百草台小学校・三沢台小学校統合計画 アーカイブ
平成19年6月
日野市立学校統合計画
(百草台小学校・三沢台小学校)
日野市教育委員会
1 目的
この計画は、日野市立学校適正規模・適正配置等の基本方針に基づき、百草台小学校と三沢台小学校の統合を円滑に進めるための基本的事項を定めることを目的とする。
2 統合の必要性
現在、日野市では、学校の適正規模・適正配置の観点から学校統合を進めている。
学校は、教科学習の場であるとともに、社会性を培う場でもある。これらは集団活動を通してその成果をあげており、そのためには、学校は一定の規模があることが望ましい。
6年間同一クラスとなる全学年単学級という状況は、社会性を高める機会や発達段階に応じた多様な学習の機会に影響を及ぼす。
百草台小学校は、平成8年度から単学級の学年が生じ、15年度からは全学年単学級となった。平成18年度の普通学級の児童数は98人になっている。
一方、三沢台小学校は、平成7年度から16年度まで単学級が生じていたが、18年度は全学年2学級、児童数は347人になっている。
日野市立学校適正規模・適正配置等検討委員会の答申において、小規模校にも一定のメリットはあるが、小学校の適正規模は1学年3学級程度とされており、両校が統合することで、より適正規模に近い学校となることが見込まれる。そこで、学校本来の持つ集団的機能の確保と充実を図るため、両校の統合を進めるものとする。(両校の児童数は平成18年12月1日現在)
3 計画策定の経過
百草台小学校と三沢台小学校の統合については、日野市立学校適正規模・適正配置等検討委員会からの答申と、これに沿ってまとめられた教育委員会の基本方針を受け、平成17年7月に学校統合計画(素案)を作成し、同月24日から説明会に入った。以来、平成18年12月までに20会場で説明会を開催した。
この学校統合計画は、説明会等で出された意見・要望等も検討・整理した上で、必要な部分について学校統合計画(素案)を修正し、策定したものである。
4 計画の内容
(1) 統合
・百草台小学校と三沢台小学校を統合する。
・統合後の学区域は、現在の百草台小学校と三沢台小学校の学区域を合わせた区域とする。
・統合は、平成20年4月1日に実施する。
(2) 校舎
・本校舎は三沢台小学校を使用する。使用にあたっては、教育環境を整えるため、大規模改修を行うとともに、不足する教室等を増築する。
・工事は、平成20年度の1年間で実施する。この間の仮校舎は百草台小学校とし、必要な改修を加えて使用する。
(3) 新校
・新校は、両校の特色や実績を引き継ぎ、次のような構想により学校づくりを進める。
・保護者・地域の協力を得て「地域に開かれた学校」をつくる。
ア 地域の人達や自然環境を生かし、授業の充実を図る。
イ 地域の人との交流を通して人としての生き方を学ぶ。
・障害のある人に優しく、防犯上も安全な学校をつくる。
ア エレベーターを設置し、段差を少なくしてバリアフリー化を図る。
イ 学校管理員が校内巡回をするとともに、防犯カメラを増設し、防犯用品を備える。
・個に応じた教育を推進する学校をつくる。
ア 算数・理科等における少人数指導の実施により、基礎・基本の学習から発展的な学習まできめ細かな指導を行う。
イ パソコンや映像機器などの教具・教材及びパソコン室等の充実を図り、児童の調べ学習や課題解決の学習、学び合いの学習への環境を整備する。
・児童にとって、心の居場所・快適空間のある学校をつくる。
ア スクール・カウンセラーの派遣日数を増やし、心の相談室設置などの充実を図り、保護者と連携して悩みを持つ児童へ対応する。
イ 木の香りがする、ぬくもりのある教室をつくる。
ウ 清潔で明るく使いやすいトイレをつくる。
エ 校庭の芝生化や屋上の緑化を検討する。
オ 直結給水方式により、安全でおいしい水を提供する。
・地域コミュニティや防災の拠点としての役割がより一層果たせる学校をつくる。
(4) その他
・百草台小学校の通級学級は、平成21年度に南平小学校に移転する。三沢台小学校の心身障害学級については、新校に設置する。
・通学路については、関係機関と協議し、児童の安全確保に向けて整備する。また、登下校時の子どもたちの安全については、保護者や地域の協力を得て、見守り活動を推進する。
仮校舎使用期間における遠距離通学児童(おおむね2キロメートル)については、通学バスを運行する。経路、乗降場所等は、今後検討する。
・新校の学童クラブは新校の敷地内に設置する。仮校舎期間は、仮校舎敷地内に設置する。
・統合前の1年間、集会活動や行事などを通して両校の交流事業を実施する。
・新校の教職員配置については、両校の現教職員を軸に行う。
5 学校統合協議会
統合の円滑な推進を図るため、保護者・地域住民及び学校関係者等の方々と共に学校統合協議会を設置する。構成員及び協議項目等は次のとおりとする。
(1) 構成員
両校の校長、副校長、教職員、保護者、地域住民(自治会等地域代表、青少年委員、地区育成会委員、民生・児童委員等)、教育委員会職員、合計21人以内
(2) 協議項目
新校の内容、校名の選定、校歌、校章、両校の交流事業、通学路の安全(通学バスを含む)、その他統合に伴う必要事項
(3)学校統合協議会の事務局は、教育委員会が担当する。
6 統合の日程(予定)
【保護者説明会等】 平成18年4月から
【学校統合協議会】 平成19年から
【両校交流事業】 平成19年から
【本校舎(三沢台小)大規模改修設計】 平成19年5月頃
【仮校舎(百草台小)教室改修工事】 平成19年7月から
【統合校発足、仮校舎で授業】 平成20年4月から
【本校舎増築・耐震補強・大規模改修工事】 平成20年5月頃
【本校舎使用】 平成21年4月から
7 百草台小学校の跡地利用
引き続き地域の避難場所として位置づけるとともに、体育館と校庭は地域へ開放していく。今後、日野市全体の公共施設の利用計画との調整を図るとともに、地域住民の意見を聞きながら、地域コミュニティの拠点としての有効活用を検討していく。
登録日: 2005年8月19日 / 更新日: 2010年7月28日







