就任挨拶と所信表明

 

日野市長 大坪 冬彦

 

 私は4月14日に執行された日野市長選挙におきまして、市民の皆様の幅広いご支援をいただき、第6代目の日野市長の要職に就任いたしました。

 もとより微力ではありますが、誠心誠意市政に取り組んでまいりますので、議員各位並びに市民の皆様のご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。

 本日は市長に就任してから初めて迎える定例議会本会議に当たり、所信の一端を申し述べさせていただきます。

 議員各位並びに市民の皆様には、今後の市政運営へのご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

市政運営の基本

 ここ16年間の馬場市政を継承しながら、新しい日野市の未来を拓きたいと思います。

 私は市政運営の基本を

(1) 住み慣れた地域で生き看取られる、暮らし・福祉・医療の展開

(2) 日野市の良さである恵まれた社会的・自然的資源を生かし、地域の個性を伸ばすまちづくりの推進

(3) 厳しい財政状況を踏まえた経営戦略に基づく市政の運営

 の三つとしてまいります。

 

 これらの基本をもとに、17万8千市民の福祉向上のため全体の奉仕者として働いてまいります。そのために、市民の代表である市議会を尊重して連携を図るとともに、職員の能力を生かして育て、信頼と話し合いを基本に施策を進めてまいります。

 具体的には、健康長寿を基本として、介護や医療を受けることなく、元気で健康に生き続けられるための予防施策を推進し、今まで福祉の対象とならなかった方々にも支援が届くような努力をしてまいります。

 日野市の特徴である水と緑の豊かな自然や、都内でも有数の観光資源を活用し、農・工・商・観光でつながるまちおこしを行ってまいります。今年の市制施行50周年記念事業と東京多摩国体の開催は、そのための良いきっかけづくりとなります。

 大手企業工場撤退後の跡地利用についても、日野市の地域の個性を伸ばすまちづくりの戦略の中で考えてまいりたいと思います。

 国道20号日野バイパスの延伸と圏央道との接続を推進し、幹線道路ネットワークを完成することで地域経済の活性化を目指します。

また、災害に強いまちを目指し、公共施設を含め市内建築物の耐震化を推進するとともに、地域防災体制を強化して大震災に備えます。

 

 これらの施策を推進するために、長期的な市政の方向付けを担う「地域戦略室」の設置と、今後の個性ある地域づくりを目指す出発点を確認する「水都・日野 水辺のある風景50選」事業経費も今回の補正予算案に計上させていただいております。

 

  いずれにいたしましても、厳しい財政状況だからこそ公民協働の推進と、行政の守備範囲の見直しが必要であります。その上で「みんなの知恵と力で日野の未来を拓こう」のスローガンのもと、市政運営の先頭に立ちます。

 

 日野市議会24名の議員各位並びにすべての市民の皆様のご支援、ご協力を重ねてお願い申し上げ、就任の挨拶及び所信とさせていただきます。