平成16年度第2回教育委員会臨時会

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ページID1004532  更新日 平成30年2月16日

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平成16年度 第2回 日野市教育委員会臨時会会議録要旨

開催日時

平成16年(2004年)7月30日

開催場所

日野市教育委員会

議事(要旨)

議案
第18号 日野市公立小学校教科用図書採択について
第19号 教育委員会職員の懲戒処分について
第20号 教育委員会職員の懲戒処分について
第21号 教育委員会職員の措置について
第22号 教育委員会職員の措置について
第23号 教育委員会職員の措置ついて
第24号 教育委員会職員の措置について
第25号 教育委員会職員の措置について
第26号 日野市公立学校長の措置について
第27号 日野市公立学校教頭の措置について

協議事項
第3号 日野市公立小学校教科用図書の選定について

開会午後2時

[田口委員長]
ただいまから、平成16年度第2回教育委員会臨時会を開会いたします。

議事に入ります前に、本日は傍聴希望者がいらっしゃいますので、傍聴を許可したいと思いますが、いかがでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
異議なしと認め、傍聴を許可します。

(傍聴者入室)

[田口委員長]
本日の会議録署名は山畑委員にお願いいたします。

本日の案件は、議案10件、協議事項1件です。

議案第19号から議案第27号までの9件は人事案件ですので、公開しない会議の中で進めたいと思いますが、それでよろしいでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
異議なしと認め、会議規則第12条により、議案第19号から議案第27号までの9件は公開しない会議の中で審議します。

[田口委員長]
会議の進め方についてお諮りいたします。議事進行の都合上はじめに協議を行い、協議終了後に議案第18号に入り、その後に人事案件を審議したいと思いますが、よろしいでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
異議なしとのことですので、協議事項から始めます。

協議事項第3号・日野市公立小学校教科用図書の選定について、事務局より説明をお願いします。


協議事項第3号・日野市公立小学校教科用図書の選定について

[長谷川教育部参事]
協議事項第3号・日野市公立小学校教科用図書の選定について、ご協議をお願いします。

まず私の方で、最初にこれまでの採択事務の経過についてご説明をさせていただきます。昨年11月末から本年3月初旬にかけまして、校長、教頭、教員、教育委員会事務局によるプロジェクトチームで日野市公立学校教科用図書採択要綱の案を作成し、3月29日の教育委員会に報告事項として提出いたしました。

なお、今回の教科書につきましては、基礎・基本から発展的な内容をどのように扱っているかが特徴になっておりますので、これらがはっきりするよう報告書及び答申にある調査研究の観点を工夫して選定をいたしました。今申し上げましたこの要綱に基づき、本年4月から具体的な採択事務に入りました。

平成16年4月26日に小学校教科委員長との連絡会を開催しました。5月6日に教科委員会総会を開催いたしました。4月26日から5月30日まで、小学校を5つのブロックに分けて、教科用図書を回覧いたしました。この期間に各学校は教科用図書の調査研究を行い、全教科用図書について報告書が作成され、教科委員会に提出されました。

一方、6月1日から7月5日まで、日野市立教育センター内で市民向けに教科用図書の展示をいたしました。

6月7日から6月29日までの間、教科委員会が招集され、教科用図書の調査研究が行われました。各教科委員会は各学校からの報告書をもとに、委員長、副委員長、教諭の8名で専門性を生かして調査研究を行いました。

続いて7月6日、16日の審議会では、直接教科委員長から学校の調査研究に見られる声や教科委員会としての報告があり、教科用図書を手にとりながら確認したり、教科委員長の報告になかった部分について質問したりするなど、活発な審議が行われました。教科によっては審議委員の質問事項について、再度教科委員会で調査研究を求めるものもありました。

7月20日には前回までの審議をもとに、あらかじめこの審議会の会長、副会長によって作成された答申案をもとに教科ごとに細部にわたる審議を重ねました。これは予定ではありませんでしたが翌21日にも引継がれ、欠席者2名を除く全員の総意で答申書を完成させました。なお、この審議会は保護者代表3名、市民代表3名、校長、教頭、指導主事の13名によって構成されています。昨年より、市民1、指導主事1の増員がございました。教育委員会は7月22日に審議会から答申を得ました。これには学校からの報告書、教科委員会からの報告書も付属の資料としてございます。

これに先立ち、7月17日午前9時から午後4時まで、学校、教科委員会、審議会が調査研究の観点とした項目にしたがって教育委員が教科書を見ながら調査研究をしました。

23日には午前9時から午後4時まで、審議会答申書を踏まえた調査研究を行いました。これらが本日までの採択事務の経過でございます。

そして、本日のこの協議事項とたしましては、議案書の一番後ろに一覧表でつけてございます各教科、出版社ございますけれども、これらについて種目ごとにご協議をいただき、採択候補をそれぞれ1社に絞り込んでいただきたいと思います。以上でございます。

[田口委員長]
事務局からの説明が終了いたしました。教育委員会は、長谷川参事からも報告がありましたが、7月22日に日野市公立小学校教科用図書採択審議会より答申を受けました。その答申書の内容を中心に、実際の教科書をもとに調査研究を行ってまいりました。それらを通しまして、本日までにそれぞれの委員はどの教科用図書を選定の候補とすべきか判断されたことと思います。

選定の方法についてお諮りいたしますが、ただいまからお配りいたします用紙に、教科ごとに選定の候補としたい発行者に丸印をつけていただき、これにより候補とされた教科用図書について協議を進めていきたいと思いますが、いかがでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
異議がないようですので、事務局は各委員に用紙を配付してください。また、各委員は、記入が終わりましたら速やかにこれを集計の方にお渡しください。

(用紙配付、集計)

[田口委員長]
全教科ですと時間がかかりますので、国語だけでもまとまりましたらお願いいたします。

[田口委員長]
ただいま国語の集計結果が出ましたので、国語から協議を始めます。

国語は光村図書を全員が候補に挙げております。5票です。この件に関しまして各員さんのご質問、ご意見がございましたら承ります。

[田口委員長]
なければ、ご質問、ご意見はこれで終結いたします。

国語は光村図書を採択候補として選定したいと思いますが、よろしいでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
異議なしとのことですので、国語は光村図書を採択候補といたします。

次に書写も集計ができておりますので書写に入ります。書写に関しましても全員が光村図書を候補として推薦しております。この件に関しましてご質問、ご意見を承ります。

[田口委員長]
ないようですので、ご質問、ご意見はこれで終結いたします。

書写は光村図書を採択候補として選定したいと思いますが、いかがでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
異議なしとのことですので、書写は光村図書を採択候補といたします。

次に社会です。社会に関しましては東京書籍が4名、光村図書が1名です。この件に関しましてご質問、ご意見はございませんでしょうか。

[馬場委員長職務代理者]
私は1名ですが、光村を推したいと思います。

特に、6年生の幕末から現代にかけての表記を見ますと、どこの社も大体同じような内容ではありますが、少し詳しすぎたり、義務教育にはふさわしくないというようなことを感じさせるのもあったりしますが、光村図書はわりとあっさりと書かれています。

もう1つは、戦後の日本の様子の写真が大変気に入りました。というのは、あそこに今の新しい日本の原点があって、そういうところから、日本の国がまた新たに立ち直ってできたんだということが分かります。個人的なことになりますが、私の子どものころのイメージがあり、全く懐かしく思います。なかなか、そういうのがないんですよね。ちょっと生活から離れたようなものも多いので、当時の生活の様子がわかるといった点を買いまして、私は光村がいいと決めました。以上です。

[田口委員長]
ほかにご質問や、ご意見はないでしょうか。

[馬場委員長職務代理者]
東京書籍も内容が充実していて結構だと思いますので、一応、私の見解を述べましたけれども、結構でございます。

[田口委員長]
それでは今、馬場委員の方からそういうご意見も出ましたので、ご質問、ご意見はこれにて終結いたします。

社会は東京書籍を採択候補として選定したいと思いますが、いかがでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
異議なしとのことですので、社会に関しましては東京書籍を採択候補といたします。

次に地図です。地図については、全員が帝国書院を推薦しておられますけれども、これに関しまして何かご質問やご意見がありましたら承ります。

[田口委員長]
ないようですので、これでご意見、ご質問を終結いたします。

地図は帝国書院を採択候補として選定したいと思いますけれども、いかがでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
異議なしとのことですので、地図は帝国書院を採択候補といたします。

次に算数です。算数は東京書籍が3人、学校図書が2人です。3対2と割れておりますけれども、各委員さんからのご意見、ご質問がありましたらお願いいたします。

[渡辺委員]
私は学校図書を推薦したのですが、その理由は、基礎・基本の定着を重視した編集基調になっているという印象を受けたからです。

それからまた現行使用されているということもありましたので、推薦いたしましたけれども、反面、問題数が多すぎるかなという印象もありますし、東京書籍の方は興味・関心を高めるということ、あるいは発展問題の扱いがよいといったことから、東京書籍でも別に不都合はないと考えています。学図でなければならないということは考えていません。

[馬場委員長職務代理者]
私は学図を是非という考えを持っているのですけれども、それはどういうことかと言いますと、だいたい算数の単元の配列とか問題の解き方とか、それから基礎的な問題に対するものというのはそんなにどの社も違わないと思うのですね。ですから、要するにまとめの段階であるとか、あるいは補充、発展の学習、そういうところに各社が工夫されて特色があったのではないかなというふうに思いますね。

私はそういった意味で、学図の巻末に算数アラカルト、この問題が非常に算数の好きな子には楽しい問題だなと思います。ただ、確かに発展問題として生活に結びつくとか、あるいはひとつの学習した流れの上での発展というのも当然どの社もあって、学図にもあるのですが、さらにそこから一歩進んだ形で算数好きの子どもにいいかな。算数を楽しむという観点からは是非学図がいいですね。以上です。

[田口委員長]
ほかにございますか。

[山畑委員]
私は結論的には東京書籍を推したいと思います。

審議会の答申でも、補充問題、発展的な内容について特色があるというようなことで、学習指導要領外の扱いが一番多いというような話がありました。その点でちょっと難しくならないかなというふうに危惧しましたが、いくつかの教科書の同じ項目を見比べてみまして、特別難しいということもないし、ただその扱い方が、例えば3年以上の巻末におもしろ問題にチャレンジというコーナーがあるわけですけれども、単元の学習を確実にしたり、深めたりすることができるように工夫されているとか、その他算数の広場、あるいは生活の中の算数といったように、できるだけ児童の興味・関心を引き起こさせるような、そういう工夫がなされていると思いました。

というようなことを総合的に見て、東京書籍を推したいと思います。

[田口委員長]
私も東京書籍を推しました。

馬場委員と渡辺委員が一番先におっしゃった学校図書でも、いろいろとどの本も工夫されていて選び難いところもありますけれども、これからの学習形態を、学習指導要領に示していない内容が一番多いということで、そういうのを意識して作られていると思います。取り上げ方によりますが、それを生かせれば、それも良いのではないかと思います。それから色調とか文字の大きさ、そういうものも見やすいです。発展問題にもバラエティーが多いのではないかなと思ったので、私は東京書籍を推します。

[田口委員長]
教育長は、いかがでしょうか。

[加島教育長]
私は、算数はやはりいろいろな観点があると思いますけれども、基礎・基本の定着とか、あるいは基礎・基本から発展への系統はどういうふうになっているかというあたりを中心に見ました。特に基礎・基本の定着というところで、先ほど山畑委員もおっしゃいましたけれども、私は東書を推しますが、学習指導要領に示していない事項が相当に多いんです。都の調査がありますが、各社平均が39でした。東書は54ということですから一番多いです。最も少ない大日本とか教育出版が30ですから約2倍弱というぐらい東書が多いんですね。

ですから、これは相当発展的なところに重点をおいている教科書かなという感じもありましたが、教科書をよく見てみると、その学習指導要領に示していない事項は、おもしろ問題にチャレンジというのが巻末についているんですが、大部分はそこに入っていると思います。ということで、一般的な授業をやっていって最後に発展にいくかどうか、学習指導要領に示していない内容にいくかどうかということですので、各学級の児童の学習の進捗状況に応じて取り組むことは可能なのかなと、授業上で工夫をすればそうしたこともクリアできるのかなと思いました。そういう点はちょっと東書で懸念したところなんですが、あとは教科書として比べていったのですが、東書は各単元が具体から抽象に入るという形、いつも身近な生活上の事例をまず取り上げて、それが算数にどのように生かされているかという、そういうのを具体から抽象へと言うのでしょうか、そういうステップを踏んだ形になっていて、導入の仕方が上手だという感じがしました。

それから、前の学習を活用して新しい学習に入るとか、あるいはいろいろなところに復習コーナーを設けたり、計算の腕だめしのコーナーを設けたりというようなことで、いろいろな学習形態に対応できるような感じを持ちました。

もうひとつ問題としては、東書は単元末のところが統一されてはいないのです。啓林館とか学校図書、大阪書籍というのは各単元末にはっきり復習コーナーとかステップ、ジャンプとか、そういうのが入っているんですね。だから構成が非常に見やすいですけれど、東書の場合はいろいろな形で単元末のまとめが行われています。それもバラエティーに富んでいていいという見方もあると考えて、全体として基礎から発展、あるいは基礎・基本の定着というところから見ていくと、授業活動の上では東書が進めやすいのかなと考えたということで、試行錯誤しながら東書にたどり着きました。そういうことで東書を推しました。

[田口委員長]
ほかにはないでしょうか。

長谷川参事に伺いますけれども、どの算数の教科書を使っても、学校では補助教材として、別の例えば計算問題とか、そういうものは学校ごとにこの教科書では足りないと思ったら使用するのですね。

[長谷川教育部参事]
学校ごとにそれは選択して使用します。

[田口委員長]
ほかにはないでしょうか。

渡辺委員が先ほど東京書籍でも不都合はないと考えているとおっしゃいましたが、いかがですか。

[渡辺委員]
これしかないという意味で学校図書を推しているわけではありませんので、東京書籍で皆さんがまとめられるのでしたら、それで結構かと思います。

[田口委員長]
ほかにご質問やご意見がなければ、ここで終結いたします。

馬場委員のご意見も考慮に入れましたが、算数は東京書籍を採択候補としてよろしいでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
異議なしとのことですので、算数については東京書籍を採択候補といたします。

次に理科です。理科に関しましては全員が大日本図書を候補として挙げておりますが、この理科に関しましてご意見、ご質問はございませんでしょうか。

[田口委員長]
ないようですので、ご質問、ご意見はこれで終結します。

理科は大日本図書を採択候補として選定したいと思いますがいかがでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
異議なしとのことですので、理科に関しましては大日本図書を採択候補といたします。

次に生活です。生活は日本文教出版を全員が推しています。この生活に関しましてご質問、ご意見はございませんでしょうか。

[田口委員長]
ないようですので、これにてご質問、ご意見を終結します。

生活は日本文教出版を採択候補として選定したいと思いますけれどもいかがでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
異議なしとのことですので、生活については日本文教出版を採択候補といたします。

次に音楽についてです。音楽については教育出版が3名、教育芸術社を2名が推しています。音楽についてご質問、ご意見を承ります。

[山畑委員]
私は教育芸術社を推したんですが、これは確か現行はそこでしたよね。

例えば4年の教科書では郷土の音楽で地域に関心を持たせるとか、あるいは5年の お囃子づくりの学習では、日野の地域教材と関連することができるというようなところでふさわしいのではないか、それもひとつの観点かなと思いまして教育芸術社を推しました。

ただ、私は特にどうしてもということではありませんので、ほかの皆さんに従いたいと思います。

[加島教育長]
私は教育芸術社がいいと思いました。

この各1年生から6年生の教科書の最後の方に、物語と音楽という、そういうコーナーがあります。例えば1年生はおむすびころりんというのがある、2年生では泣いた赤鬼、3年ではかさ地蔵、4年ではつるの恩返し、5年では走れメロス、6年では銀河鉄道の夜とあるのですね。こういう物語は、ほかの教科の教科書にも出ているものもあるし、そしてまた学校の図書室へ行くとこういう本は揃えてあるということで、音楽ということだけではなくて、さらにずっと広がりが出てくる、そういうことを考えているコーナーだなと思います。また物語もほとんどが親しい物語ですから、音楽の学習に入っていくためにもいいと思います。これはひとつの特色ではないかなと考えて、この特色に着目して教育芸術社がいいのではないかなと思い、推薦しました。

[田口委員長]
教育出版の方はいかがでしょうか。

[渡辺委員]
私は教育出版を推したひとりですが、その1つの理由として、歌の扱いが非常にバランスよくできていると思います。例えば世界の歌でも、かつてのように欧米の歌がメインではなくて、アジアの歌も含めてバランスが良くなっているし、また日本の歌でも最近歌われて、あるいは演奏されている歌とこれまで歌い継がれてきた懐かしい歌、私たちの心の琴線に触れるような、そういう歌などもバランスよく扱われている、そういう面でいいのではないかと思います。

また低学年に手づくり教材の資料や、あるいは全校で取り組める教材などがあって、また手話の表現もついていたりしています。そういう面から教育出版を推薦いたしました。

[馬場委員長職務代理者]
今、渡辺委員の方から言われたように、確かにバランスの面からいうといいのかなという感じがしますし、シンセサイザーなどもとり入れています。

歌も懐かしさがあるというのか、絵がいいというか、そういうようなこともあると思います。そういった点で私も教出がいいのかなと思っています。

[田口委員長]

私も教育出版を推薦しました。日本のわらべ歌というのでしょうか、あれだけに限れば数としてはもっとたくさん出しているところもありますけれども、わらべ歌が出ているところがすっきりしていて、先ほど渡辺委員がおっしゃったように全体的なバランスがよく、すっきりしていて全体的に見やすい教科書だと思いました。

[田口委員長]
ほかにご意見やご質問はないでしょうか。

先ほど教育長がおっしゃった物語と音楽の結びつきが何ともいいというご意見ですけれども、山畑委員からは、もしも皆さんが教育出版がというなら、というようなご意見も出ました。

[加島教育長]
もともとここではどこを推薦するかということで、先ほどの算数の場合でも、どうしてもという意見もあったのですけれども、ともかく多数で決まっているわけですから、それでやむを得ないと思うのですね。それぞれいろいろ調査した結果をここで述べているわけですから、そういう意味では多数で決められて結構だと思います。

[田口委員長]
よろしいですか。

[加島教育長]
はい。

[田口委員長]
山畑委員もそれでよろしいでしょうか。

[山畑委員]
はい。

[田口委員長]
それでは、ご質問、ご意見をここで終結いたします。

音楽に関しましては教育出版を採択候補として選定したいと思いますけれども、いかがでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
異議なしとのことですので、音楽については教育出版を採択候補にいたします。

その次に図画工作です。図画工作は全員が日本文教出版を推しています。図画工作に関しましてご質問、ご意見がありましたら承ります。

[田口委員長]
ございませんか。それではこれでご質問、ご意見は終結します。

図画工作は日本文教出版を採択候補として選定したいと思いますが、いかがでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
異議なしとのことですので、図画工作については日本文教出版を採択候補といたします。

次に家庭です。家庭は全員が東京書籍を推しております。家庭に関しましてご質問、ご意見がありましたらお願いいたします。ございませんでしょうか。

[田口委員長]
なしとのことですので、ここでご質問、ご意見を終結します。

家庭は東京書籍を採択候補として選定したいと思いますがいかがでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
それでは家庭については東京書籍を採択候補といたします。

最後に保健です。保健に関しましては、全員が学習研究社を推薦しております。

ご質問、ご意見がございましたらお願いします。

[田口委員長]
なければここでご質問、ご意見を終結し、保健に関しましては学習研究社を採択候補として選定したいと思いますが、よろしいでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

それでは、保健については学習研究社を採択候補といたします。

[田口委員長]
以上で協議事項第3号・日野市公立小学校教科用図書の選定について、を終了いたします。

ここで休憩をとります。10分間休憩をとり、2時50分から再開いたします。


休憩午後2時40分
再開午後2時50分


[田口委員長]
再開します。

議案第18号・日野市公立小学校教科用図書採択について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第18号・日野市公立小学校教科用図書採択について

[長谷川教育部参事]
議案第18号・日野市公立小学校教科用図書採択について説明いたします。平成17年度から平成19年度に使用する小学校教科用図書を次のように採択するものです。1ページめくっていただきまして、小学校教科用図書の種目及び発行者の一覧がございますので、これを読み上げさせていただきます。

国語、光村図書出版株式会社。書写、光村図書出版株式会社。社会、東京書籍株式会社。地図、株式会社帝国書院。算数、東京書籍株式会社。理科、大日本図書株式会社。生活、日本文教出版株式会社。音楽、教育出版株式会社。図画工作、日本文教出版株式会社。家庭、東京書籍株式会社。保健、株式会社学習研究社。

以上でございます。よろしくご審議ください。

[田口委員長]
事務局からの説明が終了しました。ご質問がありましたらお願いします。

[田口委員長]
ないようですのでご意見を伺います。

[田口委員長]
ご意見もないようですので、ご意見、ご質問はこれにて終結します。

お諮りします。議案第18号・日野市公立小学校教科用図書採択について、を原案のとおり決することに異議ありませんでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
異議なしと認めます。議案第18号は原案のとおり可決することに決しました。

[長谷川教育部参事]
なお、今後のことについて一言だけつけ加えさせていただきたいと思います。

本日採択されました結果は、8月3日に市教委から都教委に報告いたしまして、都教委から国に報告されます。そして来年4月に市内の全児童に無償配付されるということになります。以上でございます。

[田口委員長]
ありがとうございました。

これより人事案件に入りますが、本件に関しましては公開しない会議といたしますので、関係職員以外の事務局説明員も退席していただきたいと思いますが、ご異議ございませんでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
異議なしと認め、関係職員以外の事務局説明員も退席してください。

なお、本件の終了をもって平成16年度第2回臨時会を閉会といたします。


(関係者以外退室)


※議案第19号・教育委員会職員の懲戒処分について、第20号・教育委員会職員の懲戒処分について、第21号・教育委員会職員の措置について、第22号・教育委員会職員の措置について、第23号・教育委員会職員の措置ついて、第24号・教育委員会職員の措置について、第25号・教育委員会職員の措置について、第26号・日野市公立学校長の措置について、第27号・日野市公立学校教頭の措置について、は公開しない会議の中で審議。


[田口委員長]
これにて平成16年度第2回臨時会を閉会いたします。


閉会午後3時17分

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