農業振興計画
■第2次日野市農業振興計画
日野市では今、農地と農業の担い手の急速な減少が進んでいます。この状況に歯止めをかけ、新鮮で安全な農産物を供給する日野農業の確立が課題となっています。
市では、平成16年度から25年度を期間とする第2次日野市農業振興計画を策定しました。これは第1次農業振興計画(平成9年策定)以降の社会情勢の変化により同計画を見直し、「ひのいいプラン2010」の部門計画として位置付け、「日野市まちづくりマスタープラン」と整合性を図っています。
本計画は「日野市農業基本条例」で掲げる農業セ策を進めていく上で、今後10年の指針となるものです。
計画の推進には、4つの振興目標を立て、そこから5つの振興施策を定め、17のアクションプラン(行動計画)を掲げ、着実に事業を進めていくこととしています。
◆日野農業の振興目標
「農家・市民・市が協働して都市農業を守っていこう」
・今ある農地を次世代に残していこう
・農業・農業者を理解し、みんなで応援していこう
・農家・市民・行政が協働(パートナーシップ)しながら進めよう
・農の恵を市民も享受しよう
◆日野農業の振興施策
1 安心して農業のできる環境づくり
(1) 農あるまちづくりの推進・・・農業保全地域指定 生産緑地の追加指定 遊休農地の有効活用
(2) 農地・里山の維持・活用・・・農業保全基金創設 援農による農業支援 NPOとの連携
(3) 用水の保全・活用・・・水田保全 用水ボランティア制度
2 農業の担い手と仲間づくり
(1) 農業の担い手づくり・・・認定農業者制度導入 農業後継者の育成
(2) 農家経済の安定と経営強化・・・農家経済の安定 農業施設・設備の近代化 収益性の高い農業
(3) 女性農業者の活動・仲間づくり支援・・・女性参画社会の推進 女性農業者支援 女性農業者の経営参画促進
(4) 援農制度づくり・・・日野版援農制度検討 農の学校開設 援農リーダー・援農NPO育成
3 市民と農家との交流・体験づくり
(1) 農業体験の場づくり・・・体験農業の拡大 市民農園の充実 体験型市民農園の開設
(2) 総合的な学習との連携による農業…学童・学校農園事業の充実・運営改善 食農教育推進
(3) 農家と市民の仲間づくり・・・日野農業応援団の設置 ファーマーズセンターの開設
4 安全安心な農産物づくり
(1) 安全安心な農産物づくり・・・生産履歴の公開 学校給食地元野菜等利用促進 即売会・直売所の支援
(2) 食と農業の関係回復・・・食の安全確保 地元産農産物のPR
(3) 環境型社会と環境保全型農業の育成・・・有機農業の促進 有機資源物の地域内循環
5 ひの農業ブランドづくり
(1) 日野市農産物のブランド化・・・観光農園の推進 農業文化の継承 日野ブランドづくり 道の駅の設置
(2) 市内商店街等他分野との連携・・・スーパーやコンビニとの提携 一般商店との連携 市内加工・流通による採算性向上
◆アクションプランの考え方
アクションプラン(行動計画)は、「日野農業の振興施策」の中で優先的に進めるべき17施策について、実施年度・目標、実施主体を掲げ、具体的に進めていく手順を示す。これらの施策は、「農業基本条例」の掲げる理念を踏まえ、今後5年間で、農業者、市民、行政、農協、民間・NPOなどの協働により着実に進めていきます。
施策の進行管理については農業者、市民、行政、農業団体などからなる「進行管理組織」により、事業推進プログラムを明らかにし、年度ごとにローリングしながらその実現化を図っていきます。
◆17のアクションプラン
1 安心して農業のできる環境づくり
(1) 農業を保全すべき地域を定め、農業者の発意により農業保全地域として保全します(まちづくり条例・農業保全基金)
・まちづくり条例に「農業保全に関するまちづくり条項」の位置付け
・まちづくり計画策定活動の実施
・「農業保全基金条例」の制定
(2) 農地を守るまちづくりを進めよう
・農地を残す土地区画整理
・地区計画で計画的な農地保全
・生産緑地の追加指定の継続
・遊休農地の活用
(3) 次の世代に美しい農地を引き継いでいこう
・(仮称)「美し日野農地賞」表彰
・遊休農地活用による農の景観づくり
・構造改革特区の活用
(4) 水田を残し、日野市の貴重な財産である用水を市民と農業者で守っていこう
・援農ボランティアによる水田の保全
・体験農業による水田の保全
・地域の市民ボランティアと協働し維持管理を行う
・子どもの頃から用水の歴史・大切さを学べるようにする
(5) 経営改善により日野の農業を元気いっぱいにしよう
・農業施設・設備の近代化による経営安定化
・体験型市民農園の開設推進
・新たな農業ビジネスの展開
・農家経済の安定
2 農業の担い手と仲間づくり
(1) 認定農業者制度を導入し、活力ある農業経営者を育成しよう
・認定農業者制度の検討・実施
・経営改善支援センターの設置
・市独自の支援策検討
(2) 農業の担い手を育てていこう(農業のやりやすい税制を考える)
・新規就農者支度金の創設による農業後継者(担い手)づくり
・就農相談窓口の設置
・農地基準作り検討会(農業委員会)との連携
(3) 女性農業者を支援し、日野市の農業の活力を高めよう
・女性農業者の支援
・女性農業者の経営参画と「家族経営協定」締結の促進
・消費者との交流活動の実施
(4) 援農制度を確立し、日野の農業を応援しよう
・「農の学校」開設
・産業振興課ホームページ「援農コーナー」開設
・農業支援センター開設
・援農リーダー・援農NPOの育成
・「農の学校」ファーマーズセンター内移設
(5) 「日野農業応援団」をつくり日野の農業を盛り上げよう
・日野農業応援団をつくる
・市民と農家の交流の機会をつくる
・市民農園の増設
3 市民と農家との交流・体験づくり
(1) 学校と農家の連携により学童農園を充実させよう
・学童農園や農業体験を指導する農業者との協定(覚書)・指針等の仕組みづくり
・食農教育の推進
・公園に実習田整備
(2) ファーマーズセンターを市民と農業者の交流拠点にしよう
・基本計画検討会
・実施計画策定
・建設及び運営
4 安全安心な農産物づくり
(1)市内どこでも、歩いていける所で地元農産物が買えるようにしよう
・即売会、共同直売所の新設・移転
・即売会、個人直売所の消費者・市民の支援
・農産物直売所情報の発信
・地元産野菜販売協力連絡会の設立
(2 )学校給食に地元産野菜等をもっと利用しよう
・発注・受注システム等の改善
・契約栽培の検討・実施
・地元農産物週間の創設
・日野産米の学校給食への利用促進
(3) 市民要望を農家に伝えて、農産物の生産過程の情報開示をしよう
・学校給食供給農産物の生産情報開示
・生産情報開示研究会等の設立
(4) 持続性の高い農業生産方式の導入を促進しよう
・生ごみ(残渣)と剪定枝チップ・落ち葉の堆肥化
・「エコファーマー」への支援
・市民農園等の有機栽培奨励
・有機栽培農産物の販売促進
・市独自基準のガイドライン検討のための研究会
5 ひの農業ブランドづくり
(1) 日野の特産品を商品化し、「日野ブランド」づくりを進めよう
・東光寺大根の普及と加工の研究・開発
・「平山陸稲」再発見と商品化
・ブルーベリー発泡酒など農産物の加工・商品化と特産農産物の日野ブランド化
・道の駅の設置
◆問合せ先
日野市まちづくり部産業振興課農産係
電話 042・585・1111 内線3411







