日野市長 大坪 冬彦

 

  私は、去る4月16日に執行されました日野市長選挙におきまして、市民の皆様の幅広いご支援をいただいて、引き続き二期目の日野市長の職に就くことになりました。もとより微力ではありますが、誠心誠意市政に取り組んでまいりますので、議員各位並びに市民の皆様のご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。

  市政に取り組む姿勢は、これまでとまったく変わりません。

  私は市政運営の基本を

  1. 住み慣れた地域で生き看取られる、暮らし・福祉・医療の展開
  2. 日野市の良さである恵まれた社会的・自然的資源を生かし、地域の個性を伸ばすまちづくりの推進
  3. 厳しい財政状況を踏まえた経営戦略に基づく市政の運営

の三つとしており、これらの基本をもとに、18万4千日野市民の福祉向上のため、全体の奉仕者として働いてまいります。

  そのために、市民の代表である市議会を尊重して連携を図るとともに、市民の皆様のご意見を伺い、職員の能力を生かし育て、信頼と話し合いを基本に施策を進めてまいります。

  具体的には、職住が近接し、子育てや介護に取り組みやすい、全ての世代が質の高い生活を送ることができる「ポストベッドタウン」を目指して、まちの魅力と活気を創出するために、

  • 子育て支援の充実
  • ヘルスケア・ウエルネスの推進による健康長寿のまちづくり
  • 地域包括ケアシステムの推進
  • 安全安心のまちづくりの推進
  • 「まちの高齢化」への対応(公共施設の更新)
  • 企業立地支援による市内雇用の創出
  • 第三次農業振興計画アクションプランの推進
  • 市内商業の振興
  • 緑と清流の保全
  • 産官学金連携協力による生活課題の産業化と新しい産業創出
  • 地域コミュニティの活性化
  • 東京2020オリンピック・パラリンピックを活かしたまちの賑わいの創出

などの施策を推進してまいります。

  今議会において、早急に対応する課題として、

  1. 子育て支援の充実と子どもの貧困対策として、スーパーひのっち「なつひの」の拡充及び子どもの医療費助成の充実
  2. 安全安心のまちづくりの推進として、消防団員報酬等の引き上げ及び消防団の装備の充実
  3. 都市農業の振興として、JA東京みなみが開設する農産物直売所への支援
  4. 浅川南側地域の賑わいの創出として、新南平体育館の基本設計の実施
  5. 人とまちの高齢化への対応として、新火葬場基本構想の策定

等を補正予算(案)に計上させていただきました。

  今後は、2025年問題、2040年問題という言葉に象徴されるように人口減少・高齢化がさらに進んでいきます。税収の減少・社会保障費の増大、公共施設の老朽化に伴う更新費用の増大など、財政状況が一層厳しくなる将来に向け、更なる行財政改革に取り組んでまいります。その上で諸力融合の力で市民一人ひとりが主役となる「ポストベッドタウン」を実現するため、市政運営の先頭に立ってまいります。

  日野市議会の議員各位並びにすべての市民の皆様のご支援、ご協力を重ねてお願い申し上げ、就任の挨拶及び所信とさせていただきます