長]

報告事項第2号・日野市市民会館条例施行規則の一部を改正する規則の制定、についてご報告いたします。この規則につきましては、市長部局の施設である市民会館について、教育委員会で事務委任を受けているところですが、その市長部局において規則を改正したので報告するものです。改正の内容ですが、36、37ページをご覧下さい。

今回の改正は、本年度より指定管理者制度が開始されたことにより、その実態に合わせて規則を改正したものです。36ページ上段第4条に、(優先使用)がございます。これにつきましては、使用許可権限が指定管理者にあり、収入等については日野市がその責任を負うという中で、許可権限が指定管理者に移った時に、日野市として必要な場合において優先的に使用することができる規定を入れたものです。

その下、第8条(使用承認の取消し)につきましても同様に使用許可権限についての取り決めが明確でなかったものを、ここで明文化したものです。

第9条(使用料の還付)については、これまでと違い、収入する者と許可を与える者が異なることから、ここに明文化したものです。

38、39ページをご覧ください。第13条(指定管理者による管理)ということで、指定管理者についての内容をここに入れました。その他の部分につきましては、改正により条数がかわったことによりその整理をしたものです。

この規則につきましては、4月1日から施行されております。以上で報告を終わります。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了しました。ご質問、ご意見はございますか。

[田口委員長]

ないようですので、報告事項第2号を終了いたします。

次に報告事項第3号・日野市立市民ギャラリー施行規則の一部を改正する規則の制定、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第3号日野市立市民ギャラリー施行規則の一部を改正する規則の制定

[徳田文化スポーツ課長]

報告事項第3号・日野市立市民ギャラリー施行規則の一部を改正する規則の制定、についてご報告申し上げます。これにつきましても、報告事項第2号と同様に市長部局より事務委任を受けている施設で規則改正をしたので、報告するものです。

44ページ、45ページをご覧下さい。指定管理者制度が始まったことにより改正したものです。44ページ上段、第5条(使用許可の取消し)につきましては、使用許可権限が指定管理者に移ったことによりこの規定を定めたものです。

45ページにございます第5条(使用時間及び休館日)については、条例に規定したため削除いたしました。44ページ第8条(使用料の還付)ですけれども、これについては使用料の収入が市にあり、許可権限が指定管理者にあることにより、還付の手続きについてここで定めたものです。この規則についても、4月1日より施行されております。以上で報告を終わります。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了しました。ご質問、ご意見がございましたらお願いいたします。

[田口委員長]

ないようですので、報告事項第3号を終了いたします。

次に報告事項第4号・日野市教育委員会後援等名義使用実績報告、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第4号日野市教育委員会後援等名義使用実績報告

[徳田文化スポーツ課長]

報告事項第4号・日野市教育委員会後援等名義使用実績報告、についてご報告いたします。本年1月から3月の承認実績です。48ページにございますように、全部で11件あります。若干例年より減っている傾向があるものの、春先からまた活動が活発になってきた状況です。内容については、記載のとおりでございます。

以上、報告を終わります。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了しました。ご質問、ご意見がございましたらお願いいたします。

[田口委員長]

ないようですので、報告事項第4号を終了いたします。

次に報告事項第5号・日野市民文化祭実施要綱の一部を改正する要綱、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第5号日野市民文化祭実施要綱の一部を改正する要綱

[徳田文化スポーツ課長]

報告事項第5号・日野市民文化祭実施要綱の一部を改正する要綱、についてご報告いたします。52ページ・53ページをお開き下さい。

今回の改正ですけれども、主な内容としましては、文化祭に参加する際に、文化協会に属することを義務づけた内容が最も大きな改正です。それに伴い、条文の並びを整理し分かりやすくしました。あわせて文言整理を行っております。

第1条(目的)、これまで「芸術文化活動にいそしむ」としていたものを、「芸術文化活動を行う」という平易な言葉に改め、「芸術文化の発展」を「芸術文化の振興・発展」とし、単に発展だけでなく他に対しての働きかけも含めて振興を加えました。

第4条(参加団体)、これまで第4条を運営委員会、第5条を実施方法、第6条を参加団体としていましたが、はじめに参加団体を定義し、その後運営委員会、実施方法とすることでその活動内容を明らかにするために並び方を変えました。

大きく変わったのは第4条の2、「参加団体は、文化協会に属している、または、文化祭実施以前に属することができる団体とする」ということで、文化協会に属した参加団体で運営にあたっていくということをこの新しい内容の中で明らかにしています。第7条、第8条では、実際の使用施設にあわせての文言整理あるいは計画書等の文言を修正したものでございます。以上で終わります。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了しました。ご質問、ご意見がございましたらお願いします。

[田口委員長]

ないようですので、報告事項第5号を終了いたします。

次に報告事項第6号・日野市立教育センターにおける調査研究及び研修事業補助金交付要綱を廃止する要綱、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第6号日野市立教育センターにおける調査研究及び研修事業補助金交付要綱を廃止する要綱

[半田教育センター事務長]

報告事項第6号・日野市立教育センターにおける調査研究及び研修事業補助金交付要綱を廃止する要綱、について報告いたします。56ページをお開き下さい。日野市立教育センターにおける調査研究及び研修事業補助金交付要綱(平成16年6月17日制定)を廃止します。廃止の理由です。教育センターにおける調査研究事業は「日野市立教育センターにおける調査研究及び研修事業補助金交付要綱」に基づき実施してきたところですが、平成18年度からは教育センターの事業とすることとなったため、同要綱を廃止するものです。

以上で報告を終わります。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了しました。ご質問、ご意見がございましたらお願いいたします。

[田口委員長]

なければ、報告事項第6号を終了いたします。

次に報告事項第7号・行政情報の公開請求、について事務局より報告をお願いします。

報告事項第7号行政情報の公開請求

[小塩学校課長]

報告事項第7号・行政情報の公開請求、についてご報告いたします。

58ページをお開き願います。今回、8件の請求がございました。8件の内、1番、2番、3番、4番、5番、8番の請求人は同一人でございます。また6番、7番につきましても、同一人からの請求でございます。請求日、公開日、請求内容につきましては記載のとおりでございます。

1番、2番、7番、8番につきましては、特定の個人が識別できる内容等がありましたので、その部分を非公開とし部分公開としております。3番、4番につきましては、全部公開といたしました。5番、6番につきましては、資料、報告書が存在しないため不存在として決定しております。以上で報告を終わります。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了しました。ご質問、ご意見がございましたらお願いいたします。馬場委員。

[馬場委員長職務代理者]

6番のこの不存在というのは、実際こういうことがなかったということですか。

[小塩学校課長]

そうです。請求のあった期間につきましては、PTAから市教委の方に出された報告書は1件も存在しませんでした。下の、学校から市教委に出されたものは1件ありました。

[田口委員長]

他にございますか。

[田口委員長]

ないようですので、報告事項第7号を終了いたします。

次に報告事項第9号・日野市立平山小学校・平山台小学校統合協議会の報告、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第9号日野市立平山小学校・平山台小学校統合協議会の報告

[清水教育部長]

報告事項第9号・日野市立平山小学校・平山台小学校統合協議会の報告、でございます。これは平山小学校・平山台小学校の統合協議会から、3月の末日に最終報告書が教育長宛に提出されましたので、報告するものです。

別添の協議会報告をご覧下さい。1ページに経過が載っておりますけれども、平山小学校・平山台小学校の統合協議会につきましては、統合を円滑に進めるという目的で学校、保護者、地域代表、教育委員会の職員で構成する学校統合協議会を平成16年6月に発足いたしました。今年2月までに14回の会議を開催し、平成17年4月に中間報告という形で教育長にそれまでの審議経過、提案等について報告を受けております。

一番最後の14ページをご覧下さい。過去の討議経過が時系列的に載っております。第12回までの協議を経て中間報告という形で提出がありましたので、統合協議会にお願いをしました主な協議内容につきましては、中間報告書にまとめられています。この最終報告につきましては、そのあとの13回、14回の中で協議した内容を含めて報告があったものです。特に協議した内容につきましては、新校の校歌・校章についての意見をまとめたこと、中間報告後にそれぞれ学校や教育委員会が取り組んできた状況について説明をし、統合協議会としてその状況をまとめたものとして最終的な報告書が出されています。したがって、中間報告書とこの報告書、セットで統合協議会から報告があったとご理解いただきたいと思います。

2ページ、3ページをお開き下さい。簡単に概要についてご説明いたします。

  1. 統合新校の教育のあり方についてです。中間報告の中で3点の柱を提案いたしました。個に応じた教育、自然や人との交流、健康な体づくりという柱でございましたが、それらの趣旨に沿ってそれぞれ教育課程の編成に取り組んできています。また、地域運営学校の提案につきましては、新校での導入を年頭に調査研究が進んでいます。学校だけでなく、家庭と地域が一緒になって子どもたちを育てていく仕組みを構築して、より開かれた信頼される学校づくりを目指すとしております。
  2. 新校舎について統合協議会の中で、基本計画(案)をまとめましたけれども、その後この基本計画(案)に沿って、市の関係部署による検討を経て、実施設計図がまとめられました。実施設計には、統合協議会が考えた4つの観点、15項目の提案が出されています。4つの観点というのは、教育上の観点、児童の安全確保の観点、環境福祉の観点、地域の拠点としての観点の4つでございますが、実施設計には十分生かされています。今後は工事の安全、近隣住民への十分な配慮をお願いして、委員ともども新校舎の完成を楽しみにしていますという内容です。
  3. 統合新校の校名についてですが、中間報告の中で教育委員会に3つの案が提案されました。この提案をもとに教育委員会で協議して、「平山小学校」という形になりました。17年9月議会で正式に議会にて学校設置条例の改正案が可決され、決定を受けています。平山小学校・平山台小学校それぞれの歴史を尊重し、新校に大切に引き継いでほしいという統合協議会の要望が新校で実現されることを期待しています、としています。
  4. 校歌・校章についてが中間報告後の主な協議内容でございました。新たな学校がスタートするということを表わす意味でも新しいものを作ってほしい。作成時期、作成方法については新校になってから進めてもらうということで統合協議会として意見がまとまりましたという内容でございます。
  5. 両校の交流事業についてですけれども、これは中間報告後、子どもたちの交流、教職員の交流、保護者の交流についてそれぞれ学校での取り組みについて説明をいたしましたが、それについて統合協議会としてまとめたものでございます。
  6. 通学路の安全対策について中間報告の中ではバス通学と交通指導員の配置、通学路の安全点検、この2つの提案がなされました。その後の状況で、通学バスの運行につきましては、ヤマダ電機のところの駐車場と仮校舎であります元の平山台小学校の間を運行させることになりました。実施していく中で、自分の子どもはしっかり指導するという保護者の姿勢を望みたいという要望が出されています。また、通行量の多い平山五丁目交差点には一定期間、通学時間に合わせて交通誘導員が配置されることになりました。また歩車分離信号につきましては、早期の実現を望みたい。いずれにしても、子どもの安全確保には保護者や地域の力は欠かせないので、広く地域の皆さんが協力してくれるよう期待いたしますということで結ばれております。報告書の内容は以上です。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了しました。ご質問、ご意見がございましたらお願いいたします。渡辺委員。

[渡辺委員]

通学バスのお話がありましたが、これはトラブルなく順調に走っているのでしょうか。

[清水教育部長]

4月6日に運行を開始いたしました。登校時間に合わせて3往復、2台の車で出発いたしまして3回運行することになっているのですけれども、対象児童は160名程度です。当初予定していたよりもかなり多くの希望があり、3台での運行になっています。概ね順調に運行しておりますけれども、今後例えば集団下校等の際に、一度にバスを同時に走らせることができないので、一部の児童については校庭で次のバスが来るまで待ってもらうというような状況があります。その場合に、子どもたちはいろいろな所に走り回ったりするので、安全確保について学校側とどう協力していくかといったことが今後あると思います。その意味では、これからの運行状況を見ながら、子どもの安全確保についてはさまざまな配慮をしていきたいと思っています。

[田口委員長]

これは往復出ているのですか。

[清水教育部長]

登校時と下校時に運行しています。

[田口委員長]

学校の前は狭いですが、どこにバスは停まりますか。

[小塩学校課長]

バスは朝は2台用意しまして、1台が出て往復し1回戻る、その間1台待っていて、バスが発着する学校側は体育館の裏側に入ります。そこで安全に乗り降りさせて、戻ってきた段階で2号車が発車する形です。2号車が発車した後、最後の便で確認をしまして全員を乗せて、3便が発車するという形で運行しています。

帰りにつきましてはバスが1台しかありませんで、それを適宜3往復させている状況です。

[田口委員長]

新校の平山小学校近辺には痴漢がいないと聞いたのですけれども、これからもご近所の目を光らせて、そういうことを続けていただきたいと思います。

[小塩学校課長]

平山二丁目の自治会の方でもだいぶ協力をいただきまして、うちの方からのお願いのビラも自治会の方に配っていただいたり、通学路を示して子どもたちが通るので、適切な指導なり干渉をしていただきたいとお願いをしています。協力は自治会長さんの方からもいただけるというお話は聞いておりますので、これからも協力体制はとっていきたいと思っています。

[田口委員長]

他にございますか。

校歌・校章については、これから決めるということですけれども、いつ頃という予定はまだないのですか。

[清水教育部長]

校歌・校章につきましては、校長の責任で作るということで考えています。今回、統合ということで統合協議会の中からも意見が出されております。今後校長を中心に、いわゆる保護者会、PTAが組織されてきますので、その中で校長、保護者または地域の方のご意見を伺いながら作成の時期や方法、いわゆる専門家に頼むのか、それとも公募をするのか等を校長を中心にまとめていただきたいと思っています。

時期につきましては、まだ正式にいつというのは決まっていませんが、できましたら秋までには新しい校歌・校章を作っていただいて、できあがった段階で新校のお披露目会のようなものができればと考えています。

[田口委員長]

他にございますか。

[田口委員長]

ないようですので、ここで報告事項第9号を終了します。

次に平成18年5月の行事予定について事務局より説明をお願いいたします。

※平成18年5月の行事予定については省略

[田口委員長]

これより報告事項第8号に入りますが、本件につきましては公開しない会議の中で行いますので、関係職員以外の事務局説明員も退席していただきたいと思います。

なお、本件の終了をもって平成18年度第1回教育委員会定例会を閉会します。

閉会午後3時24分

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