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消費生活相談室から  「裏バイト」情報を見て出かけたが  

問 小遣いが無くなったのでウェブ上で「裏バイト」を検索し電話をしてみた。担当者と会って説明を受けただけで3万円がもらえたが、仕事というのは学生ローンを借りることらしいので心配。(20歳 学生)

 20歳前後の人が小遣いほしさに安易に怪しい話に飛びつく例が目立ちます。これまでにも似たような相談がありました。「何十万もの学生ローンを借り、手数料として1割をもらい残額を相手に渡した。ローンの契約書も持っていかれた。相手は借用書を書いてくれたが信用できるか?」というものでした。

 冷静に考えればこれは仕事でも何でもなく、自分名義の学生ローンの一部だけを手にして大半を見知らぬ人に渡したということがわかるはずです。手元には借用書だけが残っているというわけです。数万円を手にして喜んだのもつかの間、ローン会社から高金利を含めた返済の請求が来ることになります。返済しようにも「裏バイト」の業者に渡してしまったので返すことができません。このケースでは親に事情を話してとりあえず学生ローンを返済してもらいました。業者の連絡先はわかっていたので何度も電話をして「返せ、返せ」と督促をかけて、少しずつ返済させている途中ですが全額返してもらう見通しは立っていません。少しずつでも返す姿勢を見せると詐欺の立証もむずかしくなります。こちらが根負けするのを待っているとしか思えないのです。

 質問の方には、非常に危険なのでこの話は断り、受け取った3万円を返すよう助言しました。

日野市消費生活相談室(電話番号 042・581・3556)

登録日: 2006年5月17日 / 更新日: 2012年4月4日
このページの場所: http://www.city.hino.lg.jp/index.cfm/198,22359,317,1893,html
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