東京都火災予防条例により、住宅を新築及び改築する場合は平成16年10月から、既存の住宅については平成22年4月から住宅用火災警報器の設置が義務づけられています。

 日野消防署で作成した資料を参考に、Q&Aを作成しました。

Q1 どこに設置すればいいのですか?

 全ての部屋、台所、階段に設置してください。なお、浴室、トイレ、洗面所、納戸などは含まれません。 

Q2 階段部分はどこに設置すればいいのですか?

 3階建てなら3階と1階、2階建なら2階に設置します。吹き抜けの場合は、壁につけて下さい。 

Q3 台所とリビングが一体の場合は、どこにつければいいのですか?

 台所とリビングの境界部分に高さ60センチ以上の梁(はり)がなければ、どちらか一方に設置してください。 

Q4 天井用と壁用とでは、どちらが有効ですか?

A4 それぞれ正しい位置に設置すれば有効性に差はありません。 

Q5 取り付ける場所について注意することはありますか?

 暖房器具の近くなど燃焼性粒子の発生する場所や、換気扇、扇風機、エアコンの近くの設置は避けましょう。また、ほこりや虫の多い場所への設置は避けましょう。結露しない場所に取り付けて下さい。 

Q6 設置の免除はありますか?

 スプリンクラー設備、または自動火災報知設備が設置されている場合は、設置を免除されます。 

Q7 手入れはどうすればいいのですか?

 汚れた場合には、中性洗剤を浸して十分に絞った布で警報器の汚れをふき取って下さい。なお、この時に熱感知部分や煙流入口に触れないように注意してください。 

Q8 煙式火災警報器はタバコの煙でも作動しますか?

 タバコの煙は、通常の使用であれば天井に滞留しにくいので、火災警報器は作動しません。ただし、狭い部屋や大人数で長時間たばこを吸い続けると作動することがあります。 

Q9 煙式火災警報器は調理中の煙による誤作動はしないのですか?

 煙式火災警報器を台所に設置した場合で、換気状態が悪い場合や魚などを焼いて大量の煙が発生した場合には、火災警報器が作動することがあります。住宅用火災警報器を台所に設置する場合は、調理の煙が直接当たらない場所を選ぶほか、換気扇を回すようにしてください。台所に設置する場合は、熱式火災警報器を設置することも可能です。 

Q10 くん煙式殺虫剤(バルサン等)で煙式火災警報器は作動しますか?

 煙式火災警報器はくん煙式殺虫剤の利用などで作動しています。これらを利用する場合は火災警報器をビニールなどで覆い、電池式の場合には電池や本体を取り外すなどして対応してください。 

Q11 住宅用火災警報器を設置することで火災保険の特典はあるのか?

 保険会社には、住宅用火災警報器を設置している家庭に対して、その家の火災保険の保険料の割引サービスを行っているところがあります。 

Q12 NSマークってなんですか?

 日本消防検定協会が消防用機械器具の構造、材質、性能などについての試験を行い、技術上の基準に適合した製品に添付されているマークです。NSマークが添付されている製品の購入を推奨いたします。 

Q13 住宅用火災警報器の販売場所・価格について教えてください。

 住宅用火災警報器は、防災設備業者、電気屋、ホームセンター、量販店等で販売されております。また、インターネットでも購入できるものがあります。価格は、機種、機能、性能によって違いはありますが、概ね3,000円から8,000円程度です。 

Q14 住宅用火災警報器の電源方式には、どんなものがありますか?

 AC電源方式(交流)と電池方式があります。

AC電源方式

アダプタ方式

住宅用火災警報器についている電源コードをコンセントに接続するものです。

その他

直接方式と共通ベース式があります。いずれも電気配線工事が必要です。

電池方式

電池の種類としては、9V型と単3型、リチウム電池があります。(定期的に電池を交換してください。電池の寿命は仕様書に書いてあります。) 

Q15 住宅用火災警報器の電池の寿命はどれくらいですか?

 電池の種類によってさまざまですが、概ね1年から10年までのものがあります。なお、住宅用火災警報器本体の交換の目安は、概ね10年くらいといわれています。