平成15年度第12回定例会(2)

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページID1004550  更新日 平成30年2月16日

印刷 大きな文字で印刷

[渡辺委員]
かなり長い時間をかけて議論をしてきたと思いますね。まだ時間的に十分でないという議論もあると思いますけれども、年度内に一定の結論を出すという確認にたてば、そろそろ見解をまとめる時期だと私も思います。

学校が統合されてなくなるということが、卒業生をはじめ関係者にとっては大変なことだと思います。私事にわたりますが、うちの子ども2人が程久保小学校にお世話になりまして、それが夢が丘に統合されるにあたっては、それは複雑な思いを当時持ったことも事実です。そういうことから、この統合についていろいろな意見が出されたことは当然だし、むしろ民主的な、健全な社会のあり方からいっても大事なことだと思います。

少し経過を振り返ってみますと、言うまでもないと思いますが、平成10年3月の日野市立学校適正規模・適正配置検討委員会の第1次答申、それから翌年3月のいわゆる第2次答申の経過を踏まえて、この統合案が出てきているということだと思います。この答申は、私が委員に就任する前にまとめられたもので、具体的にどういう議論があったかについては答申書を読む範囲でしかわからないのですけれども、これを読んでみても、とりわけ第1次答申の中では、小・中学校の規模についての意見ということで、小規模校の長所だけではなく、短所についてもいろいろな意見が出たということが記述されています。

しかし、その上に立って、このような集約になっておりますので、念のために読んでみたいのですが、「学習面における短所については、創意工夫によってある程度は改善できるが、人間形成を図るためには、集団としてのある程度の規模は必要である。特に現在の教育課程では、決まりきった知識を教え込む教育ではなく、子どもたちがグループをつくるなどして課題を皆で協力し、自発的に追求する教育を大事にしている。生徒の興味・関心に十分応えられる選択教科の実施のため、さらには特別活動の充実を図るため、また今後の課題である総合的な学習を行うためにある程度の規模は必要であろう。」とした上で、適正規模の基本的な考え方を述べ、そして日野市立の小・中学校の適正規模としては、小学校は、1学年の学級数は3学級程度、中学校は5学級程度という答申の内容になっております。

それを受けて、翌年の第2次答申では、平山台小学校のことについて具体的にふれておりまして、平成10年度より全学年単学級、今後も年々児童数は減少していく状況であり、適正規模を考えると統合を実施することが適当であると申しております。これを受けて具体的な統合案が出されているというふうに思います。

答申にしばられているのではないかというご意見も先ほど来ありましたが、答申をいただいたから金科玉条のように一言一句変えることもないし、そのまま実施しなければならないということはありません。著しい情勢の変化とか事実誤認に基づけば、どのような答申だって具体的に変えて、我々がそれを実施していくということは当然のことですけれども、そういう著しい情勢の変化とか、事実誤認、そういうことは現段階で、先ほど山畑委員がおっしゃられましたように、新入生の数の誤差はある程度あっても、複数学級になるようなそういう情勢の変化もなかったということ等を考えれば、おおむね妥当な結論だったと思っております。この答申はご案内のように、市議会議員の方も教職員団体の代表の方も入られてまとめられた答申だということも含めて、尊重したいと思っております。

その実施にあたって一番心配だったのは、実は通学距離、通学路の問題ですね。これは極端に遠距離になれば、子どもの教育を受ける権利の阻害にもつながりますので、これまで全国各地で統合問題で反対意見が出ていた大きな原因の一つは、やはり通学時間とか通学路の問題であったと思いますけれども、意外なことに、この統合にあたっての反対意見等には、この通学距離が長くなるから認められないということはなかったように聞いております。だとするならば、バスの運行の問題とか、通学路に伴ういろいろな安全措置等を実施するということで、クリアできるのではないかということになりますと、そういう意味でのネックもなくなるのかなと思います。

したがいまして、この統合にあたっての素案の検討もそれなりの時間をかけてきましたし、先ほどあった意見等も踏まえて、最終的な統合計画を次の4月の定例教育委員会で決める。きょうは、平山小学校、平山台小学校の統合自体については再度委員会として確認するということにしていただければと思います。

[馬場委員長職務代理者]
私はこの件に関して一番指摘されてきたことですけれども、教育論不在ということでずいぶん悩みました。この統合に関して、先ほど人口の問題であるとか、通学路の問題であるとか、そういうのはかなり物理的に数字である程度計ることができるのですね。ところが、教育論になりますと、だからこれで教育効果が上るんだという確定的なものは何もないわけです。

と言いますのは、例えば端的に言いますと、40人学級が悪い、では20人学級がいいのか。現在同じ学校の中で、40人クラスもあれば20人クラスもあるというのが現状なのです。ほとんどが30人学級なんですが、そうすると、40人学級が教育効果が上らなくて、20人のクラスがすごく上っているかということが、これも一概にそういう話は聞かないわけです。ですから、要するに教育の効果というのは、学級集団とか規模とか、そういうものには直接の相関はないだろうというような考えが出てきてしまうわけですね。

簡単に言いますと、教員の資質であるとか、あるいはそこを構成している子どもたちの問題であるとか、あるいはもう少し、地域の問題であるとか親の問題であるとか、そういうファクターが教育の効果に非常に大きく関わりあうのではないかなと思うのです。例えば、いい教材を使って、いい校舎をつくって物理的にやれば、ではそこがよくなるかと、必ずしもそれはよくなると約束できないわけです。同じ学校でも、ある時期は大変評判がよく評価を得ても、また同じような状況で、ある時期になると非常に評判の悪い学校になったりする、こういうのは私たちは体験的に持っているわけです。したがいまして、私が前にも申し上げましたが、少人数だからいいとか悪いとか、小規模だからいいとか悪いとか、大規模だからいいとか悪いとか、あるいは適正規模だからいいとか悪いとかは一概に言えないだろうというのが私の基本的な考え方です。

それでは先に話が進まないわけでして、実は私は今、教育の環境あるいは学習環境、要するに私たちは、子どもたちにとってどういう教育環境を与えるのが一番いいのだろうか、こういうことは言うことはできるわけです、教育効果は別としても。よりこういう環境を設定する方がより効果は期待できるだろうということは言えるわけです。その先はまたいろいろな条件によって左右されますので別問題になってくると思います。

学校というところは、一つは基礎・基本の徹底、要するに学ぶ、教えるという場があります。もう一つは、子どもの個性、あるいは子どもの興味・関心、あるいはこどもの創造性、あるいは子どもの学ぶ力ということを考えたときには、子どもがいろいろな活動ができる、多様な学習体験ができる、そういう場を提供することが大事ではないかというふうに思います。

もう一つには、子どもたちはそこで学習とか勉強をするとか直接教科書から学ぶとかという以外に、もう一つは人間関係。一つには教師と子どもの関係がありますが、これは教える教えられるという、極論するとそういう関係になりますので省くとしても、子ども同士での環境といいますか、これは大事なのではないかなというふうに思います。それは子どもたちが人間形成をしていく上で、やはり学校というのは子どもにとっては一つの社会なのです。ですからそこにいろいろあった方がいい。いろいろな友達、いろいろな個性がある人、いろいろなより多くのそういう友達とふれあう方がいいのではないかな。これは体験的に考えられることではないかな。ですから、子どもたちはそういう集団の中で知らず知らずに、学校教育は意図的なのですけれども、それ以外にそういう集団をつくることによって、意図しないというか、無意識的に形成されると、そういう一つの人間形成の上で非常に体験しなければ得られないということが、より多く得られる環境がいいのではないかなというふうに考えるわけです。

ですから、私はそういう観点から考えたときに、また教育委員会の役割もより子どもたちにとって、そういう多様な体験あるいは経験、あるいは多様な学習ができる、そういう環境を構成するのがいいのではないか。先ほど申し上げましたように、現場の教師の体験から言っても、30人前後というのが現段階では、社会の情勢が変わると考え方がまた変わってくると思うんですよ、相対的なものですから。現時点ではやはり30人前後。私も元教員をやっていましたので、30人より減りますと、なんとなくクラスがガクッと寂しくなります。いろいろな学習活動をするにも、ちょっと学級の活力というのが弱くなるかなと、これは私の体験ですから論理的なものではありません。そういった意味で、統計的にも先生方の感覚としてはだいたい30人前後が一番学級集団としてはいいのではないかな。

もう一つ、教師集団ということがあるわけです。学校の先生一人一人オールマイティーではないわけで、一応建前としてはオールマイティーに、特に小学校のうちはなっていますけれども、それぞれの特質を持った先生方の集団があるわけです。子どもたちもそういった意味で、できるだけ多くの先生にふれあう機会があるということも大事かなというふうに私は考えております。そういった意味で、平山台小学校と平山小学校が統合されて、心配するような大規模学校、昔のマンモス学校と言われるような気づかいはないのではないのかな。むしろ統合しても、まだまだ規模としてはそれほど大きくない学校ではないのかなというふうに考えております。

そういった面で、教育内容、それから今後どういう、子どもたちにとっていいのかということは、これからの学校でどういう教育を推進していくか、それが非常に大事なので、そういった面で保護者や地域が総力を結集していかないと今はなかなかよくならない。したがって、実はこの平山台小学校と平山小学校の統合について大きなしこりがあると、難しいかなという考えもあります。

ですから是非、いま私が申し述べたようなことを考えて、私は子どもたちにとって、いま考えられるよりよい環境を考えるならば、統合した方がよりベターではないかなというふうに考えております。

[田口委員長]
ほかにご意見はございますか。

[加島教育長]
約1年にわたって地元説明を行ってきたわけです。先ほどの請願者は「不安とか不信が募った説明会である」というふうにおっしゃっておりました。その点は、私は非常に残念なところであります。伊藤主幹も説明したような形で、我々事務局としては、精一杯説明を行ってきたつもりであります。

この統合が48年の文部省の通達でありますけれども、無理な学校統合、そういう無理にあたるかどうかというようなことをずっと考えてきております。ほかのいろいろな区市町村で統合の事例がたくさんありますので、そうした事例を見ながら、日野市のこの統合はどういうふうに評価したらいいんだろうかということを考えてきましたけれども、平山小の地区と、平山台の地区は連続した地域であって、一つの地域と言っていいのではないか、生活圏を同じくしている地域ではないかというふうに思っております。そしてまたこの統合によって、教育環境を整備するという、いま馬場委員もおっしゃいましたが、そうした側面が強い。それを目標としてきている。それは施設面だけではなくて、ソフト面においてもそういう教育環境を整備する、そういう側面を持っているというようなことを考えていって、総合的に判断して、無理な統合ではないのではないかと私たちは考えるに至ったわけです。

したがいまして、まだ賛否両論があることはわかっておりますけれども、私は是非、統合の結論を出していただきたい、というふうに思っております。

[田口委員長]
ほかにご意見はございませんでしょうか。

[田口委員長]
協議事項第8号・日野市立学校統合計画(案)(平山小学校・平山台小学校)について、は統合を実施すべき旨の意見です。全員そうでした。この統合計画案を実施するということでよろしいでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

それでは、日野市立学校統合計画(案)(平山小学校・平山台小学校)については、これを4月の定例会で議案にしたいと思いますけれども、いかがでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
異議なしと認め、本件については、4月の教育委員会定例会で議案として扱うことといたします。

[田口委員長]
次に請願第15号-2号・平山台小学校存続及び平山小学校早期改修の請願書、これにつきましては、学校統合計画の方向性が決まりましたので、不採択の方向に結論づけるというふうに思いますけれども、これに関してはいかかでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
よろしいでしょうか。なければ、請願第15-2号については、不採択とすることに異議ございませんでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
異議なしとのことですので、請願第15-2号は不採択とすることに決しました。

[田口委員長]
次に請願第15-4号・平山小学校・平山台小学校統合問題に関する請願、これに関しましても学校統合計画で結論が出たわけですので、不採択と扱いたいと思いますが、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
それでは、請願第15-4号について、不採択とすることに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
異議なしとのことですので、請願第15-4号については不採択とすることに決しました。

[田口委員長]
ここで3件終わりましたので休憩をとりたいと思いますけれども、約10分間休憩をとらせていただきますがよろしいでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
では、休憩いたします。

休憩午後3時40分

再開午後3時55分

[田口委員長]
再開します。議案第46号・日野市教育委員会事務局事務決裁規程の制定について、を議題といたします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第46号・日野市教育委員会事務局事務決裁規程の制定について

[小川庶務課長]
議案第46号・日野市教育委員会事務局事務決裁規程の制定について、ご説明申し上げます。

第3回臨時会におきまして、日野市教育委員会事務局処務規則が全部改正されました。これにあわせまして、事務決裁規程を全部改正して制定するものです。主な内容でございますが、お手元の新旧対照表をお開きください。

内容の主なものは、処務規則の改正に伴いまして、部が2部から1部になりまして、課も3課になりました。課名と部名が変わりました。部名、課名が変わったことと、部長、課長の専決事項を整理したものです。

新旧対照表の4条と5条でございます。これは市の事務決裁規程にあわせた文言に整理させていただいているものです。

続きまして第8条(部長の専決事項)、第9条(課長共通の専決事項)、第10条(庶務課長の専決事項)、第11条(学校課長の専決事項)、第12条(文化スポーツ課長の専決事項)、これらにつきましては、旧の部長共通事項及び学校教育部長の専決事項、生涯学習部長の専決事項、これを整理いたしまして部長の専決事項としております。

課長の共通専決事項につきましても、旧の課長共通専決事項と庶務課長専決事項、学務課長専決事項、指導室長専決事項また生涯学習課長専決事項、16条のスポーツ振興課長専決事項、これを整理して、このようにさせていただいております。

次の4ページでございますが、第13条、第14条、第15条でございますが、これも市の事務決裁規程に文言をあわせた形で整理させていただいております。

以上でございます。

[田口委員長]
事務局からの説明が終了しました。ご質問がございましたらお願いします。

[田口委員長]
ご質問がないようでしたら、ご意見を伺います。

[田口委員長]
ご質問、ご意見はないようですので、これで終結します。

お諮りします。議案第46号・日野市教育委員会事務局事務決裁規程の制定について、を原案のとおり決することに異議ございませんでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
異議なしと認め、議案第46号は原案のとおり可決することに決しました。

[田口委員長]
次に議案第47号・日野市教育委員会教育長の権限に属する契約等の委任規則の一部を改正する規則の制定について、を議題といたします。事務局より、提案理由の説明をお願いします。

議案第47号・日野市教育委員会教育長の権限に属する契約等の委任規則の一部を改正する規則の制定について

[小川庶務課長]
議案第47号・日野市教育委員会教育長の権限に属する契約等の委任規則の一部を改正する規則の制定についてご説明申し上げます。

この議案につきましても、事務局処務規則の改正によりまして、部名及び課名が変更になりました。議案書の2ページでございます。4条、5条、6条。4条の「学務課長」を「学校課長」に、また5条中の「学務課長」を「学校課長」に改めるものです。第8条の「学校教育部長」を「教育部長」に改めるものでございます。

なお、旧の規則の中では、第2条が削除という形で第2条が残っておりまして、本文条文が削られておりました。それで第2条を削りまして、3条を2条に繰り上げて順次1条ずつ繰り上げるというものでございます。以上でございます。

[田口委員長]
事務局からの説明が終了しました。ご質問がありましたらお願いします。

[田口委員長]
ご質問がないようですので、ご意見を伺います。

[田口委員長]
ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。議案第47号・日野市教育委員会教育長の権限に属する契約等の委任規則の一部を改正する規則の制定について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
異議なしと認め、議案第47号は原案のとおり可決することに決しました。

[田口委員長]
次に議案第48号・日野市立学校長等に対する事務委任規則の一部を改正する規則の制定について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第48号・日野市立学校長等に対する事務委任規則の一部を改正する規則の制定について

[小川庶務課長]
議案第48号・日野市立学校長等に対する事務委任規則の一部を改正する規則の制定についてでございます。

議案書の2ページをお開きください。議案第46号で事務局事務決裁規程が制定されました。それに伴いまして、本規則の第1条中の「事務局決裁規程(昭和42年教育委員会規程第5号)第11条第12号」を「日野市教育委員会事務局決裁規程(平成16年教育委員会規則第号)第9条第14号」に改めるものでございます。

第3条につきましては、処務規則の改正に伴いまして課名が変わりましたので、「学務課長」を「学校課長」に改めるものでございます。以上でございます。

[田口委員長]
事務局からの説明が終了しました。ご質問がありましたらお願いします。

[田口委員長]
ご質問がないようですので、ご意見を伺います。

[田口委員長]
ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。議案第48号・日野市立学校長等に対する事務委任規則の一部を改正する規則の制定について、を原案のとおり決することに異議ございませんでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
異議なしと認め、議案第48号は原案のとおり可決することに決しました。

[田口委員長]
次に議案第49号・日野市教育委員会公印規程の一部を改正する規則の制定について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第49号・日野市教育委員会公印規程の一部を改正する規則の制定について

[小川庶務課長]
議案第49号・日野市教育委員会公印規程の一部を改正する規則の制定についてでございます。

2ページ、3ページをお開きください。今回の改正につきましては、本文ではなくて、別表の1と2を改正するものでございます。

8ページ、9ページをお開きください。ここに新旧対照表がございます。処務規則の改正によりまして、部が従来の学校教育部と生涯学習部が教育部になりました。その関係で、上段の旧学校教育部長印、生涯学習部長印を教育部長印に改正するものでございます。

次に中段でございます。これは日野市立教職員研究室が日野市立教育センターに変わる関係で、室長印を所長之印に、室之印をセンター之印に、また契印につきましても、センター契印として改正するものです。

下段の市民会館、七生公会堂日野市教育委員会教育長専用印につきましては、この事務が教育委員会に委任されましたので、それに伴って廃止するものでございます。なお、教育委員会専用印につきましては、実務上使用することがないということで、改めてつくることはございません。以上でございます。

[田口委員長]
事務局からの説明が終了しました。ご質問がありましたらお願いします。

[田口委員長]
ご質問がないようですので、ご意見を伺います。

[田口委員長]
ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。議案第49号・日野市教育委員会公印規程の一部を改正する規則の制定について、を原案のとおり決することに異議ございませんでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
異議なしと認め、議案第49号は原案のとおり可決することに決しました。

[田口委員長]
次に議案第50号・日野市立幼稚園に関する規則等の一部を改正する規則の制定について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第50号・日野市立幼稚園に関する規則等の一部を改正する規則の制定について

[小川庶務課長]
議案第50号・日野市立幼稚園に関する規則等の一部を改正する規則の制定についてご説明申し上げます。

議案書の2ページ、3ページをお開きください。事務局処務規則の改正に伴いまして課名及び部名の変更がございます。それに関連します規則、実施細則等が7つございますので、7つの規則または実施細則を改正するものでございます。第1条から第7条までにそれぞれの規則または実施細則が載っております。内容につきましては、「学務課長」を「学校課長」に改めるもの、または「生涯学習部スポーツ振興課」を「教育部文化スポーツ課」に改めるもの等でございます。以上でございます。

[田口委員長]
事務局からの説明が終了しました。ご質問がありましたらお願いします。

[田口委員長]
ご質問がないようですので、ご意見を伺います。

[田口委員長]
ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。議案第50号・日野市立幼稚園に関する規則等の一部を改正する規則の制定について、を原案のとおり決することに異議ございませんでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
異議なしと認め、議案第50号は原案のとおり可決することに決しました。

[田口委員長]
次に議案第51号・日野市教職員互助会規則の一部を改正する規則の制定について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第51号・日野市教職員互助会規則の一部を改正する規則の制定について

[下田指導室課長補佐]
議案第51号・日野市教職員互助会規則の一部を改正する規則の制定について。

日野市教職員互助会について、前回の第11回教育委員会定例会で、日野市教職員互助会に関する条例を廃止しました。その中で、付則で廃止の日を、公布の日から起算して4月を超えない範囲以内で教育委員会が規則で定める日から施行する、といたしまた。それを受けまして、規則の一部を改正するものです。

6ページ、7ページの新旧対照表をご覧ください。第4条事業の関係の第2号貸付事業を廃止いたしました。

第5条会員の範囲の内、平成16年3月31日までに本市公立学校に就職した者と限定いたしました。

第8条、第9条、第10条は会費の関係でございます。従来は会費を徴収しておりましたが、第8条で会費を無料といたしました。したがいまして、第9条、第10条を削除いたしました。

第12条の関係で、給付は平成16年3月31日までの間に生じたものに限り対象とすると限定いたしました。

第21条退会の条件ですが、従来は退職又は転出でしたが、それに日野市教職員互助会解散を加えました。そして平成16年度以降の会員期間については、退会給付金の計算の対象としないということを加えました。

第23条貸付を削除いたしました。

第28条、従来評議員は再任を妨げないとなっておりましたが、平成15年度の役員の任期については、日野市教職員互助会条例の廃止の日までの期間とするといたしました。

第33条です。第25条の役員は、評議員となることはできない、となっておりましたが、前項の規定にかかわらず、平成15年度の評議員の任期については、日野市教職員互助会条例の廃止の日までの期間とする、この文言を加えました。以上です。

[田口委員長]
事務局からの説明が終了しました。ご質問がありましたらお願いします。

[加島教育長]
条例のことを説明してください。

[下田指導室課長補佐]
条例につきましては、前回の第11回教育委員会定例会で廃止の可決をいただきました。ただし、廃止の日を公布の日から起算して4月を超えない範囲内で、教育委員会が規則で定める日から施行するとさせていただきました。この文言の中にありますように、解散の事務手続きに3カ月程度必要であろうというふうに考えてございます。したがいまして、6月か7月ごろの廃止を目途に作業を進めてまいりますが、そういったことで平成16年度についての運用にあたって規則の一部を改正させていただきたいという内容でございます。

[加島教育長]
これは今議会にこの本条例がかかっております。明日本会議ですので、この規則改正は条例が可決されるということを前提に、きょうはご審議をお願しておりますので、よろしくお願い申し上げます。

[田口委員長]
これについて質問がございましたらお願いします。

[田口委員長]
なければ、ご意見を伺います。

[田口委員長]
ご質問、ご意見がないようですので、これにて終結し、お諮りします。

議案第51号・日野市教職員互助会規則の一部を改正する規則の制定について、を原案のとおり決することに異議ございませんでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
異議なしと認め議案第51号は原案のとおり可決することに決しました。

[田口委員長]
次に議案第52号・日野市立教育センター設置条例施行規則の制定について、を議題といたします。事務局より提案理由の説明をお願いたします。

議案第52号・日野市立教育センター設置条例施行規則の制定について

[下田指導室課長補佐]
議案第52号・日野市立教育センター設置条例施行規則の制定について。

日野市立教育センター設置条例は、昨年10月の第7回教育委員会定例会で可決されました。その後12月の日野市議会第4回定例会で議決されました。それを受けまして施行規則を次のように制定させていただくものです。

2ページ、3ページをお開きください。日野市立教育センター設置条例施行規則。

日野市立教職員研究室設置条例施行規則(平成6年教育委員会規則第1号)の全部を改正する。

(目的)第1条、この規則は、日野市立教育センター設置条例(平成15年条例第46号)の施行について必要な事項を定めることを目的とする。

(職員)第2条、日野市立教育センター(以下「教育センター」という。)に所長のほか、次の職員を置くことができる。

(1)主任研究員、(2)事務長、(3)専門職員、(4)その他必要な職員。

(所長の任務)第3条、所長は、上司の命を受け、教育センターの事務をつかさどり、所属職員を指揮監督する。

2項、所長は次の事項を専決する。

(1)教育センター運営の実施計画に関すること。(2)主任研究員及び事務長の出張、研修命令及び休暇に関すること。(3)教育センター全体に係る定例的な事項に関する報告、公表、申請、照会、回答、諮問及び通知に関すること。

(主任研究員、事務長及び職務の任務)第4条、主任研究員は、所長の命を受け、調査研究、研修及び相談業務をつかさどり、所属職員を指揮監督する。

2項、事務長は、所長の命を受け、教育センターの庶務事務をつかさどり、所属職員を指揮監督する。

3項、主任研究員及び事務長の専決事項については、日野市教育委員会事務局事務決裁規程(平成16年教育委員会規則第号)第9条の規定を準用する。

4項、専門職員その他の職員は、上司の命を受け、教育センターの事務に従事する。

(部及び事務分掌)第5条、教育センターの部及び事務分掌は、次のとおりとする。

調査研究部、(1)学校制度及び学校経営の調査研究に関すること。(2)教育課程の調査研究に関すること。(3)ふるさと(郷土ひの)教育の調査研究に関すること。(4)生涯学習の調査研究に関すること。(5)教育資料の収集、提供及び教育広報に関すること。(6)前各号に掲げるもののほか、調査研究に関すること。

研修部、(1)学校教育職員の研修に関すること。(2)社会教育者(地域リーダー)の研修に関すること。(3)前2号に掲げるもののほか、研修に関すること。

相談部、(1)幼児、児童及び生徒の教育相談並びに教職員の相談に関すること。(2)学校生活(適応)についての相談及び援助に関すること。(3)電話等による教育相談に関すること。(4)前3号に掲げるもののほか、相談に関すること。

事務部、(1)教育センターの庶務に関すること。(2)他の部に属さない事務に関すること。

(委任)第6条、この規則に定めるもののほか必要な事項は、教育長が別に定める。

付則 この規則は、平成16年4月1日から施行する。以上でございます。

[田口委員長]
事務局からの説明が終了しました。ご質問がございましたらお願いします。

[田口委員長]
なければ、ご意見を伺います。

[田口委員長]
ご意見もないようですので、これにてご意見、ご質問は終結します。

お諮りします。議案第52号・日野市立教育センター設置条例施行規則の制定について、を原案のとおり決することに異議ございませんでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
異議なしと認め、議案第52号は原案のとおり可決することに決しました。

[田口委員長]
次に議案第53号・日野市立教育センター所長の任命について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第53号・日野市立教育センター所長の任命について

[長谷川学校教育部参事]
議案第53号・日野市立教育センター所長の任命について、次の者を日野市立教育センター所長に任命するものでございます。

任命者名簿のところにございます氏名、篠原昭雄さん。住所、生年月日はご覧のとおりでございます。任期につきましては、平成16年4月1日から平成17年3月31日まででございます。以上でございます。

[田口委員長]
事務局からの説明が終了しました。ご質問、ご意見はございますでしょうか。

[田口委員長]
ないようですので、ご意見、ご質問はこれにて終結します。

お諮りします。議案第53号・日野市立教育センター所長の任命について、を原案のとおり決することに異議ございませんでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
異議なしと認め、議案第53号は原案のとおり可決することに決しました。

[田口委員長]
一言ごあいさつをお願いいたします。

[篠原教職員研究室長]
これからもよろしくお願いいたします。

[田口委員長]
次に議案第54号・日野市教育委員会教育目標について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いたします。

議案第54号・日野市教育委員会教育目標について

[徳田生涯学習課長補佐]
議案第54号・日野市教育委員会教育目標について説明いたします。

平成16年度日野市教育委員会教育目標を別紙のとおり定めるものです。A3の縦になっております日野市教育委員会の教育目標・基本方針・主な推進施策をご覧ください。この中で、平成16年度において基本方針が一部だけ変更されております。下から2番目の枠の中、今まで、ともに学び喜びを得るために学習拠点を整備することが求められている、そのために生涯学習センター、スポーツ施設などを整備する、となっております。これは15年度までは交流センターというものも含まれておりましたが、組織改正に伴い、それが削除されたものです。

議案についての説明は以上ですが、このたび16年度の主な推進施策と16年度主な事業面についても変更をいたしましたので、この場を借りましてご報告させていただきます。

変更した内容につきましては詳細は避けますが、おもに15年度から削除されたものにつきましては、組織改正に伴うもの、あるいは15年度で完了したものについては削除してございます。16年度では、新たに幾つかの施設等できたものについて追加してございます。これは生涯学習あるいは学校教育部門につきまして同様となっておりますので、後ほどご覧いただければと思います。以上です。

[田口委員長]
事務局からの説明が終了しました。ご質問がありましたらお願いします。

[田口委員長]
なければご意見を伺います。

[田口委員長]
なければ、ご意見、ご質問はこれにて終結します。

お諮りします。議案第54号・日野市教育委員会教育目標について、を原案のとおり決することにご異議ございませんでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
異議なしと認め、議案第54号は原案のとおり可決することに決しました。

[田口委員長]
次に議案第55号・第22期日野市体育館指導委員の委嘱について、を議題といたします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第55号・第22期日野市体育館指導委員の委嘱について

[串田スポーツ振興課長]
議案第55号・第22期日野市体育館指導委員の委嘱についてご説明いたします。

2ページにあります体育指導委員24名を第22期日野市体育指導委員に委嘱するものでございます。

任期につきましては、平成16年4月1日から平成18年3月31日までの2年間でございます。以上でございます。

[田口委員長]
事務局からの説明が終了しました。ご質問がありましたらお願いいたします。

[渡辺委員]
この指導委員というのは、各種団体から推薦を受けて上ってくるような形をとっているのでしょうか。

[串田スポーツ振興課長]
団体からと、PTAあるいは体育協会、体育協会の傘下にあります各連盟からです。ですからここの得意種目のところにいろいろ書いてあるわけですけれども、そういうふうなところからの推薦です。

[渡辺委員]
それで推薦を基本にしているだろうと思いますが、それは結構なことですが、生涯学習部から見て、こういう分野が手薄だから、直接どなたかにやってもらいたいと要請するような場合もあるのですか。

[串田スポーツ振興課長]
いろいろあるのですが、やってくれる人が少ないもので、なかなか難しいものがあります。ですからこの中でも水泳などにはちょっと偏っているところもあります。

[馬場委員長職務代理者]
24人というのは決まっているわけですか。

[串田スポーツ振興課長]
規則で24名となっています。法的な根拠につきましては、スポーツ振興法が一番上にあるわけですけれども、スポーツ振興法で体育指導委員を市町村に置くということになっています。それを受けて規則で24名と定めています。

[田口委員長]
ヘルスケアリーダーとは何ですか。

[串田スポーツ振興課長]
健康体操だとか、そういうものをやっています。

[田口委員長]
ほかにご質問はないでしょうか。

[田口委員長]
なければご意見を伺います。

[田口委員長]
ご意見もないようですので、質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。議案第55号・第22期日野市体育指導委員の委嘱についてを、原案のとおり決することに異議ございませんでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
異議なしと認め、議案第55号は原案のとおり可決することに決しました。

[田口委員長]
次に議案第56号・教育委員会職員人事について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第56号・教育委員会職員人事について

[小川庶務課長]
議案第56号・教育委員会職員人事についてご説明申し上げます。

議案書の2ページ、3ページをお開きください。全体で147名ございます。この内、市長部局へ出向を命ずる者が22名、組織改正により課名が変わりました関係で新たに課にはりつける者、また昇任等で昇格した者、そのほか市長部局から教育委員会へ出向してきた者が125名でございます。

転出の22名の中の参事職だけを紹介させていただきますと、2ページの上から3までが参事職でございますが、現在のスポーツ振興課長である串田平和と中央公民館長である常盤かほる、学務課の課長補佐である岡田忠昭が転出するものです。

3ページでございますが、組織改正に伴いまして部長職、生涯学習部長が参事でございます。指導室長を兼務しておりました長谷川参事が教育指導担当参事という形になります。あと、教育センター主任研究員を命ずるものでございます。

次に3番目の学校課長につきましては、現在の学務課長の佐々木光政が学校課長でございます。

適正規模の担当でございますが、主幹の川久保紀子が市長部局から出向してまいります。

4ページ、5ページをお開きください。上から4行目、教育センターの事務長として市長部局から山田芳男がまいります。

次に6行目、これは昇格でございます。現在の生涯学習課の課長補佐であります徳田雅信が課長に昇格するものでございます。

その2行下です。参事、課長補佐、阿井でございます。これは文化スポーツ課に市長部局から出向してまいります。

下から3行目でございます。図書館長を藤澤和男に命ずるものでございます。

その下、昇格でございます。係長から副館長ということで鬼倉正敏でございます。

5ページ下から2行目、中央公民館長に市長部局から小沢昭道でございます。

7ページの下から3行目、倉本智恵子園長が副主幹ということで昇格でございます。学校課付で第七幼稚園長事務取扱を命ずるものでございます。以上でございます。

[田口委員長]
事務局からの説明が終了しましたが、ご質問がありましたらお願いします。

最後のところで倉本園長の事務取扱というのは何ですか。

[清水学校教育部長]
幼稚園の園長の職というのは、係長職です。この4月から一部課長補佐職、これは副主幹ですが、副主幹ができました。その関係でこの方は副主幹に昇格して、あわせて幼稚園の園長を兼務するということで、職層が変わったということでご理解いただければと思います。

[馬場委員長職務代理者]
七幼の園長で格が上ったと、こういうことですね。

[渡辺委員]
そうするといまの第七幼稚園の園長さんはどこかへ異動されたのでしょうか。

[小川庶務課長]
倉本園長は五幼だったのですが、その後任には池田という職員が第五幼稚園長になります。

[渡辺委員]
そうでなくて、第七幼稚園の園長さんだった方はどちらにいかれたのですか。

[小川庶務課長]
交替です。

[田口委員長]
ほかにご質問はないでしょうか。

[田口委員長]
なければご意見を伺います。

[田口委員長]
ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。議案第56号・教育委員会職員人事について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]
異議なしと認め、議案第56号は原案のとおり可決することに決しました。

[田口委員長]
ここで申し訳ないのですが、少し休憩をとらせてください。

休憩午後4時35分

再開午後4時45分

このページに関するお問い合わせ

教育部 庶務課
直通電話:庶務係 042-514-8692 施設係 042-514-8698 業務サポート係 042-514-8716
代表電話:042-585-1111
ファクス:042-583-9684
〒191-8686
東京都日野市神明1丁目12番地の1 日野市役所5階
教育部庶務課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。